World_Wide_Webとは?

ダブリューダブリュー ダブリュー [9] 【 WWW 】 〔World Wide Web〕


WWW

World Weather Watch
世界気象監視計画世界気象機関中心的事業の一。国際協力によって気象長期予報の正確を図ろうとするもの。

WWW

〖World Wide Web〗


WWW

【英】World Wide Web
別名:ワールド・ワイド・ウェブ

分散データベース・システムの一種HTML言語記述された、文字音声画像動画などの情報を扱うことが可能。世界中ウェブサーバ提供する情報直接ハイパーリンクし、情報検索情報発信することができる。この機能利用するには、クライアント側にブラウザ組み込まれている必要がある

ワールド・ワイド・ウェブ

【英】World Wide Web

WWW参照

WWW

読みだぶりゅだぶりゅだぶりゅ
英語:world wide web ,WWW

HTML(Hyper Text Mark-up Langage)を用いて文書画像映像等を統合した文書を登録,参照配布できるシステムで,異なサーバ文書等にもリンクをはることが可能である.通常ブラウザー呼ばれる閲覧ソフト用いて利用するが,リンクが世界ネット全体わたって張れることからこの様に呼ばれる

WWW

フルスペル:World Wide Web
別名:ワールドワイドウェブウェブ
【英】Web

WWWとは、World Wide Webの頭文字をとったもので、インターネットイントラネットなどで用いられているHTML文書に代表されるシステムのことである。

もともとは、グループ内のさまざまな種類コンピュータ上で文書共有できる論文閲覧のためのシステムであったが、1991年一般に公開されてから普及した。WWWでは、文書Webページ)の記述には主にHTMLというハイパーテキスト言語使用される。ハイパーテキストとは、ある文書別の文書を参照できる情報埋め込むことで(これをハイパーリンクと呼ぶ)文書同士相互に参照可能にする仕組みである。また、この文書中には画像音声など、テキスト以外のデータ埋め込むこともできる。

WWWを参照するには、Webブラウザ使用する。Webブラウザは、Webサーバーから受け取っHTMLファイルCSSファイルなどを解析し、テキスト画像ハイパーリンクなどを文書通り配置するという作業行い画面表示する役割を持つ。

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World Wide Web

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/12 08:13 UTC 版)

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ウェブページは、ウェブブラウザーを使用することで閲覧できる。ウェブブラウザは、通常リンク部分に色を付け、下線を引く。また、ウェブページには画像を表示することができる。
2014年時点での各国のウェブ・インデックス英語版を表した世界地図。

World Wide Webワールド・ワイド・ウェブ、略名:WWW)とは、インターネット上で提供されているハイパーテキストシステムである。WebウェブW3(ダブリュー スリー)[1]とも呼ばれる。俗には「インターネット」という表現がワールド・ワイド・ウェブを指す場合もある。情報提供を担う者はウェブサーバを公開し、一般利用者はウェブブラウザを介してウェブサーバにある情報を閲覧するようなシステムが基本である。

概要

ウィキペディアの周辺の World Wide Web をグラフィック表現したもの。複雑ネットワークの一例でもある。

ワールドワイドウェブではドキュメント(ウェブページ)の記述には主にHTMLXHTMLといったハイパーテキスト記述言語が使用される。ワールドワイドウェブで使われるハイパーテキストとは、文書中に別の文書のURLへの参照を埋め込むことで(これをハイパーリンクと呼ぶ)インターネット上に散在する文書同士を相互に参照可能にするシステムである。閲覧者は表示している文書中でハイパーリンクが付された箇所をクリックやタップなどする事でハイパーリンク先の文書を表示させることができる。

世界中に張り巡らしたような、文書間のつながり方が蜘蛛の巣を連想させることから、世界に広がる蜘蛛の巣を意味する「World Wide Web」と名付けられた。尚、蜘蛛の巣は現実のケーブルの配線を表しているわけではない。HTMLの記述方式は比較的単純なため、急速に広く普及した。

