横浜メディア・ビジネスセンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/06 02:38 UTC 版)
横浜メディア・ビジネスセンター | |
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情報 | |
用途 | オフィス・テレビスタジオ |
設計者 | 山下設計 |
敷地面積 | 2,250 m² |
延床面積 | 18,475 m² |
階数 | 地上13階、地下2階 |
高さ | 68m |
エレベーター数 | 4[1] |
竣工 | 2004年2月 |
所在地 |
〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町2丁目23号 |
座標 | 北緯35度26分50.1秒 東経139度38分19.7秒 / 北緯35.447250度 東経139.638806度座標: 北緯35度26分50.1秒 東経139度38分19.7秒 / 北緯35.447250度 東経139.638806度 |
横浜メディア・ビジネスセンター(よこはまメディア・ビジネスセンター、通称はYokohamaMBC)は、神奈川県横浜市中区にある高層ビル。地上13階建、地下2階。ビルに神奈川新聞社、テレビ神奈川、横浜市中小企業支援センター、関東学院大学などが入居している[2]。
概要
建物の所在地にもともと神奈川新聞社の本社が立地していたが、神奈川新聞社と横浜市産業振興公社が共同ビルの建設を計画し、さらに、神奈川新聞社は2001年2月にTVKの参加を呼び掛けた。2001年6月に横浜市、TVK、神奈川新聞社が「関内・山下町再開発整備構想」を発表し、基本協定書を締結した[3]。
設計は山下設計が担当した[4]。2002年7月14日に着工し[5]、2004年2月に竣工した。竣工と同時に、テレビ神奈川と神奈川新聞社は本社機能を横浜メディア・ビジネスセンターに移転した。1階から5階までにテレビ神奈川(tvk)とその関連会社が入居し、9階から12階までに神奈川新聞社が入居している。2004年5月10日の午前5時20分から、tvkが横浜メディア・ビジネスセンターでの放送を開始した[6]。
8階に関東学院大学のKGU関内メディアセンターが入居し、平日と土曜日に開館する[7]。
公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC横浜)は、横浜メディア・ビジネスセンターの5階から7階までの3フロアを所有していたが、2019年に売却した[8]。
ビルの1階に、「ヨコハマNEWSハーバー」という公開スペースが入っている。このスペースは以前、お昼の情報番組(「1230アッと!!ハマランチョ」、「ありがとッ!」、「猫のひたいほどワイド」)の放送など、スタジオとして利用されていた。また、カフェ・レストラン「ブッフェレストランアプローズ→ハーバーズダイニング」が入居していたが、2022年8月をもって、閉店し、レストラン自体も18年の歴史に幕を下ろした[9]。2023年4月より公開スペースはeスポーツ高等学院横浜校が、9階は中央高等学院横浜校が使用する予定。[10]
所在地・アクセス
脚注
- ^ “横浜メディア・ビジネスセンターの賃貸オフィス情報”. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “横浜メディア・ビジネスセンター”. 2021年12月16日閲覧。
- ^ テレビ神奈川 『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、119-120頁。
- ^ テレビ神奈川 『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、121頁。
- ^ テレビ神奈川 『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、124頁。
- ^ テレビ神奈川 『テレビ神奈川35年史』株式会社テレビ神奈川、2007年12月20日、133頁。
- ^ “KGU関内メディアセンター”. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “【募集】横浜メディア・ビジネスセンターを売却へ、IDEC横浜”. 2021年12月16日閲覧。
- ^ “ハーバーズダイニング”. 2021年12月16日閲覧。
- ^ ハーバーズダイニング跡地利用についてhttps://www.tvk-yokohama.com/harbors/
外部リンク
横浜メディア・ビジネスセンター (Yokohama MBC)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:39 UTC 版)
