さが‐ぼん【×嵯×峨本】
嵯峨本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/06 06:03 UTC 版)
嵯峨本(さがぼん)とは、日本の近世初期に行われた古活字本である。慶長年間の後半、本阿弥光悦およびその門流が京都の嵯峨で出版した書物を指す[1]。「光悦本」とも呼ばれるが[1]、光悦の関与を疑問視する意見もある[2]。角倉素庵が出版に関与したことから「角倉本」とも呼ばれる[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 日本古典文学大辞典編集委員会 『日本古典文学大辞典第3巻』岩波書店、1984年10月、36頁。
- ^ 小秋元, 段 (2021-03-15) (日本語), 嵯峨本とその前史の一相貌, 法政大学文学部, doi:10.15002/00024065 2021年10月29日閲覧。
- ^ a b “将軍のアーカイブズ - 6. 伊勢物語(嵯峨本) : 国立公文書館”. www.archives.go.jp. 2021年10月29日閲覧。
- ^ a b c 岡本勝, 雲英末雄編 『新版近世文学研究事典』おうふう、2006年2月、1頁。
- ^ a b NIKKEI ART REVIEW 「嵯峨本」の謎、活字を芸術にする 『日本経済新聞』 2011年3月10日付朝刊 p.33
- 1 嵯峨本とは
- 2 嵯峨本の概要
嵯峨本と同じ種類の言葉
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