黄泉の国とは? わかりやすく解説

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よみ‐の‐くに【黄泉の国】

読み方:よみのくに

黄泉(よみ)」に同じ。


黄泉

(黄泉の国 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 14:45 UTC 版)

黄泉(よみ、おみ)とは、日本神話聖書における死者の世界のこと。


  1. ^ 西條勉「黄泉/ヨモ(ヨミ)|漢語に隠される和語の世界―」 (『東アジアの古代文化』91号、1997年)
  2. ^ 逃直至現世黃泉根國之界 名黃泉比良坂時とする本あり。
  3. ^ 久野, p. 17.
  4. ^ 久野, p. 18.
  5. ^ 安本美典『邪馬台国と出雲神話』(勉成出版、2006年)
  6. ^ a b 『旧約新約聖書大事典』540頁、1261頁 - 1262頁 教文館 ISBN 9784764240063
  7. ^ a b モスクワ府主教マカリイ1世著『正教定理神学』526頁 - 529頁



黄泉の国(よみのくに)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 01:43 UTC 版)

ゲド戦記」の記事における「黄泉の国(よみのくに)」の解説

死者のゆく世界仮死状態になると、生者世界とを分け石垣まで行くことができる。不毛な乾ききった土地で、そこに暮らす死者いかなる感情表さず、かつて親しかった者と会っても、気づくともないハード語圏の人々のみの姿が見られ輪廻転生死生観とするカルガドでは「魔法使いたちは死ぬと、生まれ変わるともない、翼があるのに空も飛べない怪物になってしまう」という形で言い伝えられている。物語の要所で度々登場し最終巻ではアースシー魔法原理である「真の名」のメカニズムと、黄泉の国がなぜ生まれたのか、なぜ死者感情がないのかという謎が明かされる

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黄泉の国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/13 15:05 UTC 版)

神産み」の記事における「黄泉の国」の解説

伊邪那岐命伊邪那美命取り戻そう黄泉国赴いた黄泉着いた伊邪那岐命は、戸越しに伊邪那美命に「あなたと一緒に創った国土はまだ完成していません。帰りましょうと言ったが、伊邪那美命は「黄泉の国の食べ物食べてしまったので、生き返ることはできません」と答えた(注:黄泉の国のものを食べると、黄泉住人になるとされていた。これを「黄泉竈食ひよもつへぐい)」という)。さらに、伊邪那美命は「黄泉神と相談しましょうお願いですから、私の姿は見ない下さいね。」といい、家の奥に入った伊邪那岐命は、伊邪那美命がなかなか戻ってこないため、自分の左の角髪(みずら)につけていた湯津津(ゆつつなくし)というの端の歯を折って、火をともして中をのぞき込んだ。すると伊邪那美命は、体は腐ってがたかり、声はむせびふさがっており、の姿をした8雷神八雷神)がまとわりついていた。雷神の名は以下の通り。 大(おほいかづちイザナミの頭にある) 火雷(ほのいかづちイザナミの胸にある) 黒雷(くろいかづちイザナミの腹にある) 折(さくいかづちイザナミ陰部にある) 若(わかいかづちイザナミ左手にある) 土(つちいかづちイザナミ右手にある) 鳴(なるいかづちイザナミ左足にある) 伏(ふすいかづちイザナミ右足にある) おののいた伊邪那岐命逃げようとしたが、伊邪那美命自分の醜い姿を見られたことを恥じて黄泉醜女よもつしこめ)に伊邪那岐命を追わせた。 伊邪那岐命蔓草つるくさ)を輪にして頭に載せていたもの投げ捨てた。すると葡萄の実がなり、黄泉醜女がそれを食べている間、逃げた。しかしまだ追ってくるので、右の角髪(みずら)につけていた湯津津(ゆつつなくし)という竹の投げた。するとタケノコ生え黄泉醜女がそれを食べている間、逃げた伊邪那美命はさらに、8雷神黄泉軍伊邪那岐命を追わせた。伊邪那岐命十拳剣振り払いながら逃げ、ようやく黄泉の国と地上の境である黄泉比良坂よもつひらさか)の坂本着いたとき、坂本にあった桃の実3つ投げたところ、追ってきた黄泉の国の悪霊たちは逃げ帰っていった。 ここで伊邪那岐命は、に「人々困っているときに助けてくれ」と言って意富加牟豆美命(おほかむずみのみこと)と名づけた。 最後に伊邪那美命本人追いかけてきたので、伊邪那岐命千人がかりでなければ動かないような大岩黄泉比良坂をふさぎ、悪霊出ないようにした。その岩をはさんで対面してこの夫婦別れることとなる。 このとき伊邪那美命は、「私はこれから毎日一日千人ずつ殺そうと言い、これに対し伊邪那岐命は、「それなら私は人間決し滅びないよう、一日千五百人生ませようと言った。これは人間生死由来表している。 このときから、伊邪那美命黄泉津大神(よもつおほかみ)、また坂道追いついたから道敷大神(ちしきのおほかみ)とも呼び黄泉比良坂ふさいだ大岩を道返之大神(ちかへしのおほかみ)・黄泉大神(よみとのおほかみ)ともいう。なお、古事記では、黄泉比良坂出雲国伊賦夜坂(いふやのさか;現在の島根県松江市旧東出雲町地区)としている。

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黄泉の国(よみのくに)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:26 UTC 版)

貧乏神が!」の記事における「黄泉の国(よみのくに)」の解説

死んだ神や人間の魂がたどり着く世界

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「黄泉の国(よみのくに)」を含む「貧乏神が!」の記事については、「貧乏神が!」の概要を参照ください。

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