高家とは? わかりやすく解説

こう‐け〔カウ‐〕【高家/豪家】

読み方:こうけ

格式の高い家。由緒正し家柄また、権勢のある家柄名門摂関家武家名族をいう。

後ろだてとする権勢また、その権勢借りていばること。

大将殿をぞ—には思ひ聞こゆらむ」〈源・

頼みするところ口実よりどころ

「ただ老いを—にて答(いら)へ居る」〈宇治拾遺・九〉

江戸幕府職名伊勢日光への代参勅使接待朝廷への使い幕府儀式・典礼関係などをつかさどった足利氏以来名家吉良武田畠山織田六角家などが世襲禄高少なかったが、官位大名準じて高かった

[補説] 「豪」の漢音も「こう」であることから「豪家」の漢字当てられ、「ごうけ」と読まれることも多い。

「高家」に似た言葉

高家

読み方:コウケ(kouke)

江戸幕府儀式・典礼つかさどった名家


高家

読み方:コウケ(kouke)

所在 岩手県九戸郡軽米町


高家

読み方:タイエ(taie)

所在 奈良県桜井市


高家

読み方:タイエ(taie)

所在 和歌山県日高郡日高町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

高家

読み方
高家たかいえ
高家たかけ
高家たかや

高家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/21 08:39 UTC 版)

高家(こうけ)は、格式の高い家、権勢のある家柄のこと。由緒正しい家。名門


  1. ^ 『保元物語』では、武士団の分類を「源氏平氏か(武蔵七党など)高家か(秩父氏など)」と4つに区別している。
  2. ^ 鈴木棠三広田栄太郎編『故事ことわざ辞典』(東京堂出版、36版1968年)p.321.出典『風俗文選』。


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