BASEGATE横浜関内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 01:03 UTC 版)

BASEGATE横浜関内(ベースゲートよこはまかんない)は、神奈川県横浜市中区にある再開発エリアの名称。三井不動産、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、DeNA、東急、星野リゾート[注 1]の8社からなるコンソーシアム「KANNAI 8 (カンナイエイト)」が再開発を主導している[2]。
2024年11月13日、街区名称を「BASEGATE横浜関内」に決定した[3]。2025年12月末に竣工し、2026年春に開業予定である[4][5]。
概要

村野藤吾の設計による7代目の旧横浜市役所庁舎跡地(旧市庁舎街区)を中心とした再開発計画であり、JR関内駅南口付近北側の横浜スタジアム隣接地に位置する。2022年7月に着工し、2026年春の開業を予定している[6]。地上33階建て、高さ約170mのタワー棟(オフィス、大学、商業店舗、エデュテインメント施設「Wonderia (ワンダリア)」などが入居予定)や低層棟のライブビューイングアリーナ「THE LIVE (ザ ライブ)」などを建設するほか、旧市庁舎行政棟は保存され、星野リゾートのホテル「OMO7横浜」や商業施設が入る「ザ レガシー」として活用予定である[3]。また、旧市庁舎行政棟の1階と横浜スタジアム寄りにある「みなとテラス」の1・2階には、小規模飲食店が入居する「KANNAI バル街区」を開設予定(募集店舗数は34店)である[7]。
隣接地の関内駅前港町地区および北口地区においても超高層ビル2棟の建設(いずれも2029年度竣工予定)が計画されており[8]、2024年5月24日に「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」として都市計画が決定された[9][10]。当再開発エリアから横浜スタジアム・横浜公園方面や両地区方面へスムーズに移動できる接続デッキの整備も計画されている[3][8]。
脚注
- 注釈
- 脚注
- ^ 横浜市の市庁舎が星野リゾートが手掛けるホテルに 2024年度に開業予定(ヨコハマ経済新聞 2019年9月4日)
- ^ 横浜市現市庁舎街区活用事業 基本協定書締結について(企業コンソーシアム「KANNAI8」 2020年1月30日)
- ^ a b c “JR「関内」駅前「横浜市旧市庁舎街区活用事業」「BASEGATE横浜関内」に街区名称決定”. 三井不動産株式会社 (2024年11月13日). 2024年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月25日閲覧。
- ^ “JR関内駅前再開発、「BASEGATE横浜関内」に 25年末竣工”. 日本経済新聞 (2024年11月14日). 2024年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月25日閲覧。
- ^ “完成まであと1年! 横浜で開発中の「BASEGATE横浜関内」に迫る”. 神奈川新聞「カナロコ」 (2024年11月22日). 2024年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月25日閲覧。
- ^ 関内駅前に「KANNAI バル街区」が2026年春に誕生 出店者を募集(ヨコハマ経済新聞 2024年4月8日)
- ^ 旧市庁舎活用 小型飲食店 出店者募る(タウンニュース中区・西区・南区版 2024年4月4日)
- ^ a b (仮称)関内駅前地区第一種市街地再開発事業 まちづくり・景観形成検討資料(横浜市都市美対策審査会政策検討部会 2022年9月5日)
- ^ “関内駅前地区第一種市街地再開発事業”. 横浜市. 2025年5月9日閲覧。
- ^ 三菱地所など、「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定を発表(日本経済新聞 2024年5月24日)
関連項目
外部リンク
- BASEGATE横浜関内 オフィス(横浜市旧市庁舎街区)
- OMO7横浜開業ページ(星野リゾート公式)
- 横浜市
- BASEGATE横浜関内のページへのリンク