固体撮像素子
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固体撮像素子(こたいさつぞうそし、英語: solid state image sensor)は、半導体素子の一種であり、平面状の基板上に微細なフォトダイオードを多数配置し、その平面にレンズなどを用いて結像することによって撮影を行う撮像素子(イメージセンサ)である[1]。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア. “固体撮像素子とは”. コトバンク. 2022年8月18日閲覧。
- ^ 英語で半導体を(比喩的な表現として)意味する、solid stateの直訳である(「半導体」を直接意味する語はsemiconductorであり、solid stateという表現は、真空管において真空中で起きているような現象がトランジスタでは固体である半導体結晶中で起きていることから来た比喩的な表現である)
- ^ 太田淳『CMOSイメージセンサの最新動向 : 高性能化,高機能化から応用展開まで』シーエムシー出版、2007年。ISBN 9784882316732。国立国会図書館書誌ID:000008548952。
- ^ “「固体撮像素子、CMOSの挑戦」” (PDF). 米本和也 (ソニー株式会社)、『映像情報インダストリアル』(2000年6月). 2010年8月30日閲覧。
- ^ “イメージセンサとは”. シャープ株式会社. 2010年8月30日閲覧。
- ^ CCDからCMOSへ、日本が乗り遅れたセンサーのトレンド
- ^ “有機撮像素子”. 日経エレクトロニクス - Tech-On!. 2010年8月30日閲覧。
- ^ “有機光電変換膜を積層したCMOSイメージセンサー”. 井浜三樹男、高田俊二『Fujifilm Research & Development』、52号 (2007年). 2010年8月30日閲覧。
- ^ “「有機光導電膜のイメージセンサへの応用」(<小特集>撮像技術の最新動向)”. 相原 聡 (NHK放送技術研究所放送デバイス). 2010年8月30日閲覧。
- ^ 精密工業会画像応用技術専門委員会『画像処理応用システム』東京電機大学出版局、2000年。ISBN 978-4501321109。
- ^ “「2. 情報機器と光源の役割―概要―」、『ライトエッジ』10号 1997年6月” (PDF). ウシオ電機株式会社. 2010年8月29日閲覧。
- ^ “ラインセンサカメラとは”. 有限会社イグノス. 2010年8月29日閲覧。
- ^ 江刺正喜 (2007). MEMSマテリアルの最新技術. CMC Publishing. ISBN 978-4-88231-968-9
- 1 固体撮像素子とは
- 2 固体撮像素子の概要
- 3 その他
固体撮像素子
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集積回路技術の進歩の一例であるが、以前は撮像管などと呼ばれる真空管だった、映像を撮影する撮像素子も、電荷結合素子 (CCD) の技術開発が進み、固体撮像素子としてCCDイメージセンサが作られ、家庭用ビデオカメラの大幅な小型化などにまず貢献した。続いてCMOSイメージセンサも作られた。やがて静止写真用にも十分な解像度を持つようになり、デジタルカメラが銀塩カメラを一掃した。
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