藩とは?

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はん [1] 【藩】

〔「かき」 「かこい」、また、王室守りとなるもの、の意〕
1868年明治1)維新政府旧幕府領に府県を置いたのに対して、旧大名領指していった称(藩の用語の公式使用最初)。71年廃藩置県により廃止

【はん】[漢字]

【凡】
⇒ ぼん〔凡〕 [漢]
【反】 [音] ハンタンホン
もとへかえる。向き逆にする。 「反証反転反動反駁はんばく)」
はねかえす。もとへもどす。 「反映反響反射反照反応
かえりみる。 「反省
くりかえす。 「反芻はんすう)・反復反覆反哺はんぽ)」
そむく。たがう。 「反感反旗反逆反抗反噬はんぜい)・反戦反則反対違反背反謀反むほん)」
それに反対する、そむく意を表す。 「反革命反作用・反主流反体制
そる。弓なりになる。 「内反足ないはんそく)・外反拇趾がいはんぼし)」 〔「叛」の書き換え字としても用いられる〕
【半】 [音] ハン
二つ分けさかいめ。なかば。 「半途夜半
不完全な。不十分。 「半熟半端半可通半病人一知半解
ほとんど。 「大半半永久的
普通より小さい。 「半弓半鐘
わずか。 「一言半句
奇数。 「丁半
【氾】 [音] ハン
ひろがる。があふれる。 「氾濫
【犯】 [音] ハンボン
おかす。
せめる。せめいる。 「侵犯
〘仏〙戒律にふれる。 「《ボン女犯不犯
【帆】 [音] ハン
ほ。 「帆船帆走帆布
ほかけ船。また、船。 「帰帆孤帆出帆
【汎】 [音] ハン
に浮かぶさま。ただようさま。 「汎汎
ひろい。あまねくゆきわたる。すべて。 「汎愛汎称汎説汎論
英語のpanにあてる。すべてにわたる。 「汎神論汎米主義
【伴】
⇒ ばん〔伴〕 [漢]
【判】 [音] ハン ・バン
区別する。見分ける。 「判断判定判読判別批判
はっきりしている。 「判然判明
さばく。また、裁判」の略。 「判決判事判例公判裁判審判
しるし。花押・印章。 「印判いんばん)・血判三文判さんもんばん)」
【坂】 [音] ハン ・バン
さか。 「坂路急坂登坂とうはん)((とはん))
【阪】 [音] ハン
「坂」に同じ。 「阪路
大阪」の略。 「阪神京阪
【 拌 】 [音] ハン
【板】 [音] ハン ・バン
いた。いた状のもの。 「甲板乾板看板かんばん)・鉄板登板とうばん)・平板へいばん)・回覧板ばん)」
印刷用の版木はんぎ)。版。 「板刻板本
【版】 [音] ハン ・バン
戸籍。 「版籍版図はんと)」
印刷に用いる板状のもの。印刷板。 「版画活版孔版刷版凸版平版鉛版えんばん)・石版せきばん)・銅版どうばん)・写真版ばん)」
印刷して書物をつくること。 「版権版本再版出版初版絶版豪華版ばん)」
【 叛 】 [音] ハン ・ホン
そむく。敵対する。 「叛逆謀叛むほん)」 〔「反」とも書き換えられる〕
【班】 [音] ハン
わける。 「班給班田
集団いくつか分け小集団。 「班員班長消火班」
順序地位。 「首班
【畔】 [音] ハン
あぜ。くろ。 「畦畔けいはん)」
ほとり。みずぎわ。 「河畔橋畔湖畔池畔
【般】 [音] ハン
そのような事柄そのような時などの意。 「一般過般今般這般しやはん)・諸般先般全般万般百般一般的全般的
梵語音訳字。 「般若はんにや)」
【販】 [音] ハン
あきなう。ひさぐ。 「販価販売販路市販
【斑】 [音] ハン
まだら。ぶち。ふ。色がまじる。 「斑竹斑点斑白斑紋一斑虎斑こはん)」
【飯】 [音] ハン
めし。めしを食う。 「飯盒はんごう)・飯台残飯炊飯赤飯噴飯米飯一宿一飯
【搬】 [音] ハン
持ちはこぶ。 「搬出搬送搬入運搬
【煩】 [音] ハンボン
わずらわしい。 「煩瑣はんさ)・煩雑煩多煩忙煩労
思いわずらう。悩む。 「煩悶はんもん)・煩悩ぼんのう)」
【頒】 [音] ハン
分け与える。 「頒布
まだら。 「頒白
【範】 [音] ハン
手本。のり。 「範例軌範規範教範師範垂範典範模範
くぎり。しきり。 「範囲範疇はんちゆう)」
【繁( 繁 )】 [音] ハン
さかんに生育する。しげる。 「繁殖繁茂
さかえる。 「繁栄繁華繁昌はんじよう)・繁盛
間断なくおこる。回数が多い。 「頻繁
こみいっている。わずらわしい。 「繁簡繁雑繁文縟礼はんぶんじよくれい)」
いそがしい。 「繁多繁忙繁務
【藩】 [音] ハン
かきね。 「藩翰はんかん)・藩屛はんぺい)・藩籬はんり)」
【 攀 】 [音] ハン
よじる。よじのぼる。 「攀縁登攀

