形容動詞とは?

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けいよう‐どうし【形容動詞】

国語品詞の一。活用のある自立語で、文中において単独述語になることができ、言い切りの形が、口語では「だ」、文語では「なり」「たり」で終わるもの。「静かだ」「静かなり」「堂々たり」の類。形容詞同じく事物性質や状態などを表す語であるが、活用のしかたが形容詞異なる。口語の形容動詞は活用のしかたが基本的に一つで、「だろ・だっ(で・に)・だ・な・なら・〇」と活用する(若干変種がある)が、文語の形容動詞にはナリ活用タリ活用2種類がある。なお、活用語尾が「から・かり・かり・かる・かれ・かれ」と語形変化するものをカリ活用として、形容動詞の一活用とみる説もあるが、現在の学校文法では形容詞補助活用として扱う。


けいよう‐どうし【形容動詞】

〔名〕 国語品詞一つ動詞形容詞とともに用言属する。事物性質、状態を表わす点は形容詞と同じであるが活用異にする文語では、「あり」が形容詞連用形接合した「良かり」の類(カリ活用)、「あり」が「に」を伴う副詞接合した「静かなり」の類(ナリ活用)、「あり」が「と」を伴う副詞接合した「堂々たり」の類(タリ活用)の三種認められ、活用ラ行変格活用にほぼ同じである。口語では「だろ・だっ(で・に)・だ・な・なら」と活用して、形容詞とほぼ同じ役目をもつものをいう。これは文語ナリ活用にあたる。文語カリ活用部分的形容詞活用中に吸収され、タリ活用連体形だけが残存する。「に」「と」を伴う副詞を、形容動詞の連用形とみる考え方がある一方品詞としての形容動詞を解消する考えもある。〔中等教科明治文典(1904)〕


形容動詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 21:26 UTC 版)

形容動詞(けいようどうし)とは、いわゆる学校文法などにおいて用いられる日本語品詞のひとつである。


注釈

  1. ^ 状態を表す動詞、スルへ続かずニ・トへ続くものを「形容動詞」(『改撰 標準日本文法』)
  2. ^ 「あり」が形容詞を受け、連用形「く」と熟合して「かり」となったものを「形容存在詞」とし、教科書では「形容動詞」とした(『日本文法学概論』)「~ダ」「~ナリ」「~タリ」は名詞や副詞に存在詞が付いたものとした

出典

  1. ^ 大野晋 1988, p. 30.
  2. ^ 当段落の参考文献は、明治書院『国文法講座 1』p. 253


「形容動詞」の続きの解説一覧

形容動詞

出典:『Wiktionary』 (2020/04/08 00:55 UTC 版)

名詞

形容 動詞けいようどうし、稀:ありかたことば)

  1. (日本語文法) 日本語品詞一つで、用言属する。旧称ありかたことば」。対象形状状態等を表現するため、言語学上広い意味の形容詞のひとつである。

形容動詞の活用

口語 現代日本語(○はその活用形存在しないことを意味する)

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹) だろ だっ

なら ダ活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹) たる タルト活用

文語 古典日本語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹) なら なり
なり なる なれ なれ ナリ活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹) たら たり
たり たる たれ たれ タリ活用

類義語

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