ワールドワイドウェブにアクセスするためのソフトウェアユーザーエージェント)は WWW クライアントと呼ばれる。そのうち、利用者による閲覧を目的としたものは特にウェブブラウザ(WWW ブラウザ、あるいは単にブラウザ)と呼ばれる。また、ワールドワイドウェブのサービスを提供するソフトウェアを「WWWサーバソフトウェア」あるいは単に「ウェブサーバ」という。

ポータル検索エンジンウェブディレクトリの出現により、ワールドワイドウェブは徐々にその真価を発揮し始めた。数学的な理論に基礎付けられたウェブページの順位決定法を実用化することによって、検索エンジンの首座は一気呵成に確定した。それとは対照的に、すべての分野に亘って個々の事例の集積を要するウェブディレクトリの作成は、継続的で地道な作業によって成し遂げられる辞書の編纂と似ている。前者が数学的手法に依存しているのに対し、後者は分類学的手法によっている点が対照的である。

World Wide Webが実装するハイパーテキストの思想はザナドゥ計画に起源を持ち、その仕様はザナドゥ計画の縮小版とも説明される。但し、World Wide Webで実現されたWebアプリやクラウドコンピューティング等は、厳格なルール運用を想定したザナドゥ計画等の前世代のハイパーテキストシステムの思想を遥かに超えている。

歴史

バーナーズ=リーがCERNで使用していたNeXTcube。最初のWWWサーバとなった。

ハイパーテキストの思想自体は1945年に発表されたMemexと、1959年に開発が開始されたoN Line System1960年に開始されたザナドゥ計画に起源を持つが、World Wide Webの直接の起源については1980年ティム・バーナーズ=リーロバート・カイリューと構築したENQUIRE (エンクワイア)に遡ることができる。その名称は「エンクワイア・ウィズィン・アポン・エブリシング」[2]というビクトリア朝時代の日常生活のハウツー本に由来していて、バーナーズ=リーが幼少のころを思い出して付けたものである。それは現在のウェブとは大分違うが、根本的なアイデアの多くを含んでおり、更にはバーナーズ=リーの WWW 後のプロジェクトである セマンティック・ウェブ の考え方をも含んでいた。しかし、ENQUIRE は一般に公表されるまでには至らなかった。

1989年3月12日欧州原子核研究機構 (CERN) のティム・バーナーズ=リーは「Information Management: A Proposal」(情報管理: 提案)を執筆し、ENQUIRE を参照しつつさらに進んだ情報管理システムを描いた[3][4]。彼は1990年11月12日World Wide Web をより具体化した提案書「WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project[5]を発表した。実装は1990年11月13日から開始され、バーナーズ=リーは最初のウェブページ[6]NeXTワークステーション上に置いた。

その年のクリスマス休暇の間に、バーナーズ=リーは WWW に必要な全ツールを構築した[7]世界初のウェブブラウザウェブエディタでもある)と世界初のWWWサーバである。

1991年8月6日、彼は World Wide Web プロジェクトに関する簡単な要約[8]alt.hypertextニュースグループに投稿した。この日がWWWがインターネット上で利用可能なサービスとしてデビューした日である。

ハイパーテキストの概念は1960年代にまで遡ることができる。テッド・ネルソンザナドゥ計画ダグラス・エンゲルバートoN-Line System (NLS) などである。ネルソンもエンゲルバートも、ヴァネヴァー・ブッシュマイクロフィルムベースの夢の装置 memex の影響を受けたものであり、memex は1945年の論文「As We May Think[9]で描かれている。

バーナーズ=リーのブレイクスルーはハイパーテキストとインターネットを結合したことである。彼は著書「Weaving The Web」の中で、このふたつの技術の結合は双方の技術コミュニティの協力によって成立することを強調しているが、誰もこの提案を取り上げることはなく、最終的に自分自身でプロジェクトを実行したのである。この過程で彼はURIと呼ばれるグローバルな資源識別子を開発した。

World Wide Web は当時実現していた他のハイパーテキストシステムとはいくつかの点で異なる。

  • WWW は、双方向ではなく単方向のリンクを使用する。これにより、何らかの資源の所有者と連絡を取らなくてもリンクすることが可能となった。これによって WWW サーバやブラウザの実装も簡単になっているが、同時にリンク先の資源がいつの間にか無くなるという問題も発生させることとなる。
  • HyperCardGopherとは違い、World Wide Web は特定の個人や組織によって独占されておらず、サーバやクライアントを独自に開発し拡張するのも自由にできて許諾を得る必要も無い。

