ハイパーリンク【hyperlink】
ハイパーリンク
ハイパーリンク
【英】hyperlink
ハイパーリンクとは、テキストファイルや画像データ、音声データ同士を文書中で相互に結び付ける仕組みのことである。ハイパーリンクを用いて、複数の文書をオブジェクトとして双方向に関連付けるというシステムはハイパーテキストと呼ばれる概念に基づく。インターネットにおけるリンクもハイパーテキストのひとつである。
ハイパーリンクは、Webにおいて、Webページに埋め込まれた他のWebページのURLへジャンプする仕組みとして最もよく用いられている。Windowsにおいては、OLEと呼ばれる技術を用いて文書や図形を他のアプリケーションに貼り込めば、クリックによってその情報源を表示することができ、リンク先となる元データに修正や変更が加えられれば、リンクの貼られた箇所のデータも自動的に更新される。
ハイパーリンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 23:01 UTC 版)
ハイパーリンク(英: Hyperlink)とは、ハイパーテキストにおいて、複数の文書を結び付ける役割を担う「参照」である。ハイパーテキストの根幹をなす。単に「リンク」とも呼ばれる。
最もよく使われているであろうとされるリンクは、World Wide Web(WWW)におけるUniform Resource Locator(URL)によるものである。
HTMLによるハイパーリンク
HyperText Markup Language(HTML)で記述されたウェブページでは、次の様にa要素(アンカー要素)を用いる(Extensible HyperText Markup Language(XHTML)においても同様)。
<a href="https://ja.wikipedia.org/">Wikipedia</a>
以上の記述によって、以下の様なリンクが生成される。
ハイパーリンクと法律
ハイパーリンクと著作権
WWWにおけるリンクは、当該文書の存在位置と閲覧方法を示す情報に過ぎないため、通常の使用方法であればリンクを設置する行為は著作権法による制限を受けることなく自由である。ところが、日本の一部のマスメディア(新聞社やテレビ局など)のウェブサイトでは、かつて、記事へのリンクが著作権侵害にあたるという見解を表明しているものがあった[1]。これは文化庁の見解と対立する上に、インターネット共同体にはこれを批判する意見もあった。
最近では、基本的にリンクを自由としつつ、リンクの仕方によっては著作者人格権(同一性保持権)などの侵害になることがあるとの見解を示しているマスメディアが多い[2][3][4][5]。
ハイパーリンクと判例
以下のような判例が存在する。
大阪FLMASK事件
画像を可逆的にマスキングする事のできるソフトウェア「FLMASK」の作者が、自身のウェブサイトから同ソフトウェアでマスキングした猥褻画像を公開していたウェブサイトにハイパーリンクを行ったことで、猥褻図画公然陳列の幇助罪に問われた。同作者が控訴しなかったため、第一審での有罪判決が確定している。
詳細は、大阪地方裁判所(大阪地裁)平成9年 (わ)第1619号わいせつ図画公然陳列幇助被告事件の判決文を参照のこと。
URL判決
児童ポルノのURLを直接リンクではなくアドレスを言い換えるなどして偽装して紹介したことで児童ポルノ公然陳列罪に問われた被告に対し、幇助ではなく正犯として児童ポルノ公然陳列罪の成立が認められるとの判決が最高裁で出ている[6]。すなわち、違法なファイルそのものや直接リンクですらなくても、URLを紹介しただけでファイルのアップロード者と同等の罪に問われる。
詳細は大阪高等裁判所 平成21年(あ)第2082号の判決文を参照のこと。判例時報2166号142頁に記載。
出典
関連項目
外部リンク
- Creating hyperlinks - MDN Web Docs
- “Q 無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。”. 公益社団法人著作権情報センター. 2011年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月30日閲覧。
ハイパーリンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/19 01:38 UTC 版)
「舞台も踊る大捜査線 ザッツ!! スリーアミーゴス」の記事における「ハイパーリンク」の解説
今作品は舞台劇だが踊る大捜査線のスタッフが多く関わっている為か同シリーズの特色である、意図的に入れた他作品との共通点が数多く見受けられる。 署長室(舞台)の後ろに飾られている小道具の中に、踊る大捜査線 THE MOVIEで犯人達一味にとらわれた和久が青島を呼ぶ為に使ったレインボースモークボール(打つと色の付いた煙を出しながら飛んでいくゴルフボール)が置かれている。この他にも、陶芸大会の賞状(歳末特別警戒スペシャルからのリンク)、プロジェクトK(深夜も踊る大捜査線 湾岸署史上最悪の3人!からのリンク)などが見られる。 劇中廊下の様子や、トークショー時に使われた文字を映し出すモニターの下部に『C.A.R.A.S』の文字が確認できる。これは、踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!に出てきた監視カメラシステムと同型。 劇中に出演した亀山千広プロデューサーに出されたのはレインボーせんべい、亀山氏が持ってきたお土産はレインボー最中。どちらも踊る大捜査線の中に出てきた架空のお菓子(現在はフジテレビ内などで販売されている)。 袴田課長が持ってきた書類の中に、レインボーブリッジを無断で封鎖した事による各省庁への報告書類がある事が同人のセリフにより確認できる。THE MOVIE 2劇中で青島やSAT等によって交通が止められたことによるお咎めだと思われる。 署長室内の壁に、刑事課内に貼られていた『刑事警察スローガン』がある。また、窓の横にかけられている湾岸署の正面写真は、刑事課の応接室にかけられている写真と同アングル(恐らく同じ物と思われる)。 余談だが、劇中森下の口から「真下の父親は第一方面本部長である」というセリフがあるが、THE MOVIE 2の劇中で、息子・真下正義のセリフに警察庁勤務であるという主旨のセリフがある。警察庁には方面本部が無い為矛盾が生じている(ただし、森下が単に知らなかったとも考えられる)。
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