神宮とは? わかりやすく解説

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かむ‐みや【神宮】

読み方:かむみや

神のおいでになる宮。かんみや

皇子(みこ)の御門を—によそひまつりて」〈万・一九九


かん‐みや【神宮】

読み方:かんみや

かむみや


じん‐ぐう【神宮】

読み方:じんぐう

【一】

神を祭った宮殿

格式の高い神社称号また、その称号をもった神社熱田神宮平安神宮明治神宮など。

【二】伊勢神宮のこと。


神宮

読み方:ジングウ(jinguu)

(1)神を祀る宮殿
(2)大神宮の略称、伊勢神宮をさす。


じんぐう 【神宮】

明治神宮香取神宮鹿島神宮橿原神宮など「神宮」の称号をもつ神社。②明治以後神社制度で単に神宮といえば伊勢神宮皇大神宮豊受大神宮)をいう。③神をまつる宮。→ 宮

神宮(じんぐう)


神宮

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

神宮

読み方:カンノミヤ(kannomiya)

所在 愛媛県今治市


神宮

読み方:ジングウ(jinguu)

所在 愛知県名古屋市熱田区


神宮

読み方:ジングウ(jinguu)

所在 宮崎県宮崎市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

神宮

読み方
神宮かなみや
神宮かみみや
神宮かみや
神宮しんぐ
神宮しんぐう
神宮しんみや
神宮じんぐう
神宮じんみや

神宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 09:15 UTC 版)

神宮号を名乗る神社のひとつ、伊勢神宮(正式名称「神宮」、三重県

神宮(じんぐう)は、社号として神宮号を名乗る神社である。

歴史

日本書紀』では、伊勢神宮石上神宮出雲大神宮[1]出雲大社を指す[2][3])のみが「神宮」と記載されていた。その後、平安時代に成立した『延喜式神名帳』では、大神宮(伊勢神宮内宮)・鹿島神宮香取神宮が「神宮」と表記されている。

明治以降、天皇皇室の祖先神を祭神とする神社の一部が、社号を「神社」から「神宮」に改めた。しかし、仁徳天皇を祀る難波神社高津宮が神宮ではないように、全てにおいてそうではない。第二次世界大戦終戦までは、新たに「神宮」の社号を名乗るためには勅許が必要であった。

戦後は神社の国家管理は廃止されたため、「神宮」号を名乗る際に勅許は不要となった。しかし現在でもなお神社本庁傘下において、「神宮」を公式な社号として名乗る神社は特別の由緒を持つものに限られている。戦後、神社本庁に属する神社で「神宮」号を公式に称したのは、いずれも神社本庁の特別な承認を受けて改称した北海道神宮(旧札幌神社・北海道)、伊弉諾神宮(旧伊弉諾神社・兵庫県)、英彦山神宮(旧英彦山神社・福岡県)の3社のみである。神社本庁に属さない単立神社では、天皇を増祀することで「神宮」号に改称した新日吉神宮の例がある。出雲大神宮(旧出雲神社)も戦後の改称ではあるが、「大神宮」は「神宮」号とは異なる。また、通称として「神宮」号を冠する神社(河尻神宮西岡神宮山辺神宮幣立神宮)も見られる。いずれにせよ神社が既に国家の管理から離れている以上、「神宮」号を称すかどうかは各神社の判断に任せられている。

伊勢神宮(皇大神宮)の祭神天照大神を分霊し「大神宮」、「皇大神宮」と名乗る神社(東京大神宮伊勢山皇大神宮開成山大神宮など)は全国各地にあるが、「神宮」の社号とは異なる。また、神道系新宗教教団の宗教施設に「神宮」号を名乗るものがある(神習教「桜神宮」、天津教「皇祖皇太神宮」など)が、これらも当項目では扱わない。