開発当初、WWW は文字情報を扱うだけの比較的単純なものであった(NeXT上で開発されたためOS自身が文字以外を適切に扱うため、WWW は情報を区別しなくてもよかったというのが真相)。しかし1992年イリノイ大学米国立スーパーコンピュータ応用研究所 (NCSA) によって、現在のように画像なども扱えるようになった。同校の学生であったマーク・アンドリーセンらは文字だけでなく画像なども扱える革新的なブラウザ Mosaic を開発。そしてこのソフトに改良を加えるために無料でソースコードを公開したため、Mosaic はたちまち普及し、WWW は誰でも手軽に使うことのできる世界的なメディアとなった。

1993年4月30日CERNWorld Wide Web を無料で誰にでも開放することを発表した。

1992年9月30日、高エネルギー加速器研究機構所属の森田洋平が、日本最初のホームページを開設した。

社会的影響

ウェブは人類史上最大の規模で個人間の情報交換を可能とした。ウェブを通して、地球全体で多種多様な情報を自由に交換することができるようになったのである。

感情的な経験、政治的考え方、文化習慣、音楽の風習、ビジネスについての助言、芸術、写真、文学などが、人類史上最も安価にデジタル化されて共有・拡散される。ウェブはそれを支える技術と設備の上に成り立っているが、印刷物と違って物理的な形を持たない。そのため ウェブを通じた情報伝播は物理的な量に制限されず、情報を複写するのに大きな手間もかからない。またインターネットを使う利点として、ウェブ上の情報は簡単かつ効率的に検索でき、他のどんな通信手段(郵便電話など)や実地の旅行よりも早く情報を集めることができる。

すなわちウェブは今まで地上に現れた個人の情報交換媒体としては最も広範囲で遠くまで伝達可能なものである。多くのユーザーが世界各地の人々と情報交換し、他の手段では不可能だったことを可能とするだろう。

ウェブは社会交流を促して、膨大な知識の集積を育み、個々人の地球規模の理解を深める役に立つと示唆する人もいる。一方、多くの人々を仮想世界に閉じこもらせ、好戦性を増大させ、地球規模の管理・支配体制を生み出すのに使われる可能性も持っているとも言われる。

技術

仕組み

ワールドワイドウェブはクライアントサーバモデルに基づくシステムである。

ワールドワイドウェブ上の文書などの資源にアクセスするには、まずウェブブラウザにURIを入力するか、文書のリンクをたどればよい。すると、第一段階としてURIのサーバ名を表す部分がドメイン・ネーム・システム (DNS) と呼ばれるインターネット分散データベースによってIPアドレスに変換される(IPアドレスが直接指定されている場合はこの変換は行われない)。

次に、そのIPアドレスに対応する WWW サーバに対して、URIのスキーム(通信方法などの指定)に従い接続を試みる。プロトコルとしては主にHTTPが使用される。一般的なウェブページでは、文書を構成するHTMLファイルや画像ファイルが要求され、即座に要求元に転送される。

ウェブブラウザは、受け取ったHTMLファイルやCSSファイルにしたがってレンダリングし、画像をはめ込み、リンクをはめ込むなどの仕事を行う。これによって利用者が見ている画面上の「ページ」が生み出される。

多くのウェブページは他の関連する文書へのハイパーリンクを含んでいる。それは例えばダウンロードのページだったり、ソース文書だったり、他の定義だったり、ワールドワイドウェブ上の何かの資源だったりする。このハイパーリンクによって情報の網(ウェブ)が形成される。これによってワールドワイドウェブが構成されているのである。

標準規格

ワールドワイドウェブを構成する根本的な標準規格が3つ存在する。

これらは当初すべてIETFRFCにより標準化が進められていた。その後、ワールドワイドウェブ特有の技術、HTMLなどは非営利組織である World Wide Web Consortium (W3C) によって標準化が進められることになった。現在、バーナーズ=リーはW3Cを指導する立場である。W3Cは上記を含めた様々な標準を開発・保守し、ワールドワイドウェブ上のコンピュータが様々な形態の情報を格納してやりとりできるよう尽力している。

