OLE DB
読み方:オーエルイーディービー
OLE DBとは、MicrosoftがCOM(Component Object Model)技術をベースとして開発した、様々なタイプのデータへ共通の手段でアクセスできるようにするためのAPIのことである。
OLE DBは、ODBC(Open Database Connectivity)と呼ばれるAPIの発展形として開発された。ODBCは主にリレーショナルデータベース(RDB)を対象とし、複数のRDBへの統一的なアクセス手段を提供するものである。OLE DEでは、RDBだけでなく、非リレーショナルなデータベース、電子メールや各種文書なども包括したデータソースへとアクセスすることを可能としている。
OLE DBは、ODBCやADO(ActiveX Data Objects)と共に、MDAC(Microsoft Data Access Components)と呼ばれるコンポーネントの一部を構成している。
OLE DB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 07:47 UTC 版)
OLE DB (Object Linking and Embedding, Database) はマイクロソフトの設計したAPIであり、一様な形で格納されている様々な種類のデータへのアクセスを行うものである。OLEDB、OLE-DB とも表記する。Component Object Model (COM) を使って実装されたインタフェース群であり、そのためOLEと関係がある。ODBCをより抽象化した形で置換するもので、関係データベース以外の各種データベースもサポートするよう拡張されている。オブジェクトデータベース、表計算ソフトなどSQLをサポートしていないものにも対応している。
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