神宮号を名乗る神社の一覧

社名 所在地 祭神等 改称年 旧社格
皇室祖先神
神宮(伊勢神宮 三重県伊勢市 祭神:内宮・天照大神、外宮・豊受大神 -- --
伊弉諾神宮 兵庫県淡路市 祭神:伊弉諾尊伊弉冉尊 1954年(昭和29年) 官幣大社
霧島神宮 鹿児島県霧島市 主祭神:天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊 1874年(明治7年) 官幣大社
鹿児島神宮 鹿児島県霧島市 主祭神:天津日高彦穂々出見尊 1874年(明治7年) 官幣大社
鵜戸神宮 宮崎県日南市 祭神:日子波瀲武鸕鶿葺不合尊 1874年(明治7年) 官幣大社
英彦山神宮 福岡県田川郡添田町 祭神:正哉吾哉勝速日天忍穂耳尊 1975年(昭和50年) 官幣中社
台湾神宮 台湾台北州台北市(廃社) 祭神:天照大神 1944年(昭和19年) 官幣大社
朝鮮神宮 朝鮮京畿道京城府(廃社) 祭神:天照大神・明治天皇 1925年(大正14年)(創建時) 官幣大社
関東神宮 関東州旅順市(廃社) 祭神:天照大神・明治天皇 1944年(昭和19年)(創建時) 官幣大社
天皇
橿原神宮 奈良県橿原市 祭神:神武天皇 1890年(明治23年)(創建時) 官幣大社
宮崎神宮 宮崎県宮崎市 祭神:神武天皇 1913年(大正2年) 官幣大社
氣比神宮 福井県敦賀市 主祭神:伊奢沙別命、副祭神:仲哀天皇 1895年(明治28年) 官幣大社
宇佐神宮 大分県宇佐市 主祭神:応神天皇神功皇后 1871年(明治4年) 官幣大社
扶余神宮 朝鮮忠清南道扶余郡(未鎮座) 祭神:応神天皇神功皇后斉明天皇天智天皇 1939年(昭和14年)(創立時) 官幣大社
近江神宮 滋賀県大津市 祭神:天智天皇 1940年(昭和15年)(創建時) 官幣大社
白峯神宮 京都府京都市上京区 祭神:崇徳天皇淳仁天皇 1940年(昭和15年) 官幣大社
平安神宮 京都府京都市左京区 祭神:桓武天皇孝明天皇 1895年(明治28年)(創建時) 官幣大社
新日吉神宮 京都府京都市東山区 祭神:後白河天皇 1959年(昭和34年) 府社
赤間神宮 山口県下関市 祭神:安徳天皇 1940年(昭和15年) 官幣大社
水無瀬神宮 大阪府三島郡島本町 祭神:後鳥羽天皇土御門天皇順徳天皇 1939年(昭和14年) 官幣大社
吉野神宮 奈良県吉野郡吉野町 祭神:後醍醐天皇 1918年(大正7年) 官幣大社
北海道神宮 北海道札幌市中央区 副祭神:明治天皇 1964年(昭和39年) 官幣大社
明治神宮 東京都渋谷区 祭神:明治天皇 1920年(大正9年)(創建時) 官幣大社
その他
熱田神宮 愛知県名古屋市熱田区 御神体:三種の神器の一つの天叢雲剣(草薙剣) 1868年(明治元年) 官幣大社
石上神宮 奈良県天理市 御神体:布都御魂 1883年(明治16年) 官幣大社
國懸神宮 和歌山県和歌山市 御神体:日矛鏡 -- 官幣大社
日前神宮 和歌山県和歌山市 御神体:日像鏡 -- 官幣大社
鹿島神宮 茨城県鹿嶋市 祭神:武甕槌神 -- 官幣大社
香取神宮 千葉県香取市 祭神:経津主神 -- 官幣大社

脚注

  1. ^ 『日本書紀』崇神天皇60年7月己酉(14日)条。
  2. ^ 『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年(ジャパンナレッジ版)、p. 289。
  3. ^ 竹内理三 「出雲大社」『国史大辞典』 吉川弘文館。

関連項目


神宮(じんぐう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 17:02 UTC 版)

タマラセ」の記事における「神宮(じんぐう)」の解説

スパイクボールチームブラックソックス」の補欠選手黒江疎開ライダー伝説特撮ヒーロー)のレアフィギュア、通商「赤ハリ」を売られてしまった少年魂裸醒使い黒江達に復讐した

※この「神宮(じんぐう)」の解説は、「タマラセ」の解説の一部です。
「神宮(じんぐう)」を含む「タマラセ」の記事については、「タマラセ」の概要を参照ください。

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