絹
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絹(きぬ, 英: Silk)は、カイコの繭からとった動物繊維である。カイコが体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分とするが、1個の繭から約800 - 1,200mとれるため、天然繊維の中では唯一の長繊維(フィラメント糸)である。独特の光沢と滑らかな質感を持ち、古来、衣類の材料(絹織物)などとして珍重されてきた。
- ^ China, Record. “8500年前に絹織物を作っていた証拠、中国河北省で発見―中国メディア”. Record China. 2023年4月3日閲覧。
- ^ Gong, Yuxuan; Li, Li; Gong, Decai; Yin, Hao; Zhang, Juzhong (2016-12-12). Zhou, Fengfeng. ed. “Biomolecular Evidence of Silk from 8,500 Years Ago” (英語). PLOS ONE 11 (12): e0168042. doi:10.1371/journal.pone.0168042. ISSN 1932-6203. PMC PMC5152897. PMID 27941996 .
- ^ 昌司, 高野 (1998). “古代の織物技術”. 繊維機械学会誌 51 (2): 45–48. doi:10.4188/transjtmsj.51.2_45 .
- ^ 久米邦武 編『米欧回覧実記・4』田中彰 校注、岩波書店(岩波文庫)1996年、283,312,342頁
- ^ 『群馬の歴史』 群馬県歴史研究会編 1970年 pp.92 - 93
- ^ 『中国文化あれこれ』著:馮凌宇, 史衛民 訳:章輝夫 ISBN 780113818X p.44
- ^ “500年他者的中国梦--理论-人民网”. theory.people.com.cn. 2023年4月3日閲覧。
- ^ セレス(中国人). コトバンクより2023年4月3日閲覧。
生糸
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福知山は度重なる由良川の氾濫に対して桑は洪水に強かったことや、由良川のph値が製糸に適した水質であった ことなどから、古くから養蚕業が栄えた。福知山市を含む丹波地方の養蚕業は千年以上も昔から行われていたとも言われ、昭和初期ごろに全盛期を迎えた。1928年(昭和3年)にはグンゼの事務所が、翌年には工場が置かれ、生産された生糸は丹後ちりめんや西陣織の原材料としてだけでなく海外への輸出用としても生産された。
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