典礼とは? わかりやすく解説

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てん‐れい【典礼】

読み方:てんれい

定められ儀礼儀式。「即位の—」

特に、キリスト教の教会が行う公の礼拝儀式


典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 02:07 UTC 版)

典礼(てんれい)とは、定まった儀式・儀礼あるいはこれを司る役である[1]。通常はキリスト教カトリック教会)のそれを指すことが多いが、釈奠典礼とも呼称される儒教の祖孔子を祀る儀礼である釈奠なども一般に典礼と呼ばれる[2][3][4]


注釈

  1. ^ カトリック教会では、洗礼堅信聖体ゆるし病者の塗油叙階結婚の「七つの秘跡」を定めている。
  2. ^ カトリック教会では、カトリックの洗礼を受けた信者同士の結婚式のみが「結婚の秘跡」に該当し、結婚当事者のどちらか一方がカトリック信者でない結婚式は、秘跡とはならない。

出典

  1. ^ 新村出編『広辞苑 第五版』岩波書店2004、「典礼」
  2. ^ 新村出編『広辞苑 第五版』岩波書店2004、「釈奠」
  3. ^ 用例
  4. ^ 用例
  5. ^ カトリック教会のカテキズムカトリック中央協議会ISBN 487750-1010、337頁
  6. ^ 『カトリック教会の教え』カトリック中央協議会、ISBN 9784877501068、170頁
  7. ^ 世界キリスト教情報■第941信世界キリスト教情報


「典礼」の続きの解説一覧

典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:46 UTC 版)

第2バチカン公会議」の記事における「典礼」の解説

この公会議の後、外見的な部分教会変わった人々実感させたのは典礼の改革であった。この精神は『典礼憲章』にくわしい。教会は典礼においてすべての人が積極的にこれにかかわることが求められるとして、多く改革実行した。たとえばそれまでほとんどラテン語行われていたミサおよび典礼の諸儀式各国語行われることになった。また司教判断のもとに(全世界一様でなく)その地域文化根ざした典礼のあり方模索されることになった。(典礼の見直しともなって、レクイエム・ミサにおける続唱「怒りの日」など)も廃止された。歌詞の内容あまりにも最後の審判への不安や恐怖強調しすぎており、本来のキリスト教精神から遠いというのが理由であった。)

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典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 01:45 UTC 版)

アタナシウス・シュナイダー」の記事における「典礼」の解説

シュナイダートリエント・ミサ強力に推進している。シュナイダー司祭が「無造作表面的な、ほとんど娯楽的なスタイル」の典礼を用いていることを非難し、典礼は「美しさ敬意をもって行われなければならない述べたシュナイダーによれば、「典礼は時代超越しており、時代嗜好によって典礼を変えることは出来ない」という。 また、ビザンティン典礼のミサ何度も捧げており、「尊敬畏敬の念超自然的な精神崇拝満ちている」と称賛している。 シュナイダー新型コロナウイルス感染症パンデミックの間の教会閉鎖批判し、他の多く施設営業続けていたことを指摘し衛生的な手順守られ混雑制限するために追加ミサ提供されれば、教会安全に開き続けることができると提案した

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典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 09:14 UTC 版)

ハシディズム」の記事における「典礼」の解説

殆どのハシド派は、アイザック・ルリアの革新基づいてアシュケナージセファルディの典礼の混合物であるヌサッハ・セファードの変種使用している。バアル・シェム・トヴァは安息日前夜金曜日奉仕2つの節を追加した。 ハシディムは東ヨーロッパ背景反映して礼拝目的ヘブライ語アラム語アシュケナージ発音使用している。言葉のない、感情的なメロディー、ニグニムはよく見られます。 ハシディムは、カバナ献身意思重視しており、非常に長く繰り返している傾向がある。一部王朝は、祈り実施しなければならない伝統的な特定の時間をほぼ廃止している。精神的な浄化のための男性による儀式浴は毎日行われ、他の正教会ユダヤ人よりもはるかに高い率である。

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典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 15:06 UTC 版)

「怒りの日」記事における「典礼」の解説

現在、レクイエム・ミサのセクエンツィアでは用いられるが、ローマ・ミサ典礼書(英語版)(1970年)では使われない「怒りの日」には、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトジュゼッペ・ヴェルディなどの有名な曲があり、その重要な役割はよく知られているが、第二バチカン公会議以降通常のミサでは使われなくなった。ただし、レクイエムアドベント聖歌では現在も使われるまた、ラテン語を典礼に使う伝統カトリックはこれを用いている。

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典礼(祈りのスタイル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 10:16 UTC 版)

テゼ共同体」の記事における「典礼(祈りスタイル)」の解説

現代代表する哲学者一人であるポール・リクールは、テゼ祈り方法はその信仰そのまま表しており、人々人間存在深みにある善良さを、(哲学神学という言語ではなく)「典礼」という言語によって、祈りの中で体験できる語ったテゼ行われている典礼(祈りスタイル)とその背景については、「テゼの典礼:「共同祈り」の歴史構造意義」(打樋 2011年)に詳しく述べられている。

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典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 03:06 UTC 版)

カトリック聖カタリナ教会」の記事における「典礼」の解説

現在は通常ロシア語ミサが行われている。また土日には英語、ドイツ語スペイン語などでのミサ行われている。大変音響がいい教会で、聖書朗読説教周囲の壁からの音響とともに聞こえる。

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典礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 06:56 UTC 版)

灰の水曜日」の記事における「典礼」の解説

この日の典礼では、前年枝の主日聖週間初日となる主日、すなわち復活祭1週間前)に使用され棗椰子なつめやし)または棕櫚(しゅろ)のなどを、最近では3日前の日曜日不要になった木製十字架などを集めて燃やした灰の「祝別式」と「塗布式」が行われる。 祝別式とは、この灰を前に神に祈り聖別することを指す。 塗布式とは灰の水曜日ミサ礼拝)で、司式者が信者各自の額に灰の十字記し塗り付け)、例え聖公会では司式者が祈祷書にある「あなたはもともと土から生まれたので、まもなく土に返る。 だから罪を悔い改めてイエス教え立ち返りなさい。」と言いながら祈ることを指す。 この儀式後、各信者は額に灰の十字付けたまま教会から出て、外を歩き通常(しばらくは)額に記され十字を自ら拭い去ることはない。

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典礼

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 09:05 UTC 版)

名詞

てんれい

  1. 一定儀式

発音(?)

て↗んれー

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