データソース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 02:32 UTC 版)
LINQはサードパーティによるものを含め、あらゆる種類のデータソースに対して適用することができる。これは、標準クエリ演算子に対応する機能を拡張メソッドとしてデータソースに追加することで実現している。 従来では同種のデータ型やオブジェクトの集合に対して列挙やソート、フィルタを効率的に扱うために配列 (Arrayクラス) やコレクションオブジェクトが用いられた。一方、データベースやXML上のデータ集合はADO.NETによってデータセットとして取り扱われており異なる操作が必要であった。LINQによって、これらのオブジェクトやデータセットを区別せず共通的に扱うことが可能となった。 例えば、マイクロソフトによるものでは次のような実装がある。 LINQ to Objects (あらゆるコレクション/列挙子をLINQクエリで操作可能にする) LINQ to XML (XLinq) LINQ to ADO.NETLINQ to SQL (DLinq / SQL Server専用) LINQ to Entities (SQL Server / Oracle Database / MySQL / SQLite等) LINQ to DataSet (DataSetに対する拡張メソッドにより、LINQクエリを記述可能とする) Azure Table Storage (Windows AzureのキーバリューストアでLINQクエリを記述可能とする) サードパーティ製データソースとしては、以下が挙げられる。 LINQ to Twitter - ツイッターの情報をソースとする。
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