旧横浜生糸検査所とは? わかりやすく解説

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横浜第二合同庁舎

(旧横浜生糸検査所 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 04:32 UTC 版)

横浜第二合同庁舎
Yokohama No. 2 Joint Government Office Building
情報
旧名称 横浜農林合同庁舎
用途 省庁出先機関の合同庁舎
旧用途 生糸検査所
設計者 遠藤於莵
施工 大林組
構造形式 RC造
敷地面積 14,783 m²
建築面積 5,264 m²
延床面積 74,048 m²
階数 地上23階・地下3階
高さ 96m
竣工 1926年(大正15年)
改築 1995年(平成7年)
所在地 231-0003
横浜市中区北仲通5丁目57番地
座標 北緯35度27分03秒 東経139度38分14秒 / 北緯35.450901度 東経139.637139度 / 35.450901; 139.637139 (横浜第二合同庁舎
Yokohama No. 2 Joint Government Office Building
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座標: 北緯35度27分03秒 東経139度38分14秒 / 北緯35.450901度 東経139.637139度 / 35.450901; 139.637139 (横浜第二合同庁舎
Yokohama No. 2 Joint Government Office Building
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高層棟

横浜第二合同庁舎(よこはまだいにごうどうちょうしゃ)は、横浜市中区北仲通にある、行政機関が入居している合同庁舎

当地には1873年明治6年)には壮行学舎(のちの横浜小学校)が、1926年大正15年)には横浜生糸検査所が設置されていた。1990年平成2年)に横浜市認定歴史的建造物として認定されている。1995年(平成7年)に高層棟の建設を含む大改築が行われ、その際に旧生糸検査所の外観を復元した造りになっている。名称に「第二」とついているのは、すでに山下町に合同庁舎が存在したためである。

主な入居部局

旧横浜生糸検査所

日本から輸出される生糸の品質向上を目的として、1896年明治29年)に現在の中区本町に横浜生糸検査所が発足。関東大震災で被害を受けたが、1926年(大正15年)に北仲通(現在地)に遠藤於莵の設計により再建。庁舎は鉄筋コンクリート造4階建で屋上には噴水庭園が設けられ、市民からは「キーケン」の愛称で親しまれた。正面上部にはの成虫と菊の紋と桑の葉をあしらった紋章が設けられている。横浜生糸検査所は1980年(昭和55年)に農林規格検査所に統合、1991年(平成3年)には農林水産消費技術センターに改組された[1]

その他

火災の発生

2021年1月25日午後5時前、2階に入居する関東信越厚生局麻薬取締部分室から出火し、およそ30分後に消し止められた[2]

アクセス

横浜第二合同庁舎バス停
2020年6月1日より「馬車道駅前」に停留所名を変更。

脚注

出典

  1. ^ 竹之内知宣 著「第一部 横浜市」、読売新聞社横浜支局 編『ランドマークが語る神奈川の100年』有隣堂、2001年4月25日、12-14頁。ISBN 489660167X 
  2. ^ 日本放送協会. “横浜第二合同庁舎 麻薬取締部の分室から出火 けが人の情報なし”. NHKニュース. 2021年1月25日閲覧。

関連項目

外部リンク


旧横浜生糸検査所(横浜第2合同庁舎)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:18 UTC 版)

横浜の都市デザイン」の記事における「旧横浜生糸検査所(横浜第2合同庁舎)」の解説

生糸検査所本棟1993年復元され横浜第2合同庁舎接続され行政機関により活用されている。横浜市認定歴史的建造物

※この「旧横浜生糸検査所(横浜第2合同庁舎)」の解説は、「横浜の都市デザイン」の解説の一部です。
「旧横浜生糸検査所(横浜第2合同庁舎)」を含む「横浜の都市デザイン」の記事については、「横浜の都市デザイン」の概要を参照ください。

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