「テレビ神奈川」の記事における「横浜メディア・ビジネスセンター (Yokohama MBC)」の解説
ヨコハマNEWSハーバー(1F、HD、180坪) 1台の小型固定カメラとハンディカメラ(1〜2台、状況に応じて脚をつけて固定カメラとして使用する)、計2〜3台のカメラで運用。以前は「1230アッと!!ハマランチョ」「ありがとッ!」「猫のひたいほどワイド」「tvk NEWSハーバー」「新車情報」などでも使用されていたが、現在使用している番組はなく、「猫のひたいほどワイド」のセットもすべて撤去され空の状態である。なお、「猫のひたいほどワイド」は2021年4月5日放送より、第2スタジオに変更。サブは番組に応じて1サブもしくは2サブを使用する。同所専用のサブは存在しない。 同所はあくまでスタジオではなく、正面玄関及びロビーを兼ねたフリースペースである。これは本社ビルが容積率緩和措置を受けるために設けられたものでもあり、スペースの半分はオープンレストランとして使用されていることから、スタジオとしての使い勝手は非常に悪いといわれている。スタジオが2階以上に設置されているのも、これらと関係がある。『新車情報』の収録ではレストランの営業時間帯に行うこともあり、その雑音が原因で三本和彦は番組の降板を決めたという。 第1スタジオ(2F - 中3F、HD、69坪) saku saku[HD]、カルチャーSHOwQ〜21世紀テレビ検定〜[HD]、オンガクのDNA[HD]、Hi!横濱編集局[HD]、コンシェルジュ神奈川[HD]、Just Japan[HD]、岡崎五朗のクルマでいこう![HD]、KICK OFF F・Marinos[HD]などさまざまな番組を収録するメインスタジオ。サブ、カメラなどはすべて新規購入(マルチフォーマット対応)。カメラは3台(「カルチャーSHOwQ」はハンディカメラを含めて4カメから5カメで収録)。 このようにメインスタジオが2階にあるが、他局の新社屋のように大規模エレベータ や搬入路 が存在しない。そのため、例えば「新車情報」のように自動車をスタジオに搬入したり、大規模大道具が搬入できないなどの問題 がある。しかし、そのような番組の収録については1階のヨコハマNEWSハーバーで行えば良いと判断し、あえて設置しなかった経緯があるものの、その1階も(あくまでスタジオではないことから)大規模搬入口はないが、国産の中型自動車は搬入可能な間口は取られており、観音開きの二重ロック式防音扉が装備されている。 第1スタジオ副調整室(サブ、3F) 第2スタジオ(2F、HD) tvk NEWSハーバー[HD]、News Link[HD]、猫のひたいほどワイド[HD]。猫のひたいほどワイド放送時のみ「猫ひたスタジオ」と称する。2スタは当初減価償却の問題もあり、山下町の2サブおよび2スタ・SEAスタジオの設備を移設(カメラに設置されていたプロンプターも山下町社屋で使用されていたものを移設)して運用していたが、2007年5月末からHD対応機器への更新工事のため一旦閉鎖し、同作業完了後の2007年7月30日よりHD対応スタジオ・サブとして使用を再開した。 スタジオ内には3台のカメラがあり、すべてプロンプター(HD画角)装着の無人カメラ(2サブからリモートコントロールにて駆動)である。 第2スタジオ副調整室(サブ、2F。第2スタジオに隣接) 第3スタジオ(2F、SD)※仮設のため現存せず 2スタ及び2サブ工事のため、2007年7月にスタジオロビーに仮設されていた。セットは2スタに設置してあったものを移設して対応。tvk NEWSハーバー、高校野球ニュース2007で使用された。サブはマスターサブ(一部番組では1サブ)を使用。 主調整室(マスタールーム、3階) 第4スタジオ(4F、HD) 報道制作・編成フロア内にあるオープンスタジオ。実質的に報道専用の顔出しブースである。名称の由来は4階にあるので4スタと呼ばれているに過ぎない。サブはマスターサブ(HD対応)を使用するが、4スタを実質的に駆動しているサブは4スタのデスク横に設置されている簡易送出設備(SD、2011年9月まで。後述)である。 稼働以来、山下町旧社屋の機材を移設して対応していたため、SD画質・画角4:3での放送となり、報道のHD取材映像も強制的にSD4:3にダウンコンバートされていたが、2011年9月24日から設備の更新工事に入り、同年10月3日よりHD機材に更新した上で運用を再開した。 tvkニュース、tvkスポットニュースなどで使用。 これら通常のスタジオ及びスタジオに準じる設備で制作・放送されていた番組がある一方で、「LOVE CHR」(終了)、「YOKOHAMA MUSIC EXPLORER」(終了)など、第1会議室で収録している番組もあった。
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