それに加え、WHATWGが登場し、2019年現在、上記3技術の標準化は、それぞれ以下の組織が行っている。

  • URLおよびURI: IETFおよびWHATWG
  • HTTP: IETF
  • HTML: W3CおよびWHATWG

JavaScript

JavaScript はウェブページのために開発された、クライアント側のスクリプト言語である。ネットスケープコミュニケーションズが開発したものである。名前の一部に「Java」を含んではいるが[10]、技術的には Java との関係はほとんどない。文法はC言語に似ている。オブジェクト指向的コーディングする以外に手続き的にコーディングすることもできる。

HTMLとJavaScriptを組み合わせて動的にウェブページを書き換える手法は、静的なウェブページと区別するためにダイナミックHTML(DHTML)と表現されることが多い。JavaScriptで動的にウェブページを書き換えるという発想は、ウェブページの装飾のみに使える程度の価値しか持たないとされていた。しかし、2005年2月18日に起きたAjaxの提唱と普及により、ネイティブアプリケーションと変わらない操作性を持つウェブアプリケーションにまで発展した。

アプレットとプラグイン

ウェブの普及期の初期にはサン・マイクロシステムズJava技術により、小さなプログラムアプレット)を直接WWWサーバが提供する情報に埋め込むウェブページが登場した。のちにマクロメディアのFlashとそのプラグインが登場すると、Javaアプレットに取って代わった。アプレットやFlashプラグインを利用したプログラムはクライアント側のコンピュータ上で動作し、高速で豊かなユーザインタフェースを可能とした。

Flashプラグインは2000年代に爆発的な普及をみせ、一時期はほぼ全てのウェブブラウザが初期状態で搭載するほどだったが、2010年代に入るとJavaScriptを応用したウェブアプリケーションの発展に押され、Flashプラグインを利用するウェブページは減少した。今日では古い技術となったJavaアプレットやFlashプラグインはセキュリティリスクと見なされ、ウェブブラウザから取り除かれる傾向にある。

統計

2001年の研究[11]によれば、ウェブ上の文書は5500億個以上も存在し、その多くは「深層Web」にあるという。

2002年の20億以上のウェブページを調査した結果によると[12]、英語のコンテンツが56.4%で最も多く、以下、ドイツ語 (7.7%) 、フランス語 (5.6%) 、日本語 (4.9%) となっていた。これ以降、中国語のページの増加が目立っている。

2005年1月では[13]、75種類の言語でウェブ検索を行ってサンプリングし、一般に検索可能なWebは少なくとも115億ページ存在するとの結果を得ている。

2006年2月では[14]、静的なページだけでも150億ページ以上、動的に生成されるページを含めると350億ページ以上が存在するとの推定がある。

雑学

「インターネット・サーフィン」という言葉は1992年6月に出版された「ウィルソン・ライブラリー・ビュレッティン」[15]の中のジーン・アーマー・ポリー[16](司書)の書いた文章から発祥しているという。ポリーは独自にこの言葉を生み出したかもしれないが、1991年から1992年にかけて Usenet で同様の言葉が散見された。更にそれ以前にハッカーのコミュニティで使われていたという証言もある。

英語では、「worldwide」と一語で表記するのが普通だが[要出典]、「World Wide Web」やその略記の「WWW」英語でも普通に使われるようになった[要出典]。最初の頃は、単語を連続して書いて単語の先頭だけを大文字にした 「WorldWideWeb」(インターキャップとかキャメルケースといわれ、プログラマが好む命名規則)とか、ハイフンが入った 「World-Wide Web」(英語の本来の使用法に近い)と表記されることも多かった[要出典]

英語では「World Wide Webワールド・ワイド・ウェブ」より「WWWダブリュー・ダブリュー・ダブリュー」の略称が一般的である。ただし、皮肉なことに、「WWW」の方が「World Wide Web」よりも音節数が多く、発音するのにかえって時間がかかる。バーナーズ=リーによれば、他の人はそれを理由に名前を変えるように助言したが、バーナーズ=リー本人がこの名称に固執したとのことである。

