河尻神宮とは? わかりやすく解説

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河尻神宮

読み方:カワシリジングウ(kawashirijinguu)

別名 若宮様

教団 神社本庁

所在 熊本県熊本市

祭神 天照皇大神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

河尻神宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/29 11:08 UTC 版)

河尻神宮

河尻神宮
所在地 熊本市南区八幡5丁目1-50
位置 北緯32度44分52.9秒 東経130度40分54.2秒 / 北緯32.748028度 東経130.681722度 / 32.748028; 130.681722座標: 北緯32度44分52.9秒 東経130度40分54.2秒 / 北緯32.748028度 東経130.681722度 / 32.748028; 130.681722
主祭神 鶴岡八幡大神
社格 県社
創建 1197年(建久8年)
別名 若宮五社大明神
若宮さん
例祭 10月19日
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河尻神宮(かわしりじんぐう)は、熊本県熊本市南区に鎮座する神社である。旧社格は県社。

由緒

鎌倉時代1197年建久8年)に河尻荘の領主である河尻三郎源実明が、鶴岡八幡大神の御分霊を河尻荘小岩瀬(現在の熊本市南区富合町小岩瀬)に勧請したのが起こりといわれている[1]。鶴岡八幡大神を主祭神とし、天照皇大神春日大神住吉大神阿蘇大神の4柱を配祀するので、古くより若宮五社大明神と称し、河尻荘1町87村の総氏神として社領33町を有していた[2]

室町時代、河尻氏の没落により衰微したが、加藤清正公の尊崇を受け、1587年天正15年)現在地に遷宮・再興し、続く細川家代々の藩主も同様に篤く崇敬した。明治維新後郷社とされ、1898年明治31年)には県社に列した[3]

御祭神

主祭神

配祀神

例祭日

境内社

  • 今宮神社(御祭神 - 河尻三郎源実明卿並びに河尻氏代々の当主)
  • 十六神社(御祭神 - 河尻氏当主代々の嬪内女)
  • 歳神社(御祭神 - 大歳神・御歳神・若年神・宇迦之御魂神)

境内

  • 御神木(ヒイラギ) - 魔除けの霊木との言い伝えがあり、また長寿の守護木としても仰がれている。

出典

  1. ^ 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年
  2. ^ 熊本日日新聞編纂『熊本県大百科事典』熊本日日新聞社、1982年、170頁
  3. ^ 熊本県川尻町編『肥後川尻町史』青潮社、1980年、397頁

参考文献

  • 鈴木喬『熊本の神社と寺院』熊本日日新聞社、1980年、28頁
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年、355-356頁

関連項目

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