データセンターの設備とは? わかりやすく解説

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データセンターの設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:42 UTC 版)

データセンター」の記事における「データセンターの設備」の解説

地震対策設備 データセンターにより、耐震制震免震構造などをとっている。 ラック EIA規格19インチラックをフルラック単位提供するケースが多い。事業者によっては、1/8・1/4・1/2ラック単位提供することもある。 無停電電源 無停電電源装置 (UPS)、自家発電装置など備えている。電力会社からの停電時に自動的に自家発電装置起動するが、すぐには電力供給行えないので、それまでの間はUPS電力供給するまた、受電装置自家発電装置定期的な点検が必要であり、停電作業必要な場合UPSから電力供給する。従って、UPS電力供給時間点検作業まで含めて設計されており、10分から90程度一般的2006年江戸川特別高圧送電損傷による停電事故の際には、データセンタ自家発電装置自動起動せずにUPS電力供給途絶えサーバ故障引き起こした事例がある。 ヨーロッパデータセンター一つでは、自家発電用の燃料供給を受ける優先順位は、軍隊病院に次ぐ3番となっており、そのデータセンター重要性伺える。 防火、消火設備 耐火区画や煙検知装置ガス消火器などを有している。 セキュリティ 入退室管理対人認証ICカード認証生体認証監視カメラ施錠などのセキュリティ設備有している。 インターネットコネクティビティ 一般的に自社ビル引き込むより、安価に高速インターネット回線引き込むことが可能である。 空調 サーバーの熱を処理するための空調設備として以下のような設備持っている事が多い:寒冷な外気導入するエアダクトスリット発熱量の多い箇所冷却媒体を通すための冷媒配管 サーバ前面から冷たい外気取り込んで背面から放出するので、これを妨げないよう工夫具体的にコンピュータからの熱を効率良く放出するため、空調設備からの冷気導入する通路(コールドアイル)とコンピュータからの発熱排出する通路(ホットアイル)を分離 サーバ背面から放出された熱を、サーバ前面回りませないようにするため、ラックサーバの間に挟むブランクパネル。

※この「データセンターの設備」の解説は、「データセンター」の解説の一部です。
「データセンターの設備」を含む「データセンター」の記事については、「データセンター」の概要を参照ください。

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