ActiveX
別名:アクティブX
ActiveXとは、Microsoftが開発したインターネット関連技術の総称である。1996年に登場した。
ActiveXは具体的な機能や仕組みを指すものではなく、関連する様々な技術の総体として用いる呼び名である。ActiveX関連技術の代表的なものとしては、Webブラウザ上で動的なWebページを実現するActiveXコントロールがある。もっぱらActiveXコントロールを指して単にActiveXと呼ぶ場合も多い。
ActiveXコントロールは、ActiveXの登場以前にOLE(Object Linking and Embedding)と呼ばれていた技術群をインターネット技術に適応させたものである。OLEはコンピュータ上のアプリケーション間で機能の連携を行うための技術であったが、ActiveXコントロールではインターネットを通じて、サーバーが提供する機能モジュールをブラウザで実行できるようになっている。
ActiveXコントロールは基本的にInternet Explorer上で利用される。ActiveXコントロールの他にも、WebブラウザでOfficeドキュメントを表示できるActiveXドキュメントや、ActiveXコントロールやスクリプト言語などの機能を統合するためのActiveXスクリプティングなどがある。
ちなみに、Microsoftが開発した技術にはDirectXという名称のものもあるが、こちらはWindowsにおいてマルチメディア関連の処理に特化したAPI仕様のことである。
参照リンク
ActiveX テクノロジの概要 - (Microsoft)
ActiveX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 19:11 UTC 版)
ActiveX(アクティブエックス)とは、マイクロソフトが開発するインターネットに関するソフトウェアコンポーネントやその技術を示す用語である。一般的には同社製のウェブブラウザであるInternet Explorerやそのコンポーネントを利用したソフトウェア上で動的なコンテンツを再生するための技術(ActiveXコントロール)を指す。JavaScriptやHTML5/CSS3といった標準規格の普及によって2015年現在では当たり前となった、RIA (リッチインターネットアプリケーション) を実現するための技術の先駆けとも言える。
- 1 ActiveXとは
- 2 ActiveXの概要
「Active X」の例文・使い方・用例・文例
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