し‐さい【司祭】
しさい 【司祭】
司祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 04:55 UTC 版)
司祭(しさい、英語: Priest、ラテン語: Sacerdos, Presbyter、ギリシア語: Ιερέας, Πρεσβύτερος)とは、キリスト教における聖職者の位階の一つ。正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会に存在する。
- ^ 日本基督教団などにおいて[1]。聖職位ではなくあくまで「資格」であり、概念は司祭(Priest)とは全く異なる。
- ^ 聖公会における「牧師」の概念および原語(Rector, Vicar)はプロテスタントの牧師(Pastor)とは異なり、一個教会の司牧責任者たる司祭または主教のことを指す。
- ^ 聖公会における「牧師(Rector, Vicar)」が一時的な「役職」であるのに対して、プロテスタントにおける「牧師(Pastor)」は基本的には一生保たれる、「職位」に近い面もある[2][3]。
- ^ コンスタンティノープル総主教庁系列などの一部の正教会では輔祭の敬称としても用いられる[4]。
- ^ 聖公会の司祭やプロテスタント教会の牧師が「先生」という敬称で呼ばれるのはあくまで口頭の呼びかけなど非公式な敬称であるが、カトリック教会において神父という敬称は公の文書などにも用いられる正式な敬称である[5]。
- ^ a b かしこまった文書において、名前の後に敬称として付加する。
- ^ 英語圏では神父を意味する「Father」という敬称は比較的広く使われる[6]が、日本では稀で、修道司祭を神父と呼ぶケースにほぼ限られる[7][8]。
注釈
- ^ a b 妻と死別した後、修道士になり、コンスタンディヌーポリ総主教となり、のち列聖された例:アラスカのインノケンティ、コンスタンディヌーポリ総主教イオシフ1世(St. Joseph I, Patriarch of Constantinople (1283))
出典
- ^ “教規 -第5章- - 日本基督教団公式サイト”. 2021年3月6日閲覧。
- ^ 川又俊則「宗教指導者の「老後」 : 現代日本のキリスト教界を中心に」『鈴鹿国際大学紀要』第13号、鈴鹿国際大学、2006年、 87-98頁、 ISSN 13428802、 NAID 110006424710、2021年11月1日閲覧。
- ^ 川又俊則「宗教指導者の「老後」 : 現代日本のキリスト教界を中心に」『鈴鹿国際大学紀要』第13号、鈴鹿国際大学、2006年、 87-98頁、 ISSN 13428802、 NAID 110006424710、2021年10月18日閲覧。
- ^ “Etiquette and Protocol”. Greek Orthodox Archdiocese of America. 2009年3月21日閲覧。
- ^ “主任司祭からのメッセージ”. カトリック高輪教会 (2019年4月). 2021年10月16日閲覧。
- ^ a b “Clergy & Staff” (英語). St. Aidan's Episcopal Church. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “信徒の働きを生かす英国の教会”. 日本聖公会 管区事務所 (2003年11月5日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “一つの修女会の発展的解消”. 日本聖公会 中部教区 (2014年7月1日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ 長司祭ジョン・メイエンドルフ著 訳者複数『正教会の結婚観』78頁 - 82頁(「一五 結婚した聖職者」)、1993年、東京正教神学院同窓会発行
- ^ “林間聖バルナバ教会”. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “성공회, 성직자, 호칭, 복장, 교회 성장(聖公会、聖職者、呼称、服、教会成長)”. 성공회 질문 답변(聖公会質問回答) (2001年1月21日). 2021年10月14日閲覧。
- ^ “26일 은퇴하는 ‘첫 여성사제’ 민병옥 신부(26日に引退する「初の女性司祭」閔丙玉神父)”. 서울신문(ソウル新聞) (2011年4月13日). 2021年10月14日閲覧。
- ^ かたち-聖職者と修道士:日本正教会 The Orthodox Church in Japan
- ^ 公祈祷講話、p12 - p13
- ^ 公祈祷講話、p121
- ^ 公祈祷講話、p123 - p124
- ^ 堀江復訳、平成19年12月(現代語訳)『教会法学略記 現代語訳』p5
- ^ ロスチスラーヴォフ(1808~1877) ロシア正教の白僧(在俗司祭)と黒僧(修道司祭)について 全2巻
- ^ 信徒のQ&A(カトリック甲子園教会)
司祭(ビショップ)
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司祭(メリー・ルー)
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「司祭」の例文・使い方・用例・文例
- 司祭は教会に集まった信者たちを祝福した
- 司祭はたいへん感銘深い説教をした
- 彼は10年前に司祭になった
- 司祭は金色の上祭服を着ていた。
- 司祭はミサ典書を開いた。
- 司祭は顕示台を祭壇に置いた。
- 夫人は涙でいっぱいの目で司祭に告白した。
- 白衣を着ているあの男性がこの教会の司祭である。
- 司祭は私に彼の祝福を与えた。
- 彼は黒い服を着ていたので、司祭のように見えた。
- 司祭は彼らを夫婦であると宣言した。
- 司祭は彼らを夫婦であることと宣言した。
- 司祭は新しく建てられた教会を祝福した。
- 司祭は幸せな2人の結婚を祝福した。
- 司祭は会衆一同を祝福した。
- 司祭は我々に祝福をと祈った。
- 司祭はミサの終わりに会衆を祝福した。
- 司祭は2人の結婚を祝福した。
- その司祭は人前では真面目な振りをする。
- その司祭は病気の男の身代わりになった。
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