ウェブ‐アプリケーション【web application】
Webアプリケーション
別名:Webアプリケーションプログラム,Webアプリ,ウェブアプリ
【英】Web application
Webアプリケーションとは、Webサーバー上で動作し、Webブラウザを用いて利用するアプリケーションのことである。
WebアプリケーションはWebブラウザをクライアントとし、HTTPを通じてWebサーバーにアクセスして利用される。一般的にはインターネットを通じて提供されるが、同様の仕組みを持つイントラネットなどのネットワークを通じて利用する場合もある。
Webアプリケーションは、利用者側にとっては、Webページを閲覧する感覚でアプリケーションが利用できる、またはアプリケーションソフトをローカル環境にインストールしなくてもWebブラウザがあればアプリケーションの機能を利用できるというメリットがある。他方、Webブラウザの種類やバージョンによっては、Webアプリケーションが提供する機能を充分にサポートしていない場合もあり得る。
Webアプリケーションに対して、ユーザーのローカル環境にインストールして利用されるアプリケーションは、デスクトップアプリケーションと呼ばれる。また、Webアプリケーションのうち、特にFlashやAjax、Silverlight、RoR(Ruby on Rails)といった技術を利用して高機能かつダイナミックな機能を実現するものを、特にリッチインターネットアプリケーション(RIA)と呼ぶことがある。
インターネットの普及と技術進展に伴い、従来はデスクトップアプリケーションとして販売されていた機能も、Webアプリケーションとして提供される場合が増えている。メールクライアントと同様の機能をWeb上で提供するWebメールなどが典型的な例と言える。既にZohoやMicrosoft Office Web Appsのように、オフィスソフト、オフィススイートの機能もWebアプリケーションとして提供されるようになっており、GoogleのChrome OSのようにオペレーティングシステム(OS)をWebアプリケーション化する試みも進んでいる。
ウェブアプリケーション
(Webアプリケーション から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 12:09 UTC 版)
ウェブアプリケーション(Web application)は、ウェブ(World Wide Web)技術を基盤としたアプリケーションソフトウェアである。
- ^
HTMLMediaElement
インターフェイスは、HTMLElement
に音声や動画で一般的なメディアに関する基本的な能力の対応に必要なプロパティやメソッドを追加します。 HTMLMediaElement. MDN web docs - ^ Service Workerは、基本的にウェブアプリケーション、ブラウザー、そして(もし繋がっていれば)ネットワークの間に介在するプロキシサーバーのように振る舞います。これは、よりよいオフライン体験を可能にするように意図されており、ネットワークのリクエストに介在してネットワークの使用可否の状況に基づいて適切な対応を取ったり、サーバー上にあるアセットを更新したりします。サービスワーカー API. MDN web docs
- ^ WebAssembly は最近のウェブブラウザーで動作し、新たな機能と大幅なパフォーマンス向上を提供する新しい種類のコードです。 WebAssembly の概要 - WebAssembly とは何か. MDN web docs
- ^ 他にもPerlのためのmod_perlやPythonのためのmod_python、Rubyのためのmod_rubyなどが存在する。
- ^ これらのアプリはどこでも動作し、ネイティブアプリと同様の使い勝手を提供する様々な機能を提供します。 プログレッシブウェブアプリ. MDN web docs
- ^
assignedElements()
はHTMLSlotElement
インターフェイスのプロパティで、このスロットに割り当てられた一連の要素を返します。 MDN web docs - Web API - ^ 特別な
children
という props を使い、以下のようにして受け取った子要素を出力することができます。...children
の props の代わりに独自の props を作成して渡すことができます。 React Docs - コンポジション vs 継承 - ^
React.Children
はデータ構造が非公開のthis.props.children
を扱うためのユーティリティを提供します。 React Docs - React の最上位 API - ^ a b Delta Sync 機能を使用すると、同期プロセスで基本クエリと差分クエリという 2 つの別々のクエリを指定できます。これにより、クライアントは大量のレコードを含む可能性のある基本クエリでのローカルキャッシュをハイドレートし、最後のクエリ以降に変更されたデータのみを受信できます (差分更新)。 AWS AppSync - チュートリアル: Delta Sync
- ^ The Self-contained System (SCS) approach is an architecture that focuses on a separation of the functionality into many independent systems, making the complete logical system a collaboration of many smaller software systems. scs-architecture.org
- 1 ウェブアプリケーションとは
- 2 ウェブアプリケーションの概要
- 3 歴史
- 4 脚注
Web アプリケーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:22 UTC 版)
Webアプリケーションにおいて、継続の利用が開発効率を上げるとして、継続を利用するスタイルでのWebアプリケーションの開発がおこなえるフレームワークが開発されており、Kahuaなどの実装例がある。通常、Webサーバではユーザからの HTTP リクエストは完全に独立したものとして扱われており、したがってサーバ上で走っているプログラムは個々のリクエストを独立した計算過程として完了しなければならなかった。しかし、多くの Web アプリケーションでは『ログイン』や『買い物カゴへの追加』など、あたかもサーバ上で連続した状態を保持しているかのような機能をユーザに対して提供する必要がある。従来のWebプログラミングでは、これは一連のリクエストをいくつかの状態に分割してサーバ上に (あるいはクッキーなどで)保存しておき、各リクエストごとにそこから復帰するという手法が一般的だったが、このようなプログラミングは複雑になりがちで、バグも起こりやすかった。しかし継続をサーバ上に保持できれば、プログラマは状態の分割をなにも考えずにあたかもユーザと 1対1で通信しているかのようなコードを書くことができる。これにより複雑な Web アプリケーションがより簡単に(バグも少なく)書けるようになると、それらのフレームワークの開発者は主張している。
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