しゅっ‐ぱん【出版】
出版
【英】 publishing
著作物等を印刷その他の機械的または科学的方法により文書または図画として複製し,その複製物を頒布することをいう。ネットワークを介して配信するごときは,「出版」には当たらない。もともと著作権制度は,ルネサンス以降印刷技術が発達し,著作物等の大量の複製が可能となったのと同時に海賊版が横行するようになったことに関して,特定の出版者を保護しようと国や権力者がこれに特許・特権を与えたこと(著作者ではなく出版者の保護)に端を発している。著作物の出版については,著作権者(複製権者)と出版者との間で出版権設定契約を締結すること(登録は第三者対抗要件にすぎない。)により,出版者(出版権者)につき出版権が発生する。 出版権者は,その権利の目的となっている著作物の無断複製者に対し,出版の差止めや損害賠償を請求することができる(著112条,114条)。
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
出版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/17 01:18 UTC 版)
英: publishing)とは、販売・頒布する目的で文書や図画を複製し、これを書籍や雑誌の形態で発行することで、 (じょうし)、 (はんこう)とも呼ばれる。上梓の「 (し)」とは、(カバノキ科のミズメのことではなく)ノウゼンカズラ科のキササゲのことで、古く中国で木版印刷の版材にキササゲが用いられたことに基づく。書籍や雑誌など出版されたものを (しゅっぱんぶつ)と呼び、出版を事業とする企業を出版社と呼ぶ。 出版(複製)は一般に印刷によって行われる。新聞も同様の方法で発行されるが、流通経路が異なり、通常は出版とは呼ばない。ただし、現在ほとんどの新聞社(またはそのグループ会社)では雑誌、書籍の出版も手がけている。
(しゅっぱん、- ^ クリストファー・ロイド 訳野中香方子 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 18刷2014年(1刷2012年) pp.305 - 306.
- ^ 「歴史ミステリー」倶楽部 『図解!江戸時代』 三笠書房 2015年 ISBN 978-4-8379-8374-3 pp.222.
- ^ 同『図解!江戸時代』 三笠書房 2015年 pp.222 - 223.
- ^ 『広辞苑 第六版』 岩波書店一部参考。『詳説 日本史図録 第5版』 山川出版社 2011年
- ^ 遠藤慶太 『六国史 -日本書紀に始まる古代の「正史」』 中公新書 2016年 ISBN 978-4-12-102362-9 p.209.
- ^ 同『六国史 -日本書紀に始まる古代の「正史」』 中公新書 2016年 p.210.
- ^ 深谷克己 『江戸時代 日本の歴史6』 岩波ジュニア新書 第3刷2001年(1刷2000年) ISBN 4-00-500336-2 p.144.後の19世紀前半には読本、滑稽本、人情本、草双本、合巻などの化政文化が花開く。
- ^ 同『江戸時代 日本の歴史6』 岩波ジュニア新書 2001年 p.144.
- ^ 同『江戸時代』 p.144.
- ^ 同『江戸時代』 p.77.
- ^ 同『江戸時代』 p.146.
出版(取材に関与)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 03:57 UTC 版)
1991年 朝日新聞日曜版「映画の旅 “ディア・ハンター”」 ベトナム帰還兵の今日をワシントン州 オリンピック半島に取材。 1991年 朝日新聞日曜版「映画の旅 “JFK”」オリバー・ストーン監督をインタビュー 1992年 朝日新聞日曜版「映画の旅 “カッコーの巣の上で”」 自由を追い求める人間像を一貫して描くミロス・フォアマン監督をインタビュー 1993年 朝日新聞日曜版「映画の旅 “ミッドナイト・ラン”」 現役の賞金稼ぎを取材 1993年 週刊朝日 司馬遼太郎 「街道をゆく・ニューヨーク編」 1993年 鈴木明氏「新・南京大虐殺の幻」(1999年出版)執筆のための資料調査 1995年 朝日新聞連載記事 「航空機の安全性を探る」10年前の日航機墜落事故について、事故当時は聞けなかった米調査団、米運輸省、他関係 官庁、ボーイング社の証言を取材。 1996年 朝日新聞日曜版「食材の旅」 カリフォルニア州サリナス一帯の野菜農場を取材。掲載記事数点はその後、サライ「地球食材 の旅」に収録されている。
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出版(著書・編書・分担執筆・翻訳等)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 06:06 UTC 版)
「鈴木清史」の記事における「出版(著書・編書・分担執筆・翻訳等)」の解説
