強いETag値と弱いETag値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/20 13:31 UTC 版)
「HTTP ETag」の記事における「強いETag値と弱いETag値」の解説
ETagには強いETag値と弱いETag値が存在する。表記としては、頭に「W/」が付くものが弱いETag値、付かないものが強いETag値である。 "123456789" -- 強いETag値W/"123456789" -- 弱いETag値 強いETag値が一致すれば、2つのリソースが1バイトも変わらず、またContent-Languageなどのヘッダも変わっていないことを示す。強いETagはキャッシュや部分リクエストにも使いうる。 弱いETag値が一致した場合、2つのリソースは意味合いとして同じ、つまり実用的にはキャッシュされたものを代用できる、ということを示している。ただ、1バイトも変わらず同じであることは保証されず、部分リクエストのバリデーションには使えない。これは、Webページを動的に生成する場合など、強いETagをサーバで生成することが現実的でない場合に使うことができる。
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