画角
画角とは、カメラ・写真の用語で、写真に収まる範囲の広さのことである。「写角」ともいう。簡単にいえば、画角とは、「写る範囲の広さ」である。
画角は、レンズの焦点距離の長さ短さと連動して狭く広くなる。焦点距離が短ければ短いほど画角は広くなる。画角の広いレンズを広角レンズという。画角が広ければ広いほど広範囲を写真に収められるが、個々の被写体は小さく写ることになる。
いわゆる望遠レンズは相対的に画角が狭い。被写体を画角に収める(被写体が画角に入る)ことが難しく、画角から外れることが容易になりがちである。
英語では「画角」は angle (-of-view) などと訳される。
画角はレンズの焦点距離とイメージセンサーの大きさによって変わる。これらの値を手がかりにすれば画角計算も可能である。
画角
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/28 00:51 UTC 版)
画角180度という製品が多く見られるが、魚眼レンズの画角は必ずしも180度に限らない。 180度を超える画角を持つ魚眼レンズとしては、日本光学工業(現ニコン)のフィッシュアイニッコール6mmF5.6、Aiフィッシュアイニッコール6mmF2.8S等画角220度のレンズがかつて販売されていた。 日本光学工業(現ニコン)のAiフィッシュアイニッコール16mmF3.5は画角170度であったし、安価なカメラや小型のカメラ用のレンズでも180度に満たないものが存在する。 ペンタックスのFフィッシュアイズーム17-28mmF3.5-4.5、DAフィッシュアイ10-17mmF3.5-4.5ED、トキナーのAT-X107DXフィッシュアイ10-17mmF3.5-4.5等ズーム機構を備える魚眼レンズも存在する。 射影方式の影響は広角になるほど大きく、望遠になるほど小さくなる。このため、例えば「中心射影方式でない射影方式を採用した望遠レンズ」には商品価値がなく、市販されている魚眼レンズは超広角レンズ以上の画角を持つものばかりである。
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