読み方:ハンhan

江戸時代大名領域および支配機構


読み方
はん
ばん
まがき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/14 14:47 UTC 版)

(はん)は、諸侯が治める領地、およびその統治組織のことである。




  1. ^ 漢字学者の白川静によると、「藩」という漢字の意味は「説文解字」では「屏なり」といい、藩屏(原義は垣根)を巡らして帝王を守護するように地方の属国を藩と呼んだのだという。例えば春秋左氏伝では「昔、武王、商に克つ。成王之を定め、明徳を選び建てて、以って周に藩屏とす」とあるという。白川「字通」平凡社、1298ページ
  2. ^ 例えば漢書・諸侯王表には「藩国の大なるものは、州に跨がり郡を兼ね、連城数百、宮室百官、制を京師に同じうす」とある。白川「字通」平凡社、1299ページ
  3. ^ 元来は「国の藩屏となる諸侯」の意味であった。白川「字通」平凡社、1299ページ
  4. ^ 既に詩経春秋左氏伝に用例がある。
  5. ^ 『三百藩藩主人名事典』(新人物往来社)のように豊臣政権期にあたる関ヶ原の戦い当時に存在していた大名の領域およびその支配機構に対しても「藩」を用いている文献もある。更に遡って、江戸期まで存続した織田政権期の大名の支配機構についても「藩」を用いる文献がある。例えば、別所氏の但馬八木藩は1585年立藩であるが、立藩以前の1580年に自刃した別所家当主別所長治についても「藩主長治の(辞世は)『今はただうらみもあらじ諸人のいのちにかはる我が身と思えば』という一首であって一命にかえて藩民を救う切々とした訴えが胸を打つ」という用例がある(橋本哲二「新西国巡礼の寺」保育社)。また、1922年編纂の「青森県史」では青森県の歴史を「藩政時代以前」「藩政時代」「近世時代」の三年代に分け、津軽藩政時代として「元亀天正中、津軽為信蹶起し郡中を統一して以来」とし、津軽為信が家督を継いだ永禄10年(1567年)を以って「藩政時代」の記述の初めとしている。ただしこれは津軽藩立藩(1590年)以前の史料が極めて少なかったためであると青森県史編纂委員は序文で断っており、織田信長上洛以前の戦国大名を「藩」と称することは殆ど無い。
  6. ^ 『近世国家史の成立』藤野保著、2002年、吉川弘文館・『津藩』深谷克己著、2002年、吉川弘文館など
  7. ^ 『譜代大名の創出と幕藩体制』小宮山敏和著、2015年、吉川弘文館、P15より引用
  8. ^ a b c 目で見る 毛利家あれこれ 〜毛利博物館収蔵資料と歴史ばなし〜第254回 - 毛利博物館館長代理 柴原直樹(ほっぷ 2015年8月7日号 - 地域情報新聞社)
  9. ^ a b 将軍家より松平姓を賜っている
  10. ^ 例えば、毛利博物館に所蔵されている毛利敬親宛の任命書には「山口藩知事」と明記されている。
  11. ^ 森谷秀亮, 「明治初年における府藩県」駒沢史学, (14), 1-21 (1967).
  12. ^ a b 『江戸幕府崩壊論』藤野保著、2008年、塙書房


「藩」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2010/11/02 13:19 UTC 版)

発音


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