現代日本語とは? わかりやすく解説

日本語

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日本語(にほんご、にっぽんご[注 2])は、日本国内や、かつての日本領だった国、そして日本人同士の間で使用されている言語。日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令[10]において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」の教科として学習を行う等、事実上、日本国内において唯一の公用語となっている。





現代日本語

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源氏物語」の記事における「現代日本語」の解説

元来『源氏物語』作者紫式部と、同時代の同じ環境共有する読者のために執筆されたと推察されており、加えて作者直接の面識がある人間読者として想定してたとする見解もある。書かれ当時『源氏物語』は、周囲からは「面白読み物」として受け取られており、少し経た時代でも、当時12歳だった菅原孝標女が、特に誰の指導を受けるということもなく1人読みふけっていたとされている時代経て物語用いる言遣いも、前提とする知識常識変化していくことで、気軽に『源氏物語』読むこと困難になっていった同時期文学である『枕草子』『土佐日記』などは、簡単な注釈さえあれば現代日本人が読むことがさほど難しくないに対し、『源氏』の原文読むこと現代日本にとってもかなり難しい。ほかの王朝文学と比べて語彙格段に豊富、内容長く複雑で専門的な講習受けないと『源氏』の原文理解するのは困難である現代では、現代語訳親しんでいる人のほうが多いといえる数ある古典日本文学の中で多様な性格を持つその内容ゆえに、もっとも多く現代語訳試みられており、訳者作家が多いのも特徴である。これらは、訳者の名前から与謝野源氏」「谷崎源氏」といった風に、「○○源氏」と呼ばれている。 国文学者研究者による翻訳は、比較直訳逐語訳的な訳注が多いのに比べて、作家・小説家による翻訳多くの場合原文に対して叙述順番入れ替えたり、和歌によるやりとり普通の会話文直したり原文とは視点変えて叙述したりといった応用工夫が行われていること多くそのような作品単なる現代語訳ではなく翻案作品として扱われることもある。 与謝野晶子詳細は「与謝野晶子訳源氏物語」および「源氏物語礼讃歌を参照 与謝野晶子生涯3度現代語訳試みた与謝野12歳当時『源氏物語』原文素読していたことをのちに自身の歌の中に詠み込んでおり、さまざまな創作活動中に『源氏物語』大きな影響読み取ることができる。 1度目翻訳は、与謝野夫妻支援者であった実業家小説家でもある)の小林政治依頼により、100か月完成させることを目標に始められものである1912年2月から1913年11月にかけて、『新訳源氏物語(上、中、下一下二巻)』として金尾文淵堂から出版され1914年12月に4冊ものの縮刷版刊行されている。これは全文翻訳ではなくダイジェストであるが、通常、これが『源氏物語』最初の現代語訳であるとされている。この最初の翻訳には晶子の夫・与謝野鉄幹の手入っているとする見解もある。 これは『源氏物語』専門家でない森鷗外校訂にあたっているなどといった問題もあり、再度、『新新訳源氏物語』として翻訳試みた2回目)が、「宇治十帖の前まで終わっていた」とされる。このときの原稿は、1923年9月関東大震災大正関東地震)により文化学院預けてあった原稿がすべて焼失したため、世に出ることはなかった。 現在、通常流布しているのは晩年1938年10月から1939年9月にかけて新新訳源氏物語第一巻から第六巻まで)』として金尾文淵堂から出版された3度目ものである1939年10月完成祝賀会上野精養軒にて開催されており、同人はこれを「決定版」としている。この翻訳当時、まだ学術的な校訂本がなかったことから、「流布本であった源氏物語湖月抄』の本文を元にしていたとされる原文にはない主語補ったり作中人物会話簡潔な口語体したりするなど大胆な意訳と、敬語中心とした大幅な省略知られている。それに対して、歌の部分については歌人らしく、「和歌源氏物語にとって欠かせない重要な要素である」として、いずれの翻訳もまったく手を加えることなくそのまま収録しており、ほかの翻訳が行っているような和歌部分会話文改めるといったことをしていないまた、新訳では各帖の冒頭に自身の和歌加えている。 池田亀鑑解説加えたものが、1954年10月から1955年8月にかけて全訳源氏物語』として、全9冊で角川文庫から出版されており、1971年8月から1972年2月にかけて全3冊に合本・改版され重版した2008年源氏物語千年紀記念し、『新装版 全訳源氏物語』全5冊に改版された。