ノルウェー語(ブークモール)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ノルウェー語(ブークモール)の意味・解説 

ブークモール

(ノルウェー語(ブークモール) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 20:53 UTC 版)

ノルウェー語(ブークモール)
bokmål
話される国  ノルウェー
話者数
言語系統
インド・ヨーロッパ語族
表記体系 ラテン文字(ノルウェー語拡張)
公的地位
公用語  ノルウェー
統制機関 Språkrådet
言語コード
ISO 639-1 nb
ISO 639-2 nob
ISO 639-3 nob
テンプレートを表示

ブークモールノルウェー語: bokmål)は、ノルウェー語で「本の言語」の意を指す。二つの公式の書き言葉の規範のうち、もっとも一般的に使われているものである(もう一つはニーノシュク)。

概要

  • ブークモールは(話し言葉の方言とは無関係に)人口のおよそ85~90%によって使用されており、外国人のノルウェー語学習者にもっとも一般的に教えられている。
  • ブークモールとリクスモールriksmål、後述)は、大部分がデンマーク語の書き言葉に基づいており、また東部ノルウェー語(なかでも首都オスロ近辺で話される権威ある変種)とより密接な関係にある。
  • 伝統的にブークモールの正書法で書かれるさまざまなノルウェー語の変種は、デンマーク語と低地ドイツ語の影響のもとに古ノルド語から何世代にもわたって発展してきたものである。
  • 対照的に通常ニーノシュクで書かれる西海岸の方言群は、この言語のより古い形に固有な特徴を保持している。
  • 以前は、ブークモールの公式な名称はリクスモール(国の言葉)といった。
  • 後者の名称も依然として用いられており、ブークモールより保守的な非公式な書き言葉の規範を指しているが、今日では少数派の人々が使用するのみである。
  • リクスモール派が伝統的なリクスモールの擁護を掲げる団体としてリクスモール協会がある。

自治体における採用状況

ノルウェー国内の各自治体におけるブークモール/ニーノシュクの採用状況(2007年)

文字

ラテンアルファベット26文字に加え、æøåの3文字が使われている。

関連項目

参考文献

脚注

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ノルウェー語(ブークモール)」の関連用語

ノルウェー語(ブークモール)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ノルウェー語(ブークモール)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブークモール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのノルウェー語(ブークモール) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS