事とは?

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こと [2] 【事】

〔「こと(言)」と同源か〕
「もの」が何らかの作用機能・状態・関係などとして実現するありさまをいう語。「もの」が時間的不変実体のようにとらえられているのに対して、「こと」は生起消滅する現象としてとらえられている。
生じた事柄出来事事態事件。 「 -は重大だ」 「 -の推移見守る」 「 -の起こり」 「どんな-が起こっても驚くな」
物事の状態や経過事情。わけ。 「 -を分けて説明する」 「 -と次第によっては許せない」 「くわしい-はあとで話します」
重大事。大変な事態。 「もし彼に知られたら-だ」 「一朝-ある時は」 「 -なきを得る」
形式名詞。上に修飾語伴ってどんな事柄であるかが限定される。
ある物事関連する事柄。 「自分の-は自分でしなさい」 「試験の-を話す」 「彼の-だからうまく処理するだろう」
ある人物動作心情対象であることを示す。 「彼は彼女の-が好きらしい」 「私の-をほめてくれた」
(「…のことをいう」「…のことだ」などの形で)言葉が何かをさしていることを示す。 「タイガーとはトラの-をいう」 「今の話の某氏というのは遠藤さんの-だ」
行為仕業。 「自分のした-を反省しなさい」 「今日はいい-をした」
言葉内容言葉の意味。 「彼の言った-を聞いたか」 「彼女は私の言う-がよく分からないらしい」
(「…ということだ」の形で)うわさ。伝聞。 「彼は来年留学するという-だ」
(「…ことがある(ない)」の形で)経験体験。 「外国へ行った-がある」 「それについて深く考えた-がない」
(「…ことにしている」の形で)習慣しきたり。 「朝は六時に起きる-にしている」
(「…ことはない」の形で)必要。 「何も急ぐ-はない」 「彼に同情する-はない」
(「…ことだ」の形で)「…ことが大事だ」の意を表す。 「合格したかったら勉強する-だ」 「風邪気味の時は早く寝る-だ」
(「…ことにする」の形で)「…という方針決める(決心をする)」の意を表す。 「試してみる-にしました」
(「…ことになる」の形で)成り行き結果。 「黙っていたということは認めた-になる」
用言(あるいはそれに助動詞の付いたもの)の連体形を受けて、それを体言化し、用言の表す作用・状態を体言的な概念変える。…ということ。 「この際真実を述べる-が一番いい」 「英語を話す-ができる」 「彼が有能な-を認めない人はいない」 「彼に裏切られた-は一生忘れられない
形容詞連体形に付いて、副詞化する。 「うまい-やれよ」 「長い留守にする」
人を表す名詞直接続く。
謙譲人称やそれに準ずる語に付いて、それに関していう意を示す。古く謙譲限らない。 「私-このたび左記転居致しました」 「愚息-」
通称続いて本名を言う時に用いて両者同一人であることを示す。すなわち。つまり。 「清水次郎長山本長五郎
動詞連用形名詞形容動詞語幹などに付いて、その行為・状態を表す。多く「ごと」の形で用いる。 「祝い-」 「考え-」 「はかり-」 「芸-」 「きれい-」
名詞に付いて、そのまねをすることを表す。ごっこ。多く「ごと」の形で用いる。 「まま-(飯事の意)」 「鬼-(鬼ごっこの意)」
〔僧の言葉夜食。 「ある人-をして贈りたりけるに/著聞 18
動詞連用形に付いて、前にある主語目的語などを受けながら、全体体言化する働きをもつ。 「呉人が西施をくせ物と云ひ-は無益也/中華若木詩抄」 → こと(終助)

こん 【事

「こと(事)」の転。 「そんな-だと思った」 「是は無念な-だが/雑兵物語

【じ】[漢字]

