背中
背面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:41 UTC 版)
貝殻はなく、背は中心に向けて緩やかに盛り上がる。表面には細かい顆粒が密布するとともに大小の突起が多数あり、そのうちの10個前後は担眼突起と呼ばれ、レンズを備えた背眼が備わっており周囲の明るさを感じることができる。通常は一つの担眼突起に3方向を向いた3個の背眼が集まっていることが多いが、1個~2個しかない場合や、逆に大型個体では5~6個の背眼が集まった突起をもっている場合もある。突起は短いながらも潜望鏡のように伸縮し、活発に活動している時は伸びて高くなり、外敵などの刺激を受けると穴に引っ込み周囲の肉や小突起に埋もれて見えなくなる。 これら背面突起の配列は一見不規則だが、ある程度の傾向があり、特に大きな担眼突起は正中線とその左右の3本のライン上に配置されることが多い。このうち背面中央付近にある1個の担眼突起は特に大きく、生時はひときわ高く聳え立ち、左右の突起の並びは折れ曲がった縦の襞になって"山脈"のように見えることも多い。腹面は平坦で淡い黄褐色~暗褐色の腹足は体幅よりやや狭い程度で、腹面のほとんどを占める。
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背面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:38 UTC 版)
全体に楕円形等の形をしており、多少細長いものもあるが、いずれも輪郭はほぼ滑らか。左右対称で腹背方向に偏平、背面はなだらかな丸みを帯びる。背面に感覚器など特に目だった構造は無い。大きさは全長数cm程度のものが多いが、最大種のオオバンヒザラガイは普通で20cm、時に40cmにもなる。 背面は厚い外皮に覆われ、刺や針、鱗片などが並んでいる。その配列に体節のような規則的な繰り返しが見られることが多い。刺は集まって刺束を形成することがあり、これもやはり対をなして規則的に並ぶ。 正中線上には、前後に並んだ8枚の殻板 (shell plate) がある。最も前の殻板を頭板、最後尾のものを尾板、その間のものを中間板と言う。殻板は密接して並び、前端は前の板の下になった瓦状の配置をするが、互いにやや離れている例もある。殻周辺の部分を肉帯(girdle)という。このように殻が前後に分かれているので、この類は体を腹面方向に大きく折り曲げることができる。背中に向けても多少曲がるが、左右にはあまり曲がらない。ただし殻がやや離れていて細長いケムシヒザラガイなどは左右にもかなり大きく曲がる。
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背面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:05 UTC 版)
「外傷初期診療ガイドライン日本版」の記事における「背面」の解説
背面を観察できるようにする方法には、脊椎を軸にして転がす方法(ログ・ロール法)と仰臥位のままで持ち上げる方法(フラット・リフト法)があり、患者状態や動員できる人数によって選択する。
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「背面」の例文・使い方・用例・文例
- 背面攻撃で敵を混乱させる.
- 背面へ回る.
- 敵の背面を攻撃する
- 背面攻撃をする
- 背面攻撃
- 急降下に続き、背面飛行、その後水平な飛行へと戻る上昇から成る宙返り
- 背面の向こう、または背面に
- 背面が青銅色をした白い魚
- 様々な爬虫類の間脳の背面部に位置する光を受容する感覚構造物
- 大脳半球の背面凸面を流れ、海綿静脈洞に注ぐ大脳静脈
- 背面にあり脊髄に渡り、知覚線維から成る2つの脊髄神経根の1つ
- 足の背面から膝まで流れる静脈
- 陰茎の背面の表面の静脈
- 胃の背面である腹膜腔の孤立した部分
- 腹腔の背面壁に結びついており、小腸を支える2層の腹膜
- 脊椎動物の身体の背面あるいはそれに類似した表面(器官、付属器または部分の上部または外部の表面)
- 指の背面の一部を覆い保護する、角質の板
- 米国の運動選手(1947年生まれ)で、1968年のオリンピックにおける背面跳びを導入することによって走高跳びを変革した
- 座葉ロゼットの葉と、覆いを形成するために内側に曲った背面の蕚片のある、しばしば紫、茶または赤の縞のついた緑の花を持つプテロスティリス属の多数のランのどれか
背面と同じ種類の言葉
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