ほかに、1948年には日本社から日本文庫で、1951年には三笠文庫三笠書房)で、1976年新装版1987年)には河出書房新社日本古典文庫で、2002年には勉誠出版刊の『鉄幹 晶子全集』の第7巻および第8巻として、2005年から2006年に舵社からデカ文字文庫と、多くの出版社から刊行されている。これらとは別に最初の訳書も、後年翻訳より読みやすいといった評価があったことから2001年角川書店から単行本出版され2008年には、『与謝野晶子源氏物語』(角川文庫ソフィア)全3冊で出版された双方訳書とも1942年5月29日与謝野死去したため、1993年著作権の保護期間満了しており、パブリック・ドメイン利用できるため青空文庫などに収録されている。 谷崎潤一郎詳細は「谷崎潤一郎訳源氏物語を参照 谷崎潤一郎生涯3度現代語訳試みた最初は『源氏物語湖月抄本文を元に1935年9月より着手された。国文学者山田孝雄校閲受けなが進められ1939年から1941年にかけ『潤一郎訳源氏物語』全26巻が、中央公論社刊行された。これは、「旧訳」「26巻本」などと呼ばれている。当時の社会情勢から、中宮密通関わる部分など皇室に関し部分何か所削除されている。 2度目上記の削除部分復活するとともに全編にわたり言葉使い読みやすく改訂し1951年から1954年12月にかけ、『潤一新訳 源氏物語』全12巻刊行された。この版は「新訳」「12巻本」などと呼ばれた他に豪華版5巻別巻1や、新書版8巻刊行されている。 『潤一郎訳』は谷崎意向大きく反映され、『潤一新訳』は原文尊重し省略なしの完訳であることが特徴である。 3度目中央公論社版『日本の文学』に(一部収録するため、改稿着手された。1964年から1965年に『潤一郎新々訳 源氏物語』全10巻別巻1が、新版1979年から翌年にかけ刊行された。これは「新々訳」「11巻本」などと呼ばれている。口述筆記のせいもあり、新仮名遣いになっている与謝野晶子訳とは対照的に原文文体生かしつつやや古風な訳文となった。(最晩年の)谷崎は、本書をもって決定版である」としている。 『潤一郎訳 源氏物語』は、1968年から1970年にかけ『谷崎潤一郎全集』第25 - 28巻(新版全集』では第27 - 30巻)に収録1973年中公文庫創刊にともない5巻刊行改版1991年)。豪華版で、1966年に全5巻別巻1が、1983年愛読愛蔵版1巻が、1992年に同普及版1巻刊行された窪田空穂国文学者歌人でもある窪田空穂の『現代語訳源氏物語』は、1939年から1943年にかけ改造社全8冊で出版された戦後同社で、1947年から1949年にかけ再版された。1967年に『窪田空穂全集 27・28巻』(角川書店)に収録窪田訳は別に抄訳版があり、1970年春秋社出版している。 円地文子訳 円地文子現代語訳は、1967年7月着手され玉上琢弥犬養廉清水好子竹西寛子阿部光子などの協力得ながら、1972年から1973年にかけ全10巻新潮社から刊行された1980年新潮文庫に全5巻再刊された(2008年に全6巻改版)。さまざまな箇所原文にはないまったく創造的な加筆行っており、特徴のひとつとなっている。 円地は1975年5月公演され歌舞伎源氏物語の巻』の台本手がけているほか、現代語訳過程生まれたエッセイ源氏物語私見』(新潮社1974年1985年新潮文庫2004年に『なまみこ物語』とあわせ講談社文芸文庫収録)、『源氏物語世界京都』(平凡社1974年)、『源氏物語ヒロインたち』(講談社1987年)など『源氏物語』関係の著作も多い。2007年新潮社で、竹下景子による朗読CD(現在は桐壺から夕顔まで2巻)が出された。 田辺聖子詳細は「新源氏物語 (田辺聖子)を参照 田辺聖子現代語訳は、『新源氏物語』として1974年11月から1978年1月にかけて週刊朝日』で連載されたあと、1978年から1979年にかけて5巻新潮社から刊行され1984年5月新潮文庫収録当初書かれたのは「幻」巻部分までで、それ以降部分1985年10月から1987年7月まで『DAME』で連載されたが、同誌の休刊により「宿木」巻の途中までで中断残りの部分書き下ろし執筆され、1991年5月新潮社から『新源氏物語 霧ふかき宇治の恋』として出版1993年11月新潮文庫収録された。2004年出版された田辺聖子全集24巻』では、第7巻および第8巻2巻これにあてられており、「霧ふかき宇治の恋」を含めた全体を「新源氏物語」としている。 原文の巻序に従っておらず全体の構成入れ替えており、「空蝉の巻」から始まっていることや、原文の中で登場人物たちが和歌伝えようとしていることを通常の会話文直しているなど原文大幅に直している部分あるため、「単なる現代語訳ではなく翻案作品」であるとされることも多い。この翻訳・翻案から生まれた関連本として『源氏紙風船』(新潮社1981年)がある。小説作品で、光源氏従者1人視点から描いた私本・源氏物語」(実業之日本社1980年、のち文春文庫)、岡田嘉夫の絵を豊富に配して光源氏10話・薫2話編まれた「源氏たまゆら」(講談社1991年、のち講談社文庫1995年)がある。 