典礼問題とは? わかりやすく解説

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てんれい‐もんだい【典礼問題】


典礼論争

(典礼問題 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 07:25 UTC 版)

典礼論争(てんれいろんそう)は、17世紀から18世紀カトリック教会内で、中国の伝統文化(典礼)とキリスト教の間のバランスをどのように取るかという問題を巡って行われた一連の論争のこと。


  1. ^ 後藤末雄 『中国思想のフランス西漸』 1巻、平凡社東洋文庫〉、1991年、5頁。 
  2. ^ 後藤末雄 『中国思想のフランス西漸』 1巻、平凡社〈東洋文庫〉、1991年、12頁。 
  3. ^ 『中国思想のフランス西漸』1 pp. 105-107


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典礼問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/16 20:14 UTC 版)

ニコロ・ロンゴバルド」の記事における「典礼問題」の解説

マテオ・リッチ儒教について融和的考え持っており、儒教でいう「上帝」をキリスト教の神の意味用いた。しかし、後継者ロンゴバルドや、日本宣教した経験をもつジョアン・ロドリゲスリッチ方式反対であった1623年-1624年ごろロンゴバルドは「上帝天神霊魂ほかの中国語術語に関する論争についての短い解答」という論文をまとめた。この文章非公開だったが、後にイエズス会方針反対するドミニコ会ドミンゴ・フェルナンデス・ナバレテによる1676年著書の一部として、そのスペイン語訳出版された。さらに、17世紀末のヨーロッパで典礼論争激しくなると、パリ外国宣教会のルイ・シャンピオン・ド・シセが同書1701年フランス語翻訳して出版した。この書物ゴットフリート・ライプニッツ影響与え、「中国自然神学中国哲学についてド・レモン氏に宛てた書簡」を生むことになった

※この「典礼問題」の解説は、「ニコロ・ロンゴバルド」の解説の一部です。
「典礼問題」を含む「ニコロ・ロンゴバルド」の記事については、「ニコロ・ロンゴバルド」の概要を参照ください。

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