1986『アボリジニ-:オーストラリア先住民の昨日と今日』明石書店。 1987『日本人のオーストラリア観』創元社。 1993『増補アボリジニ-:オーストラリア先住民の昨日と今日』明石書店。 1995『都市のアボリジニ:抑圧と伝統のはざまで』明石書店。 1999『装いの人類学』人文書院 [編者] 鈴木清史・山本誠 2002 Self-and other-Images of Hunter-Gatherers, Senri Ethnological Studies 60,(Barnard, A., Stewart, H.and Omura, K. ed.)National Museum of Ethnology. [担当] Culture Learning of Urban Aboriginals: Background, Characteristics and Implications. 2003 Risk Communication Between Mineral Property Developers and Local Communities(Murao, S., Maglambayam,V. and Bugnosen, E. ed.) Mining Journal, London, [担当] Australia-Indigenous Peoples in the Mining Town. 2003『野生の誕生』 (スチュアート・ ヘンリ編) 世界思想社 [担当]「都市的部族の胎動:土地権制度と都市のアボリジニ」。2005 「講座世界の先住民族: ファースト・ピープルズ゙の現在」9巻『オセアニア』(綾部恒雄監修:前川啓治・棚橋訓編) 明石書店[担当]「オーストラリア先住民:差異化の意味するところ-多文化主義と先住民-」。 2005 「講座世界の先住民族: ファースト・ピープルズ゙の現在」9巻『オセアニア』(綾部恒雄監修:前川啓治・棚橋訓編) 明石書店[担当]「オーストラリア先住民:差異化の意味するところ-多文化主義と先住民-」。 2019『文化が織りなす世界の装い』 (山田孝子・小磯千尋編) 英明企画編集[担当]「オーストラリア先住民アボリジニと装い― 伝統と文化の織りなしかた―」 翻訳 1996『写真集 世界の先住民族 -危機にたつ人びと-』(中坪央暁との共訳)明石書店。原著名Endangered Peoples, Davidson, A., Sierra Club Books, San Francisco.総頁数274頁。[単独担当]「北アメリカ」「ラテン・アメリカ」「アフリカ」と「オセアニア」の一部(9-148頁、212-223頁、 254-267頁)計185頁。 1999『アメリカ先住民女性-大地に生きる女たち-』(渋谷瑞恵との共訳)明石書店。原著名Native American Women, Steer, D., Barnes and Nobles, New York,1996. 総頁数134頁。[単独担当]序文(3-7頁)第1章、第4章。 2000『人類学の歴史-人類学と人類学者-』明石書店。原著名Anthropology and Anthropologists; The Modern British School, Kuper, A. Free Press,1996 (3rd ed.)総頁数355頁。 2001『アメリカのろう文化』(太田・酒井との共訳)明石書店。原著名 American Deaf Culture,(ed.) Wilcox, Sherman, Linstok Press, MD.共訳。総頁数301頁。[単独担当]「日本語版へのメッセージ」本文1から8、「ろう文化理解の手がかりとして-訳者あとがき-」 (3-101頁、284-289頁) 。 2005『人類学の理論と歴史』明石書店。原著名History and Theory in Anthropology, Barnard, A., 2000, Cambridge University Press.総頁数369頁。 2006『エスニシティとナショナリズム-人類学的視点から』明石書店。原著名: Ethnicity and Nationalism: Anthropological Perspective, Thomas Hylland Eriksen, Pluto Press.2000 2nd edition.総頁数377頁。 2008『人類学とは何か』世界思想社 原著名What is Anthropology? Thomas Hylland Eriksen, 2004.
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出版
「出版」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は23歳で処女作を出版した
- 彼の最新作は近く出版される
- 前大統領は新しい本を出版した
- その著者は出版間際になって,自分が書いた本に数カ所の削除をおこなった
- 彼の講義は本の形で出版された
- 出版社
- 彼の新しい本は来週出版予定だ
- 彼は言語と精神に関する論文を出版した
- 彼の自叙伝は分冊で出版される
- 彼女の本は死後に出版された
- オックスフォード大学出版局
- この辞書の第3版がこの秋に出版される
- 彼の最初の小説はまだ出版されている
- 本の出版
- 週刊出版物
- その会社は主に児童書を出版している
- 彼の新作小説はいつ出版されたのですか
- こんな調子では本は出版できないよ
- その本の出版独占権を得るのは難しい
- その出版社が私の本の独占権を持っています
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