こじき【古事記】
こじき 【古事記】
古事記〈賢瑜筆/〉
主名称: | 古事記〈賢瑜筆/〉 |
指定番号: | 23 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1951.06.09(昭和26.06.09) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 3帖 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
古事記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 01:57 UTC 版)
古事記(こじき、ふることふみ、ふることぶみ)は、一般に日本最古の歴史書であるとされる[1]。その序によれば、和銅5年(712年)に太安万侶が編纂し[2]、元明天皇に献上されたことで成立する[3]。上中下の3巻。内容は天地開闢から推古天皇の記事である。
注釈
- ^ 「高天原(たかまがはら)」は、『古事記』のほかでは、神道において唱される「祝詞」でも多用される。
- ^ 『古事記』『日本書紀』『万葉集』に祭神の記載がある神社は、伊勢神宮、住吉神社などに限られている。10世紀に編まれた『延喜式神名帳』においても、一部は社名や鎮座地などから主祭神を類推できるが、多くは地名社のみで祭神は不明である。詳細は祭神を参照。
- ^ 上代特殊仮名遣とは上代の文献に見られる万葉仮名の特殊な使い分けのことである。本来、仮名遣とは現代仮名遣いの「お」と「を」のように同音のものを異なる文字で書き分けることであるが、上代特殊仮名遣の場合は音韻の違いを表しているので特殊仮名遣と呼んでいる。通説によれば、上代日本語は、キヒミ・ケヘメ・コソトノモヨロの13音節とこれらの濁音節がそれぞれ甲乙の二類に書き分けられている。ただし、「モ」の書き分けは古事記のみにみられるものである。
- ^ もともと『古事記』を所蔵していたのは真福寺(岐阜県羽島市)であったが、徳川家康の命により、真福寺の一院である「宝生院」が名古屋城下に移転させられた際に、写本も同時に移転となった。これが現在の大須観音である。詳細は当該項目を参照。
- ^ 畿内の大族の氏姓を記録した『新撰姓氏録』に稗田氏についての記録はない。
- ^ 太字引用者
- ^ 注記:白文。荒山慶一入力。
- ^ 白文、『訂正古訓古事記』が底本で誤り多し、(FireFoxを推奨). 岡島昭浩入力。
出典
- ^ 山口佳紀・神野志隆光校訂・訳 『日本の古典をよむ(1) 古事記』 小学館、2007年(平成19年)、3頁。ISBN 978-4-09-362171-7。
- ^ “奈良・田原本町の歴史知って 「古事記と太安万侶」出版”. 産経ニュース (2014年11月12日). 2021年2月6日閲覧。
- ^ “日本の神話(1):大和王権が語る“歴史の起源””. nippon.com (2019年6月25日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “『日本書紀の誕生: 編纂と受容の歴史』(八木書店) - 編集:遠藤 慶太,河内 春人,関根 淳,細井 浩志 - 河内 春人による本文抜粋”. ALL REVIEWS (2020年11月18日). 2021年1月3日閲覧。
- ^ 1300年史, p. 16-23.
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 笹川尚紀「帝紀・旧辞成立論序説」(初出:『史林』第83巻第3号(2000年)/笹川『日本書紀成立史攷』(塙書房、2016年)ISBN 978-4-8273-1281-2)
- ^ 古事記序文講義 山田孝雄述、編志波彦神社・鹽竈神社
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 関根淳『六国史以前 日本書紀への道のり』(吉川弘文館、202年)
- ^ 青木周平 「古事記の諸本」『古代説話 記紀編』 桜楓社、1988年(昭和63年)4月20日、pp. 14-19。ISBN 4273022451
- ^ 1300年史, p. 36-44現代において、『先代旧事本紀』は平安時代初期の成立とみる説が有力
- ^ 1300年史, p. 58-77.
- ^ 1300年史, p. 87-91.
- ^ 1300年史, p. 94-106.
- ^ 1300年史, p. 107-108.
- ^ 鈴木祥造「古事記偽書説の歴史とその意義について」『歴史研究』第5巻、大阪教育大学歴史学研究室、1967年11月、 p.1-23、 ISSN 0386-9245、 NAID 120001060337、 NCID AN00254720、2020年8月11日閲覧。
- ^ 宝賀寿男「稗田阿禮の実在性と古事記序文」『古樹紀之房間』、2015年。
- ^ 【古代天皇誌】仁賢天皇 後継の兄は石上広高宮で即位産経WEST(2013年7月2日)2019年10月22日閲覧
- ^ 万葉神事語辞典「しきしま 磯城島 Shikishima」國學院大學デジタルミュージアム(2019年10月22日閲覧)
- ^ 校訂古事記(本居豊頼, 井上頼国, 上田万年校訂 : 荒山慶一入力)
- ^ 古事記本文(日本文学等テキストファイル/岡島昭浩入力所収)
- ^ 『現代語訳 古事記』:旧字新仮名 - 青空文庫
- ^ 梵舜筆『古事記』上巻
- ^ 梵舜筆『古事記』中巻
- ^ 梵舜筆『古事記』下巻
- ^ 本居宣長訓『古訓古事記』3巻
- ^ 荷田春満訓点『古事記』上巻
- ^ 荷田春満訓点『古事記』中巻
- ^ 荷田春満訓点『古事記』下巻
- ^ 『古事記』巻上
- ^ 『古事記』巻中
- ^ 『古事記』巻下
- ^ 幸田成友校訂『古事記』
- ^ 高橋憲子「チェンバレンによる『古事記』の訓みと英訳 : その敬語意識を中心として」『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』第21-2号、早稲田大学大学院教育学研究科、2013年、 175-186頁、 ISSN 1340-2218、 NAID 120005430735。
- ^ 三成清香、「ラフカディオ・ハーンの『古事記』世界―B・H・チェンバレン著Kojiki の舞台、出雲を手がかりとして」 紀要論文 『宇都宮大学国際学部研究論集』 2013年 第36号 p.89-101, NAID 110009625319
古事記
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