開放F値とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 開放F値の意味・解説 

かいほう‐エフち〔カイハウ‐〕【開放F値】

読み方:かいほうえふち

カメラレンズ開放絞りにした時のF値レンズ明るさを示す指標となり、値が小さいほど明るい。


開放F値

読み方かいほうエフち
【英】maximum aperture

開放F値とは、カメラ射光版の絞りを完全な開放状態にした際に取り込まれる光の量を表す数値のことである。レンズ受け入れることのできる明るさ最大値が開放F値によって示される

F値レンズ焦点距離(f)レンズ口径(D)割った値として求められるちなみに小文字のfで表記する「f」値はレンズ焦点距離表しており、「F」値とは意味が異なる。

カメラ・デジカメのほかの用語一覧
撮影技術:  ISO感度  iショット  ガイドナンバー  開放F値  画角  カメラ機能  カシオ計算機

開放F値

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 20:02 UTC 版)

F値」の記事における「開放F値」の解説

レンズ絞り開放(全開)した時のF値を開放F値という。開放F値の小さなレンズを「明るレンズ」という。また高速シャッタースピード撮影できることから「ハイスピードレンズ」「高速レンズ」などの呼び方もある。 一般向けに市販されている製品としては、数字F値コシナの「フォクトレンダースーパーノクトンF0.8」(マイクロフォーサーズ、29mm、フルサイズ換算58mm)、実効F値であればニコンの「ニッコールZ58mmF0.95Sノクト」(ニコンZマウント)が最も明るレンズである。またかつてはキヤノンから「キヤノン50mmF0.95」が市販されていた。 特注品としては、アポロ計画用に設計されたものをスタンリー・キューブリック手に入れ映画バリー・リンドン』に使用したカール・ツァイスの「プラナー50mmF0.7」や、旧日本軍用に東京光学(現トプコン)が設計したトーコー50mmF0.7」を基に戦後再設計し、毎日新聞社南極探検隊が使用したシムラー50mmF0.7」などがある。 現実的にシャッタースピード限界被写界深度問題があるため、最高でもF1.2からF1.4程度実用域、F2.8程度あれば充分に明るレベルといえる

※この「開放F値」の解説は、「F値」の解説の一部です。
「開放F値」を含む「F値」の記事については、「F値」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「開放F値」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「開放F値」の関連用語

開放F値のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



開放F値のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリ開放F値の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのF値 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS