こし【腰】
読み方:こし
[名]
1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」
2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部分。また、そのあたりに結ぶひも。
㋒山の中腹より下の方。「山の—を巡る道」
6 (他の語の下に付き、「…ごし」と濁って)何かをする際の姿勢・構え。「けんか—」「及び—」
1 刀・袴など腰につけるものを数えるのに用いる。「刀ひと—」「袴ひと—」
[下接語] 足腰・襟腰・尻(しっ)腰・尻(しり)腰(ごし)居合い腰・浮き腰・受け腰・後ろ腰・裏腰・海老(えび)腰・大腰・及び腰・ぎっくり腰・喧嘩(けんか)腰・小腰・高腰・中腰・強腰・釣り込み腰・逃げ腰・二枚腰・粘り腰・袴(はかま)腰・跳ね腰・払い腰・二重(ふたえ)腰・屁(へ)っ放(ぴ)り腰・細腰・本腰・前腰・丸腰・物腰・柳腰・弓腰・弱腰
よう【腰】
腰
姓 | 読み方 |
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腰 | こし |
腰 | こしさき |
腰 | こしたか |
腰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 05:46 UTC 版)
腰 | |
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英語 | Waist, pelvic region, lower back, hips[1] |
腰(こし)とは、大まかな意味では脊柱の下部から骨盤までを指すが[2]、解剖学的には腰椎周囲の背部を指す。側腹筋・後腹筋などの腹筋群、浅背筋・深背筋など背筋群や腱膜が重なり合うことで強固な筋肉機構を作り上げており、体幹の屈曲・伸展・回旋等に非常に重要な役割を持つ。英訳は一般的にはwaist(ウエスト)だが、胴回りを指す"waist"と背中の下部を指す日本語の「腰」では指している意味は一致しない[3]。
腰部を構成する筋肉群
側腹筋
後腹筋
浅背筋
深背筋・第1層(棘肋骨)
深背筋・第2層(固有背筋)
脚注
関連項目
腰(サイド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:48 UTC 版)
クラウンの基部。制帽・軍帽・官帽などでは「鉢巻」と呼ばれることもある。
※この「腰(サイド)」の解説は、「帽子」の解説の一部です。
「腰(サイド)」を含む「帽子」の記事については、「帽子」の概要を参照ください。
腰
腰
「腰」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は両手を腰に当てひじを張って立っていた
- 彼女の髪は腰まで届きそうなくらいだ
- 私たちはベンチに腰掛けて話をした
- 年老いて腰が曲がる
- 祖父は年のせいで腰が曲がっている
- 彼は高齢で腰が曲がっていた
- 上司と話しているとき彼女はまるでけんか腰だった
- 腰をおろしてよく考えてみよう
- 私はその人に同じテーブルに腰掛けてもいいですかとたずねた
- 彼女は腰掛けて足を組んだ
- クッションに腰をおろす
- 床にべったり腰をおろす
- 彼女はドサッと腰を下ろした
- あなたは腰回りにギャザーの入ったスカートをはかないほうがいいよ
- 彼はいすに腰掛け,両手で頭を抱えた
- 彼は両手を腰に当ててそこに立っていた
- 彼は夕食後安楽いすに腰を下ろした
- 水は彼の腰と同じ高さだった
- 彼女の物腰はていねいだ
- 上品な物腰の女性
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