英語圏の多くの地域では、「WWW」は「ダブリュー・ダブリュー・ダブリュー」と発音されるが、ニュージーランドでは「ダブ・ダブ・ダブ」と発音されることが多い。

脚注

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  1. ^ http://www.w3.org/ The World Wide Web Consortium (W3C)
  2. ^ Enquire Within Upon Everything
  3. ^ The original proposal of the WWW, HTMLized
  4. ^ “WWW誕生から30周年 Googleもロゴで祝福”. ITmedia NEWS. (2019年3月12日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/12/news062.html 2019年3月12日閲覧。 
  5. ^ http://www.w3.org/Proposal
  6. ^ The World Wide Web project
  7. ^ Tim Berners-Lee: WorldWideWeb, the first Web client
  8. ^ http://groups.google.com/groups?selm=6487%40cernvax.cern.ch
  9. ^ http://www.theatlantic.com/doc/194507/bush
  10. ^ 開発された当初は LiveScript と呼ばれていたが、当時、爆発的な人気を誇っていた Java 言語にあやかって、この名前に改名された。(JavaScript#歴史 を参照。)
  11. ^ BrightPlanet - The 'Deep' Web: Surfacing Hidden Value
  12. ^ Distribution of languages on the Internet
  13. ^ The Indexable Web is more than 11.5 billion pages
  14. ^ Fact of The Web
  15. ^ Wilson Library Bulletin
  16. ^ Jean Armour Polly

関連項目

外部リンク

標準規格

以下は、World Wide Web の基本的な3つの標準規格を定義した文書のリストである。


WorldWideWeb

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/09 09:43 UTC 版)

WorldWideWeb
WorldWideWeb Icon.png
WorldWideWeb FSF GNU.png
WorldWideWeb(1993年ごろ)
開発元 ティム・バーナーズ=リーCERN
初版 1990年12月23日(26年前) (1990-12-23 [1]
プログラミング言語 Objective-C [1]
対応OS NeXTSTEP[1]
対応言語 英語
サポート状況 終了
種別 ウェブブラウザ、ウェブオーサリングツール
ライセンス パブリックドメイン
公式サイト www.w3.org/.../WorldWideWeb.html
テンプレートを表示

WorldWideWeb(ワールドワイドウェブ)は、世界初のウェブブラウザであり[1]WYSIWYGHTMLエディタである[2]。後に World Wide Web との混同を避けるため Nexus と改称している。それが書かれた当時、ウェブを閲覧する手段は WorldWideWeb しかなかった[1]

ソースコードが1993年にパブリックドメインとしてリリースされている[3][4]

歴史

1990年後半、CERNに勤務していたティム・バーナーズ=リーNeXT製コンピュータ上で[4] WorldWideWeb を書き始めた。2カ月後の1990年12月25日、最初の全体のビルドが成功した[5]。その後もバーナーズ=リーや同僚が修正とビルドを繰り返し、インターネットのニュースグループで公表したのは1991年8月のことである[5]。その時点でプロジェクトには、Bernd Pollermann、ロバート・カイリュー、Jean-Francois Groff[6]ラインモードブラウザを書いた Nicola Pellow といった人々が参加していた[5]

NeXTのシステムから他のオペレーティングシステムへの完全な移植は難しかったため、チームは編集機能を省いた「パッシブ・ブラウザ」を開発した[2]X Window System はチーム内の誰も使ったことがなかったため、移植できなかった[2]

バーナーズ=リーとGroffは多くのWorldWideWebのコンポーネントをC言語で書き直し、libwww APIを作り上げた[7]

他にも ViolaWWW のような初期のブラウザもあったが、1993年には NCSA Mosaic がそれら全てに取って代わった。最初の創造に関わった人々は別の仕事に取り掛かっていった。World Wide Web に関する開発についての標準やガイドラインの制定など(たとえば、HTMLや、様々な通信プロトコル)である。