【示】 [音] ジ ・シ
しめす。みせる。さしずする。 「《ジ》示威じい)・示現訓示掲示誇示告示指示垂示呈示展示内示表示明示」 「《シ》示唆示範
【地】
⇒ ち〔地〕 [漢]
【字】 [音]
もじ。 「字音字義字訓字形字体字典字母活字漢字国字古字細字数字俗字点字文字略字
あざな。実名以外の名。
【寺】 [音]
てら。 「寺院寺格寺社社寺末寺国分寺
宮中などの役所。 「鴻臚こうろ)寺」
【次】 [音] ジ ・シ
つぎ。あとに続く。 「次位次子次席次善次男
順序。 「次元次序次第しだい)・順次席次目次
過程途中。 「途次路次
やどる。やど。 「歳次
たび。ごと。また、回数度数。 「月次年次
【耳】 [音] ジ ・ニ
みみ。 「《ジ》耳朶じだ)・耳目外耳中耳内耳耳下腺耳鼻科馬耳東風」 「《ニ》耳根にこん)・耳識にしき)」
【自】 [音] ジ ・シ
じぶん。おのれ。 「自我自己自身自他自宅自伝自費自分各自・独自」
みずから。じぶんで。 「自愛自慰自営自衛自戒自害自覚自活自棄自供自決自殺自首自習自粛自称自信自刃自炊自省自責自治自慢自滅自立自画自賛自業自得
ひとりでにおのずから。 「自然(しぜん)((じねん))自転自動自明
起点を示す。…から。 「自今
【似】 [音]
にている。にる。 「疑似近似酷似相似類似
【児(兒)】 [音] ジ ・ニ
こ。こども。 「児戯児女児童育児孤児男児乳児幼児小児しように)」
むすこ。むすめ。 「児孫愛児豚児
若者。 「驕児きようじ)・健児寵児ちようじ)・幸運児
【事】 [音] ジ ・ズ
こと。できごと。 「事件事項事実事象事情事跡事前事態事物事変事由事理事例刑事故事・大事・無事・好事家こうずか)・当事者
おこない。しごと。 「事業事務悪事公事くじ)((こうじ))私事執事主事知事理事
つかえる。 「兄事師事
【侍】 [音] ジ ・シ
貴人のそばに仕える。また、その人。 「侍医侍衛侍講侍座侍史侍女侍臣侍読侍立脇侍きようじ)・近侍内侍ないし)・奉侍
【 怩 [音]
はじる。恥ずかしく思う。 「忸怩じくじ)」
【治】
⇒ ち〔治〕 [漢]
【 峙 [音]
そばだつ。そびえる。 「聳峙しようじ)・対峙鼎峙ていじ)」
【 恃 】 [音]
たのむ。たよる。また、自負する。 「矜恃きようじ)・怙恃こじ)」
【持】 [音] ジ ・チ
(手で)もつ。 「持参所持把持保持
たもつ。もちつづける。 「持戒持久持説持続持病持薬持論維持堅持護持支持扶持ふち)」
【時】 [音]
とき。 「時間時刻時差時日時報瞬時寸時同時
季節。 「時候時節四時しじ)((しいじ))
【 痔 [音]
肛門付近病気。 「痔核痔疾痔瘻じろう)」
【滋】 [音]
うるおう。栄養になる。 「滋滋味滋養
【慈】 [音]
かわいがる。いつくしむ。めぐむ。 「慈愛慈顔慈恵慈心慈善慈父慈母・孝慈・仁慈」
神仏のめぐみ。 「慈雨慈眼慈尊慈悲
【辞(辭)】 [音]
言葉文章。 「辞彙じい)・辞書辞典辞令訓辞言辞賛辞式辞修辞祝辞美辞
ことわる。やめる。 「辞職辞退辞任辞表辞令固辞拝辞
漢文文体の一。韻文一種。 「辞賦
【 爾 】 [音] ジ ・ニ
なんじ。 「爾汝じじよ)」
それ。その。これ。この。 「爾後爾今爾来
他の字の下に付いて状態を表す助字。 「莞爾かんじ)・卒爾徒爾法爾ほうに)」
【磁】 [音]
【餌】 [音]
えさ。 「好餌
たべもの。 「食餌薬餌
【璽】 [音]
玉(ぎよく)に刻んで作った印。天子の印。 「璽符印璽玉璽御璽ぎよじ)・国璽神璽


じ 【事】

事理

読み方:じ

  1. 七。〔呉服商

分類 呉服商


読み方:ごと

  1. 悪事
  2. 犯罪傾向ある行為。又犯罪
  3. 〔犯・的〕仕事悪事犯罪行為などを云ふ。「ゴトシ」(※「ごとし」)参照
  4. 犯罪悪事
  5. 一般不正行為を云ふ。「しごと」(仕事)の音略。
  6. 犯罪傾向のある行為。又、犯罪のこと。〔香具師不良
  7. 窃盗仕事語頭省略。〔盗〕
  8. 一般不正行為をいう。「仕事」の音略。

分類 犯/的、盗、露店商香具師香具師不良

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/15 16:22 UTC 版)

(こと)は、言(こと)と同語源の[1]象形文字で[2]、事(じ)とも読む[3]。「への祈り言葉を書きつけ、などに結びつけたにした」にかたどる。「祭事にたずさわるのさま」から仕事・仕えるの意味を表す[2]


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  1. ^ デジタル大辞泉-こと【事】
  2. ^ a b 『新漢語林』、大修館書店、2008年。
  3. ^ デジタル大辞泉-じ【事】


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