HTTP ETag
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 15:21 UTC 版)
ETag(エンティティタグ)は、HTTPにおけるレスポンスヘッダの1つである。これは、HTTPにおけるキャッシュの有効性確認の手段の1つであり、ETagを利用してクライアントから条件付きのリクエストを行うことができる。そうすることで、コンテンツが変わらなければレスポンスをすべて返す必要がなくなるので、キャッシュを効率化し、回線帯域を節約できるようになる。ETagは複数人が同時にリソースを上書きしてしまうことへの対策となる、楽観的並行性制御に使うこともできる[1]。
- ^ “Editing the Web - Detecting the Lost Update Problem Using Unreserved Checkout”. W3C Note (1999年5月10日). 2013年8月20日閲覧。
- ^ 上野(2013)、pp.135-136。
- ^ 上野(2013)、pp.146-147。
- ^ 上野(2013)、p.145。
- ^ “Configure ETags”. 米Yahoo!. 2013年8月20日閲覧。
- ^ “tracking without cookies” (2003年2月17日). 2013年8月20日閲覧。
- ^ “IPアドレス・クッキー・JavaScript・UAなどを使わずユーザーを個別に追跡する方法”. Gigazine (2013年8月19日). 2013年8月20日閲覧。
- ^ “Flash Cookies and Privacy II: Now with HTML5 and ETag Respawning” (2011年7月29日). 2013年8月20日閲覧。
- 1 HTTP ETagとは
- 2 HTTP ETagの概要
- 3 使用例
- 4 強いETag値と弱いETag値
- 5 参考文献
- 6 外部リンク
- HTTP_ETagのページへのリンク