橋本治橋本治現代語訳は、『窯変 源氏物語』の題名で、1991年5月から1993年にかけて中央公論社14巻刊行された。のちに、1995年11月から1996年10月にかけ中公文庫収録された。橋本はこの作品を「紫式部書いた『源氏物語』に想を得て新たに書き上げた原作極力忠実であろうとする一つ創作一つ個人的解釈である」としており基本的に光源氏と薫からの視点書かれており、大幅な意訳になっている部分あることなどから、単なる「現代語訳」ではなく翻案作品」であるとみなすことも多い。 橋本には『源氏供養』のタイトル関連エッセイがあり、上記の現代語訳に関する事柄収めている瀬戸内寂聴瀬戸内寂聴現代語訳は、1996年12月から1998年にかけ講談社から全10巻刊行され、「新装版」が2001年9月から2002年6月にかけて講談社文庫版が2007年1月から10月にかけて出版された瀬戸内には、女性視点から描いた翻案作品女人源氏物語』が小学館5巻で、1988年から1989年かけ出版され、のちに集英社文庫収録された。『わたしの源氏物語』(小学館1989年7月集英社文庫1993年6月)、『歩く源氏物語』(講談社1994年9月)、『源氏物語脇役たち』(岩波書店2000年3月)、『痛快!寂聴源氏塾』(集英社インターナショナル2004年3月、のち軽装版寂聴源氏塾』、2007年3月)など多くの関連著作がある。「源氏関連の講演や行事などにも積極的に関わっている大塚ひかり大塚ひかりによる現代語訳は、『大塚ひかり全訳 源氏物語』(ちくま文庫6巻)が、2008年より2010年にかけ刊行された。「読んで分かる原文重視逐語訳」を目標に、「敬語謙譲語抑さえる」「『ひかりナビ』と称する説明文つけ加える」「あえて原文随所配する」という3つの工夫行っている大塚は、『もっと知りたい源氏物語』(日本実業出版社2004年4月)や、『源氏の男はみんなサイテー 親子小説としての源氏物語』(マガジンハウス1997年11月)、『カラダ感じ源氏物語』(ちくま文庫2002年10月)、『源氏物語身体測定』(三交社1994年10月)といった関連著作がある。 今泉忠義訳 本文は「青表紙版本最善本である」という理由により、江戸時代版本である『首書源氏物語』を用いる。「桜楓社源氏物語」の現代語訳版として企画され1974年1月から1975年10月にかけて10巻刊行された。「桜楓社源氏物語」は、現代語訳編のほかに、昇一・岡崎正継による本文編、語法編などで構成されている。1977年から1978年に『源氏物語現代語訳』で、講談社学術文庫に全20冊で収録され新装版全7冊が、2000年から2001年にかけて刊行された玉上琢弥底本は、定家直筆本のあるものはそれを用い存在しないもの明融臨模本、それも存在しなければ飛鳥井雅康本(大島本)である。もともとは1964年から1969年にかけて角川書店から出版された源氏物語評釈の中の現代語訳原文脚注索引をつけたもので、1964年から1975年にかけて角川文庫10巻刊行(のちに角川ソフィア文庫)。原文に近い訳であるが、現代語訳独立して読めるようになっている。なお、十巻巻末には国宝源氏物語絵巻解説索引がある。 尾崎左永子1997年から1998年にかけて新訳源氏物語』として小学館より全4巻刊行された中井和子15年がかりで翻訳仕上げたとされる現代京ことば源氏物語』が1991年大修館書店から全3巻刊行され2005年平成17年)に全5巻新装版として刊行されたKBS京都から北山たか子による朗読CD発売されている。 林望2010年から2013年にかけて『謹訳 源氏物語』として祥伝社より全10巻刊行された2017年秋から文庫化されている角田光代河出書房新社より『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(上中下)で、2017年9月上巻2018年10月中巻2020年2月下巻刊行完結解題藤原克己担当あがさクリスマス(増子勝)訳 10年がかりで日本初源氏物語訳対「3分de源氏物語ⅠⅡ」を愛の四つ葉社より刊行国立国会図書館。 ほかにも、鈴木正彦による訳(1926年、第百書房)や上野榮子による訳(2008年日本経済新聞出版社)などのほか、2008年には「ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ」として9人の現代作家がそれぞれ源氏物語翻訳に取り組むという企画が行われた。江國香織夕顔)、角田光代若紫)、町田康末摘花)、金原ひとみ)、島田雅彦須磨)、桐野夏生柏木)、小池昌代浮舟)、日和聡子蛍)松浦理英子帚木)らがそれぞれ源氏物語新訳超訳挑戦するなど、新たな翻訳生み出されつつある。

※この「現代日本語」の解説は、「源氏物語」の解説の一部です。
「現代日本語」を含む「源氏物語」の記事については、「源氏物語」の概要を参照ください。

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