ライブビューイング
コンサートや演劇などの様子を映画館などの大規模上映施設に生中継する方式。株式会社ライブ・ビューイング・ジャパンが企画・上映している。
ライブビューイングを利用することで、コンサートチケットが確保できなかった人や、会場が家から遠くて行けなかった人なども、近場の施設でコンサートを観覧できるようになる。生中継であり、しっかりした音響設備を持つ施設で上映されるため、臨場感も味わえる。映画館の座席に座ったまま、ゆったりと観覧でき、値段もやや安価であるなどのメリットもある。
日本においてライブビューイング事業を手がけているライブ・ビューイング・ジャパンは、電通、博報堂、東映、東宝、WOWOW、ソニー・ミュージックなどの共同出資により2011年6月に設立された。2012年11月までに、ももクロ、ゴールデンボンバー、L'Arc~en~Ciel、初音ミクなどをライブビューイングで中継している。
ライブ・ビューイング・ジャパンでは、国内の映画館の他に欧米やアジアなど世界各国の都市でも上映を行っている。あるいは、アーティストの海外公演の様子をライブビューイングで中継し、日本国内で観覧可能にする目的でも多用されている。
関連サイト:
ライブ・ビューイング・ジャパン
ライブ‐ビューイング【live viewing】
ライブビューイング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 13:34 UTC 版)
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ライブビューイング(和製英語: Live viewing)は、スポーツやコンサート、演劇などの各種文化イベントにおいて、その行われている会場からのライブ映像を全国各地の公開上映会場に向けて観客に有料(宗教団体の衛星中継など一部例外もある)でその模様を見てもらうイベントのことである。初期の頃はクローズドサーキットとも呼ばれていた。
その代表例としては大物ミュージシャンのコンサート、あるいはサッカー日本代表のアウェーゲームの試合などが挙げられる。
近年は衛星中継やインターネットの普及等により多会場での生中継が可能となっており、試合や公演を録画して時間差を置いての上映を行なうものも現れている。2011年には株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン (アミューズの子会社)が設立されている。
2002 FIFAワールドカップ日韓大会の時に、これを応用し日本各地のスタジアムで試合の模様をピッチに設えた立体映像装置であたかもそのスタジアムにフィールドプレーヤーがいるように見せる現在のプロジェクションマッピングの原理に酷似した「バーチャルスタジアム」構想が計画されたが予算と技術的な関係で取り止めとなったことがあった。
記録
2021年現在、日本国内においてライブビューイングが上映された会場が最多の記録を持つグループは、嵐である(2019年12月25日に開催された東京ドーム公演の、全国329箇所・617スクリーン)。
関連項目
外部リンク
ライブビューイング
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「ARENA TOUR MMXX」の記事における「ライブビューイング」の解説
2020年2月28日・29日に予定されていた公演について、全国51ヶ所の映画館で公式ファンクラブ「LE-CIEL」会員限定で予定されていたライブビューイングを中止。 2020年3月4日・5日に予定されていた公演について、国内84ヶ所の映画館で予定されていたライブビューイングを中止。3月5日公演については、国内84ヶ所の映画館の他、香港、台湾、韓国、タイの映画館で予定されていたライブビューイングも併せて中止。
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