じか‐はつでん【自家発電】
自家発電
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自家発電(じかはつでん、electricity self-generation)とは、電気を消費する者が自ら発電装置を備えて発電することであり、外部へ電力を販売するのが目的ではなく、自らの消費を主目的としたものである[1]。
- ^ a b エネルギー政策研究会編著、『電力ビジネス事典』、エネルギーフォーラム、2002年4月27日第2刷発行、ISBN 4885552702
- ^ 加藤敏春著、『スマートグリッド革命』、NTT出版、2010年7月1日初版第1刷発行、ISBN 9784757122635
- ^ 特定規模電気事業者は「特別高圧需要(2万V以上の送電線で電気を受電し、原則2000kW以上の最大使用電力を有する受領のこと)」を意味する「特定規模需要」に対して、いわゆる電気会社である一般電気事業者の送電網を利用して販売する者を指す。
- ^ 今泉大輔著、『電力供給が一番わかる』、技術評論社、2012年12月5日初版第1刷発行、ISBN 9784774149585、166-167頁
- ^ 自家用発電所認可出力表(xlsファイル) - 資源エネルギー庁(2010年度、2012年4月16日閲覧)
自家発電
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六本木ヒルズでは、六本木エネルギーサービスが電力とガスなど熱供給事業を全てを行っている。六本木エネルギーサービスは、森ビルと東京ガスによって設立された特定電気事業者である。 ガスタービンコジェネレーションを採用し、都市ガスを燃料として施設独自の発電所を設置しており、一般家庭数千世帯分の電力を域内に供給している。これにより、停電などの電力制限を受けることなく、電力供給が可能となっている。万一東京ガスの供給が停止した場合は、東京電力ホールディングスから受電し、それも不能となった場合には、備蓄してある灯油で発電する三重の冗長化バックアップ体制をとっている。これは、非常時にも電力供給が止まらない、オフィス環境の事業継続計画性を求める「外資系テナント」の要請によるものである。 平常時は稼働しないが、電力供給機能はビル街に留まらず、外部に対してもなされており、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う危機的な電力不足の折には、ビル街の節電などにより、余剰となった電力を限定的ながら外部へ供給した。
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