とねり‐しんのう〔‐シンワウ〕【舎人親王】
とねりしんのう 【舎人親王】
舎人親王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 06:38 UTC 版)
舎人親王(とねりしんのう)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての皇親・政治家。天武天皇の第六皇子で、淳仁天皇(淡路廃帝)の父。天武天皇の諸皇子の中で最後まで生き残り、奈良時代前期に長屋王とともに皇親勢力の中心的存在として重用された。『日本書紀』編修事業の総裁を務めたことでも知られる。名は舎人皇子(とねりのみこ)とも記され、薨後に淳仁の父として崇道尽敬皇帝(すどうじんきょうこうてい)の諡号を贈られた。子孫の清原氏は高市皇子裔の高階氏とともに、天武系の後裔氏族として長く血脈が続いた。
- ^ 『続日本紀』養老3年10月17日条
- ^ 『続日本紀』養老4年5月21日条
- ^ 『続日本紀』神亀6年2月11日条
- ^ 『続日本紀』天平元年8月24日条
- ^ 『続日本紀』天平3年8月5日条
- ^ 『続日本紀』天平3年8月11日条
- ^ 『続日本紀』神亀6年4月3日条
- ^ 『続日本紀』天平7年9月30日条
- ^ 『公卿補任』
- ^ 『続日本紀』天平7年11月14日条
- ^ 『続日本紀』天平勝宝4年7月10日条
- ^ a b c 『続日本紀』天平宝字元年4月4日条
- ^ 『続日本紀』天平宝字3年6月16日条で子の笠王が舎人親王の皇帝号追贈に伴って従四位下に昇叙されている(澤田[1990: 85])
- ^ 『日本三代実録』貞観3年2月29日条
- ^ 澤田[1990: 63]
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