カトリック‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【カトリック教会】
ローマカトリック教会のこと。公教会。
カトリック教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 04:21 UTC 版)
注釈
- ^ この場合は現在のカトリック教会と正教会を含む。
- ^ 東方教会ではこの言葉に由来して、総主教や首座主教などが持つ「カトリコス(英: Catholicos)」という称号がある。
- ^ 原典は古代ギリシア語: Εἰς μίαν, ᾱ̔γίαν, καθολικὴν καὶ ἀποστολικὴν Ἐκκλησίαν, ラテン文字化: Eis mian, hagian, katholikēn kai apostolikēn Ekklēsian;現代ギリシア語: Εις μίαν, αγίαν, καθολικήν και αποστολικήν Εκκλησίαν, 発音 [is ˈmian aˈʝian kaθoliˈkin ce apostoliˈkin ekliˈsian]
- ^ 西方典礼とほぼ同義語。第2バチカン公会議後の1969年に発布された「新しいミサ」の導入まで、東方典礼カトリック教会を除くローマ・カトリック教会は、ミサなどの典礼を世界中で全てラテン語で行っていた。
- ^ 中世には「来世の裁き」の観念が発達し、最後の審判を描く図像には天国の場所に神が裁判官として座し、マリアや聖人たちが仲介者として周りを囲んでいた[8]。
- ^ 神の母という信仰は、3世紀初めからアレクサンドリアの教父によって行われている。428年、ネストリオスはこれに反対し「キリストの母」と呼ぶべきだと唱えて、激しい論争が起こった[9]。
- ^ 『マタイによる福音書』の第16章18-19節の箇所にのみ出てくる、ペトロはイエスより天国の管理人に任命されたとされる[10]。
- ^ これらの教義は1992年に『カトリック教会のカテキズム』(CCC) として教皇庁により編纂され、順次各国語に翻訳されている。これは、いわゆるローマ・カトリック教会だけでなく東方典礼カトリック教会の規範にもなっている。なお、イエズス会、フランシスコ会などはローマ・カトリック教会の組織内部の修道会であり、教義(カテキズム)については同じであるため、「イエズス会派」「フランシスコ教団」などと呼んだりプロテスタントの各教派と同列に扱うのは誤りである。
- ^ 教皇#地位と権威参照。
- ^ 中世には「来世の裁き」の観念が発達し、最後の審判を描く図像には天国の場所に神が裁判官として座し、マリアや聖人たちが仲介者として周りを囲んでいた[14]。
- ^ 『マタイによる福音書』の第16章18-19節にある「天国の鍵」の記述の中で、ペトロが天国の管理人をするところの教会を、イエスは「自分の教会」と言ったという記述がある[15]。
- ^ 主日のミサは、日曜日だけでなく前日の土曜日の夜のミサも含む。
- ^ カトリック教会では、聖母マリアや諸聖人を神として敬っているわけではないため、「マリア崇拝」等と称するのは誤りである。
- ^ ガリレオは、ニコラウス・コペルニクス、ヨハネス・ケプラー、アイザック・ニュートンと並び、科学革命の中心人物とされている。
出典
- ^ 八木谷涼子 『なんでもわかるキリスト教大事典』p.58、朝日新聞出版 9784022617217
- ^ DOGMATIC CONSTITUTION ON THE CHURCH LUMEN GENTIUM The Holy See(バチカン公式サイト)
- ^ 小高毅 よくわかるカトリック-その信仰と魅力 教文館 2002.15.May p.10
- ^ “教会への愛、教会における責任” 2018年4月10日閲覧。
- ^ Paul Kwong; Philip L. Wickeri (2015), “Chapter18: Sheng Kung Hui - The Contextualization of Anglicanism in Hong Kong”, in Mark David Chapman; Sathianathan Clarke; Martyn Percy, The Oxford Handbook of Anglican Studies, Oxford University Press, ISBN 978-0198783022(英語)
- ^ An Introduction to the Christian Orthodox Churches, By John Binns, page 28 [1]
- ^ 小高毅『よくわかるカトリック-その信仰と魅力』(教文館 2002年(平成14年)5月15日)p.10
- ^ 岩波キリスト教辞典、P.779
- ^ 岩波キリスト教辞典、P.767
- ^ 岩波新約聖書2004年P131
- ^ “偶有性とは - コトバンク”. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “全実体変化”. 護教の盾 (2014年5月2日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ 『カトリック教会のカテキズム』194,195 (p65) ISBN 4877501010
- ^ 岩波キリスト教辞典P779 天国の項目 安發和彰
- ^ 岩波新約聖書2004年(平成16年)、P.131
- ^ 『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』175頁
- ^ “東京大司教区に補佐司教任命”. カトリック中央協議会 (2004年12月2日). 2005年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月17日閲覧。
- ^ 『カトリック教会の教え』251-254頁
- ^ “ANNUARIUM STATISTICUM ECCLESIAE: Published for 2000”. 2015年9月4日閲覧。
- ^ カトリック教会のカテキズムより。(『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』137頁、カトリック中央協議会 ISBN 978-4-87750-153-2)
- ^ “結婚の神秘” 2018年4月6日閲覧。
- ^ “オプス・デイへの召し出し” 2018年4月6日閲覧。
- ^ 『カトリック教会の教え』252頁
- ^ クリスチャン神父のQ&A - カトリック松原教会 - 2014年(平成26年)10月31日閲覧
- ^ COMMON CHRISTOLOGICAL DECLARATION BETWEEN THE CATHOLIC CHURCH AND THE ASSYRIAN CHURCH OF THE EAST The Holy See(バチカン公式サイト)
- ^ 教皇庁教理省 (2007年6月29日). “教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答”. カトリック中央協議会. 2013年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月17日閲覧。
- ^ “主の祈り 日本聖公会/ローマ・カトリック教会共通口語訳”. カトリック中央協議会. 2012年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月17日閲覧。
[続きの解説]
「カトリック教会」の続きの解説一覧
「カトリック教会」の例文・使い方・用例
- カトリック教会
- カトリック教会は離婚に反対している。
- 教皇はローマカトリック教会の長である.
- ラテン式典礼の教会, ローマカトリック教会.
- (ローマ)カトリック教会.
- カトリック教会において、聖体を受ける
- カトリック教会は法王を無謬であると考える
- ローマカトリック教会の礼拝と儀式に対する侮辱的言葉
- 聖職者(例えばローマカトリック教会の聖務日課書)によって毎日復唱される規範的な祈り
- ローマカトリック教会で埋葬ミサの前に復唱したり、歌ったりする儀式
- ローマカトリック教会における礼拝で、以前は午後3時(日の出から数えて9時間目)に読んだりあるいは詠唱したが、現在は幾分早くなっている
- ローマカトリック教会の聖水をためておく水鉢または他の容器
- ローマカトリック教会
- 教皇グレゴリー1世の、教皇グレゴリー1世に関する、または、ローマカトリック教会の単旋聖歌の詠唱に関する
- 蓋然論のローマ・カトリック教会の原理の、または、それに関して
- ローマカトリック教会の盛式ミサで聖職者に身に着けられる礼服
- 彼が信頼または道徳について話す際に神がローマ法王を過失から保護するローマカトリック教会の信念
- 彼はカトリック教会の間違いを否定する
- キリストが神の子であり人間のイエス(それは、キリストが完全に神であるというローマ・カトリック教会の教義に反対である)である神学上の教義(ネストリウスの名をとって名づけられる)
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