きょうと〔キヤウト〕【京都】
近畿地方中部から北部に位置する府。もとの山城国・丹後国の全域と丹波国の大部分にあたる。人口263.7万(2010)。
京都府南部の市。府庁所在地。指定都市。国際文化観光都市に指定され、古都保存法の適用を受けている。延暦13年(794)に桓武(かんむ)天皇が遷都(せんと)して平安京と称した。以来、明治維新まで千年以上にわたって日本の首都。京都御所・二条城・清水(きよみず)寺など、史跡・社寺が多く、西陣織・友禅染・清水焼などの伝統的工芸品を産する。歴史的な年中行事も多い。人口147.4万(2010)。京。
[補説] 京都市の区は、右京区、上京区、北区、左京区、下京区、中京区、西京区、東山区、伏見区、南区、山科区の11区。
京都市の賀茂別雷神社、賀茂御祖神社、教王護国寺、清水寺、醍醐寺、仁和寺、高山寺、西芳寺、天竜寺、鹿苑寺、慈照寺、竜安寺、本願寺、二条城、宇治市の平等院、宇治上神社と、滋賀県大津市の延暦寺は、平成6年(1994)「古都京都の文化財」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。
京都
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 22:54 UTC 版)
京都(きょうと、みやこ、きょうのみやこ、英: Kyōto[1][2][3])は、日本の地名、都市。
- ^ Kyōto (Japan), ブリタニカ百科事典, (2009)
- ^ Kyōto (prefecture, Japan), ブリタニカ百科事典, (2009)
- ^ エンカルタ:Kyōto, マイクロソフト, (2009)
- ^ 平安京に関する「京都」の名は文献上『中右記』承徳2年(1098年)3月21日条が初出。この「京都」が普通名詞なのか固有名詞なのかは判断が難しい。
- ^ 実際これらの呼び名が定着した時期は明らかになっていない。命名の記録もなく、これら「長安」「洛陽」が正式名称であったとは考えられず、文学上の雅称であったと考えられる。「長安城」の語は平安中期で一旦姿を消し、再び現れるのは鎌倉末期以降、拾芥抄において洞院公賢が「東京号洛陽城、西京号長安城」と付記して以降のことである。
- ^ 「本朝文粋」に収められた源順(911~983)が書いた漢詩に平安京を指して「洛城」と呼ぶ例が見られるから、「洛」の一字をもって京都を表す慣習は早くから成立していたと考えられる。
- ^ これら「洛南」以下はいずれも「洛外の」南・北・西・東であることに留意する必要がある。
- ^ いわゆる「北に玄武、東に青龍、南に朱雀、西に白虎」を備えた「四神相応の霊地」のことをいうが、このことは遷都を記した「日本後紀」が断簡しか残らないために事実であったかは不明。四神相応の話は平家物語が今のところ初出。 四神を具体的に船岡山、鴨川などに充てる説の初出は1984年刊行の「京都大事典」。
- ^ a b c 横井清、網野善彦(編)、2003、「都の相貌、人間模様」、『都市と職能民の活動』、中央公論新社〈日本の中世〉 ISBN 4124902158 p.196-205.
- ^ NHK「ぶらタモリ」2015年1月6日放送
- ^ 市制#1898年(明治31年)の三大都市特例廃止(「市制中追加法律」(明治31年法律第20号))
- ^ a b c ロム・インターナショナル(編) 2005, p. 132.
- ^ a b c d ロム・インターナショナル(編) 2005, p. 134.
- ^ 重要文化財建造物の総合防災対策検討会 「重要文化財建造物及びその周辺地域の総合防災対策のあり方」 (1-2 重要文化財建造物の周辺地域の防災対策の現状と課題) 平成21年4月
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