ISO感度
別名:アイエスオーかんど,イソかんど
ISO感度とは、フィルムの感度を示す指標のことである。フィルムのパッケージなどに50、100、200といった数値で示されており、数字が大きくなるほど感度が高くなる。また感度が高くても、絞り値を同じに設定しておけば、より速いシャッター速度で適正露出を得ることが可能である。ただし、高感度フィルムを用いて撮影を行うと、粒状性が高くなるので、ざらつきが目立つ写真になってしまう。
なお、通常のデジタルカメラではISO感度を複数設定でき、ISO感度100、200、400程度がほとんどである。デジタルカメラにおいても、ユーザーが感度を理解しやすいように、撮像素子の感度をISO感度に変換して表示するのが一般的である。
ISO感度
ISO感度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 15:55 UTC 版)
ISO感度(アイエスオーかんど、イソかんど、英: ISO speed)は、国際標準化機構(ISO)で策定された写真フィルムの規格であり、あるフィルムがどの程度弱い光まで記録できるかを示す。従来のASA感度とDIN感度をまとめて記したものである。
概要
ISO感度は、ISO100/21°、ISO200/24°、ISO400/27°、ISO800/30…などがある。一段高い感度を使用すると、シャッター速度を1段速くするか絞りを1段絞っても適正露出を得ることが出来る。例を挙げて言うと、ISO200/24°は光を受け取る能力がISO100/21°の2倍あるためISO100/21°の半分の強さの光まで記録することが可能である。
高感度になるほど数値が大きくなり、感光度が増すため、暗い場面や高速の被写体をより速いシャッター速度で撮影することができる。ただし、一般にはフィルムの粒子がより粗くなるため、画質を求める場合には低感度のフィルムが使用されることが多い。
フィルム感度の規格
現行のISO感度規格
ISO感度の現行の規格としては、カラーネガフィルムのためのISO 5800:1987[1]がある。また、関連する規格としてモノクロネガフィルムのための ISO 6:1993[2]およびカラーリバーサルフィルムのためのISO 2240:2003[3]がある。これらの規格では算術表記(従来のASA感度)と対数表記(従来のDIN感度)の両方を表示するよう定められている[4]。
フィルム感度が2倍になるごとに算術表記の数値は2倍となり、対数表記の数値は3°増える。例えば、感度がISO 200/24°のフィルムは光に対してISO 100/21°のフィルムの2倍敏感である[4]。
多くの場合は対数表記は省略され、例えば"ISO 100"のように算術表記のみが記される[5]。
表記の変換
対数表記 S°を算術表記 Sに変換するには

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ISO感度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 10:10 UTC 版)
「PENTAX K-70」の記事における「ISO感度」の解説
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「ISO 感度」の例文・使い方・用例・文例
- すべての商品について、ISO~の基準に準拠しております。
- 高感度フイルム
- 高感度フィルム
- カメラに高感度のフイルムを装填する
- かなり感度が良い
- 写真乾板の感度を減じる
- 彼らは高感度センサーを取りつけた。
- 我々は、自社のサービスの好感度を調査し、更にサービスを向上させます。
- このセンサーは高感度を要求されています。
- この製品は高感度を要求されています。
- それは感度がとてもいい。
- 高感度フィルムは出してもいいですか。
- 【写真】 高感度フィルム.
- 高感度電波受信機.
- 感度のよいフィルムで撮ったので, 景色がきれいに写っている.
- 感度はいかがですか. どうぞ.
- 感度良好!
- 高感度レンズ
- 感度、味覚または判断が欠如しているさま
ISO感度と同じ種類の言葉
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