1993年4月30日、CERN は WorldWideWeb のソースコードパブリックドメインとして公開し、フリーソフトウェアとした。いくつかのバージョンは evolt.org's browser archive からダウンロード可能である。バーナーズ=リーは当初これをGPLライセンスでリリースしようと考えていたが、結局商用での利用を考慮してパブリックドメインとした[8][9]

技術的情報

WorldWideWebは NEXTSTEPプラットフォーム上で開発されたため、プログラムはNEXTSTEPのコンポーネントを利用している。たとえば、WorldWideWebのレイアウトエンジンはNEXTSTEPのTextクラスを活用している[1]

機能

WorldWideWebは基本的なスタイルシートを表示することができる[4]。NeXTシステムのサポートするいかなるファイルタイプ(PostScript[2][4]、動画[4]、音声[4])でもダウンロードしたりオープンしたりでき、ニュースグループを閲覧したり、スペルチェックしたりできる。最初、NEXTSTEPのTextクラスが画像オブジェクトをサポートするまでは、画像は別ウィンドウで表示されていた[4]

このブラウザはWYSIWYGエディタとしても機能する[1][2]。複数のウィンドウでウェブページを表示しつつ、同時にそれらを編集したりリンクしたりできる。"Mark Selection" という機能でアンカーを生成し、"Link to Marked" という機能で選択したテキストを直近にマークしたアンカーとリンクすることができる。リモートからページを編集することはできなかった。HTTP PUT メソッドがまだ実装されていなかったためである[1]。ファイルはローカルなファイルシステム内で編集され、その後HTTPサーバによってウェブとして公開される。

WorldWideWebの操作パネルにはNextとPreviousというボタンがあり、これにより最後に見たページの次か後のリンクをたどることができる。Operaの Rewind と Fast Forward ボタンに近い。つまり、リンクの並んだページからあるページを選んで表示させたとき、Previousボタンを押すとリンクの並び順の前のリンクが指しているページが表示される[1]。これは当時は便利な機能だった。というのは、多くのページがそのような一覧でリンクされていたからである。しかし World Wide Web が成長するにつれ、そのような習慣はなくなり、後のWebブラウザからもそのようなボタンはなくなった。

WorldWideWebにはブックマークのような機能はないが、似たような機能なら備えていた。あるリンクをセーブしておきたい場合、それをユーザー自身のホームページにリンクしてセーブすることができる。ホームページを階層化してブックマークのフォルダーのようにすることもできる[2]

WorldWideWebは、FTP[1]HTTP(バーナーズ=リーが1989年に発明)[1]NNTP[1]という複数のプロトコルを使っており、URLでローカルファイルも扱える。

名称

バーナーズ=リーは当初 The Mine of Information[10]The Information Mesh[10] という名称を提案していたが、最終的に WorldWideWeb が選ばれている[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m Berners-Lee, Tim. “The WorldWideWeb browser”. World Wide Web Consortium. 2010年7月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Interview Robert Cailliau on the WWW Proposal: "How It Really Happened."”. Institute of Electrical and Electronics Engineers (1997年11月). 2010年8月18日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ Index of /History/1991-WWW-NeXT/Implementation”. World Wide Web Consortium. 2010年8月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g Berners-Lee, Tim. “Frequently asked questions - What were the first WWW browsers?”. World Wide Web Consortium. 2010年7月22日閲覧。
  5. ^ a b c Berners-Lee, Tim (ca 1993/1994). “A Brief History of the Web”. World Wide Web Consortium. 2010年8月17日閲覧。
  6. ^ Jean-François Groff. “NeXT editor upgrade proposal”. World Wide Web Consortium. 2010年6月21日閲覧。
  7. ^ Stewart, Bill. “Web Browser History”. Living Internet. 2010年6月2日閲覧。
  8. ^ History of Libwww (PDF)”. p. 3. 2008年4月29日閲覧。
  9. ^ Berners-Lee, Tim. “Policy”. World Wide Web Consortium . 2010年9月1日閲覧。
  10. ^ a b Welcome to info.cern.ch”. CERN. 2010年7月25日閲覧。

参考文献

  • Weaving the Web (ISBN 0-06-251587-X), Webの概念に関するバーナーズ=リーの著書

外部リンク




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