集積回路とは? わかりやすく解説

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しゅうせき‐かいろ〔シフセキクワイロ〕【集積回路】

読み方:しゅうせきかいろ

トランジスターダイオード抵抗コンデンサーなどの多数回路素子を、1個の基板組み込んだ小型電子回路ICintegrated circuit)。

「集積回路」に似た言葉

IC

フルスペル:Integrated Circuit
読み方アイシー
別名:集積回路,半導体集積回路

ICとは、回路素子をひとつのパッケージとしてまとめた回路のことである。1950年代ウィリアム・ショックレーロバート・ノイスゴードン・ムーアらによって発明製品化された。

ICは、半導体基板土台として、ダイオードトランジスタコンデンサ抵抗などの回路素子定着させ、それらを配線によって電気的につないでいる。集積方法によってモノシリックICやハイブリッドICなどに分類される集積方法としては、当初プリント基板導線差し込む挿入実装が行われていたが、最近では基板表面表面実装部品SMD)と呼ばれる電子部品接着する表面実装技術普及している。

ICは、集積され素子規模に応じてLSIVLSIULSI、などと区別されることがあった。しかし現在ではそのように呼び分けられることも少なくなっている。

今日では、コンピュータから家電製品産業用機械ICカードにいたるまで、あらゆる場面でICが応用されている。


集積回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 13:14 UTC 版)

集積回路(しゅうせきかいろ、: integrated circuit, IC)は、半導体の表面に、微細かつ複雑な電子回路を形成した上でパッケージに封入した電子部品である。




「集積回路」の続きの解説一覧

集積回路 (IC)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:53 UTC 版)

日本電気」の記事における「集積回路 (IC)」の解説

詳細は「ルネサスエレクトロニクス」を参照 (旧・NECエレクトロニクス2013年9月30日に、ルネサスエレクトロニクス第三者割当増資おこなったためNEC保有比率低下して持分法適用対象外となり、NEC関連会社からはずれた各種カスタムLSI AVシステムLSIEMMAシリーズ マイクロプロセッサ・マイクロコントローラμCOMシリーズ Vシリーズ 78Kシリーズ(78K078K0S、78K0R、78K4など) VRシリーズMIPSアーキテクチャ)VR12000 R10000 VR10000 VR8000 R8000 VR5000 R5000 VR4000 R4000 VR3000 R3000ACOSシリーズNOAHシリーズ データフロープロセッサImPP μPD7281 フロッピーディスクコントローラFDC μPD765

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「集積回路 (IC)」を含む「日本電気」の記事については、「日本電気」の概要を参照ください。


集積回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:47 UTC 版)

富士通」の記事における「集積回路」の解説

かつては半導体企業として、特に特定用途向け集積回路ASIC)の世界最大メーカーとして知られており、他メーカーから発注受けて製造する受託生産事業ファウンドリ)も行っていた。しかし平成以降弱体化し2000年代よりは撤退している。具体的には、まず富士通セミコンダクターとして残存していた半導体事業分社化し、設計部門パナソニックとの合弁ソシオネクスト社として再び分社化製造部門UMCなど同業の米・台メーカーらに売却している。 半導体メモリ事業に関しては、市場環境厳しくなった1990年代以降自前投資できず、DRAMにおいて韓国現代電子(現SKハイニックス)、フラッシュメモリにおいては米国AMD社と提携したが、いずれも既に撤退至った凋落原因としては、世界半導体業界急速に政治化したことが挙げられる

※この「集積回路」の解説は、「富士通」の解説の一部です。
「集積回路」を含む「富士通」の記事については、「富士通」の概要を参照ください。

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集積回路

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 02:23 UTC 版)

名詞

集積 回路しゅうせきかいろ

  1. (電子工学) 一つ基板の上トランジスタ抵抗などを多数集積して、小型に作っ電子回路

関連語


「集積回路」の例文・使い方・用例・文例

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