こめかみとは? わかりやすく解説

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こめ‐かみ【米×噛み】

読み方:こめかみ

年少比丘尼(びくに)。布施としてもらった米を噛み食うところからという。

「ちぎりをこめし清連れし—」〈浮・一代男・三〉


こめ‐かみ【顳顬/蟀谷】

読み方:こめかみ

《米噛(か)みの意》耳の上、目のわきの、物をかむと動く所。しょうじゅ


顳顬

読み方:こめかみ

  1. 比丘尼弟子の事。
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こめかみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 07:55 UTC 版)

こめかみ(顳顬[1]、蟀谷、英語: temple)とは、の両側の目尻の後、目とのつけ根のほぼ中間にある、皮膚のすぐ下に側頭骨)のある場所のことである。こめかみから下までを結ぶ側頭筋という筋肉があり、顎の動きに連動してこめかみが動く。

概要

こめかみ TEMPLEと指示された部位

「こめかみ」の語は、物を噛むと、この部分が動くことから「米噛み」に由来するもので万葉仮名で「古米賀美」と書く[2]以外のものを噛んでも動くが[2]、これを「米噛み」という理由として、日本の主食が米であったことや、かつては固い生米を食べており、よく噛む必要があったこと[要出典]などが挙げられる。漢字の「蟀谷」は中国語の「こめかみ」を意味する語をそのまま導入したものである。「蟀」はコオロギのことであるが、この字が使われる理由は不詳である。

哺乳類の祖先にあたる単弓類ではこの部分に側頭窓とよばれる穴が開いていた。このため進化の過程で穴がふさがった後もこの部分は骨の厚さが薄く、打撃に対して弱い。ボクシングやその他の格闘技ではテンプルと呼ばれ、顎先と並んで急所としてとらえられている。こめかみに打撃をもらうと脳震盪を起こしやすい。

医療分野では精神科の治療の一つ、電気痙攣療法の通電部位はこの部分である[3]

関連項目

脚注

  1. ^ 需 + 頁。
  2. ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 4』講談社、2003年。 
  3. ^ 精神病とは何か―臨床精神医学の基本構造 ゲルト・フーバー(翻訳、林拓二) 新曜社 2005年 ISBN 9784788509658 p167

こめかみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 20:06 UTC 版)

人体の急所」の記事における「こめかみ」の解説

強打される平衡感覚失われ意識不明になる。

※この「こめかみ」の解説は、「人体の急所」の解説の一部です。
「こめかみ」を含む「人体の急所」の記事については、「人体の急所」の概要を参照ください。


こめかみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:45 UTC 版)

「米」の記事における「こめかみ」の解説

頭の両側の側頭骨ならび側頭筋在る箇所。米を噛む時にこの部分が動くことからその名が付けられた。

※この「こめかみ」の解説は、「米」の解説の一部です。
「こめかみ」を含む「米」の記事については、「米」の概要を参照ください。

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こめかみ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 00:39 UTC 版)

語源1

布施米を噛む」ことから(日本国語大辞典

名詞

こめかみ噛み

  1. (仏教) 年少比丘尼

語源2

米を噛むと動く部位なので。

名詞

こめかみ顳顬、蟀

  1. (解剖学) 目尻と耳の上の、側頭骨のある場所。
発音(?)
こ↗めかみ
翻訳

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「こめかみ」の例文・使い方・用例・文例

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