エッセイ
英語:essay
エッセイとは、特定の文学的形式を持たず、書き手の随想(思ったこと・感じたこと・考えたこと)を思うがままに書き記した文章のことである。「随想録」ともいう。
エッセイは基本的には文章作品のジャンルであるが、マンガ作品のジャンルとしても、作者自身の身の回りの些細な出来事などを淡々と描いた(ヤマもオチも特にない)ような作品を「エッセイ漫画」と呼ぶことが多々ある。
エッセイの語源は古フランス語に遡る。原義は「試み」(trial)。現代でも、英語の essay は「小論」「試論」という意味合いが色濃く、アカデミックな文脈で(学術分野で)も多用される語彙である。
エッセイの書き手は「エッセイスト」もしくは「随筆家」ともいう。エッセイストとしての活動を本業とする作家もいるが、本業とは別に執筆活動にも取り組んだ結果として「エッセイスト」という肩書を得た者もいる。
エッセイが書かれた(エッセイのジャンルに区分される)書籍は、「エッセイ本」と呼ばれることも多い。
随筆
(エッセイ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 09:36 UTC 版)
随筆(ずいひつ)とは、文学における一形式で、筆者の体験や読書などから得た知識をもとに、それに対する感想・思索・思想をまとめた散文である。随想(ずいそう)、エッセイ、エッセー(仏: essai[1], 英: essay[1])などともいう。
- ^ a b 新村出編『広辞苑』「エッセー」による直接の伝来元
- ^ a b c 日野龍夫「公開講演 江戸時代の随筆をめぐって」『国際日本文学研究集会会議録』第15号、国文学研究資料館、1992年3月、 127-147頁、 doi:10.24619/00002172、 ISSN 0387-7280、 NAID 120006668609、2022年4月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g 野谷士「世界の随筆日本の随筆:モンテ-ニュから俵万智まで-下-」『追手門学院大学文学部紀要;Faculty of Letters review, Otemon Gakuin University』第29号、追手門学院大学文学部、1994年、 280-269頁、 ISSN 03898695、 NAID 110008793196、2022年4月4日閲覧。
- ^ a b c d 日本古典文学大辞典編集委員会 『日本古典文学大辞典 第2巻』岩波書店、1984年1月、528-530頁。
エッセイ(文と写真)
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「西川治 (写真家)」の記事における「エッセイ(文と写真)」の解説
ピッツアの本、文化出版局、1980年 マスタードをお取りねがえますか。 : 男の料理コラム33、河出書房新社、1988年 のち文庫化 悦楽の野外料理、CBS・ソニー出版、1989年 男の私小説風料理、ソニー・マガジンズ、1991年 私が食べたイタリア料理、ソニー・マガジンズ、1992年改題文庫化:イタリア半島「食」の彷徨、小学館文庫、2000年 世界街角料理の旅 : いい匂いにつられて食べた、ソニー・マガジンズ、1993年 世界朝食紀行、マガジンハウス、2000年改題文庫化:世界ぐるっと朝食紀行、新潮文庫、2007年 快食快汗 : 韓国食の極意をもとめて、幻冬舎、2001年 食べまくり韓食韓菜大全、東京書籍、2002年 Miao、角川書店、2002年 見つめる犬、二見書房、2003年 世界ぐるっとほろ酔い紀行、新潮社、2010年 世界ぐるっと肉食紀行、新潮文庫、2011年
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「エッセイ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼のエッセイはほとんど完ぺきだった
- エッセイの構成
- 彼女が一人であのエッセイを書いたはずはないでしょう
- 数分のずれはあってもあと1時間でこのエッセイを書き終える
- その時までにはこのエッセイを書き終えているだろう
- そのエッセイの題
- この授業の目的はできるだけ多くのエッセイを書くことです
- 彼のエッセイには亡き妻に関する記述が多く出てくる
- そのエッセイは機知とユーモアに富んでいる
- よく書けたエッセイ
- このエッセイに最後の仕上げをするつもりです
- 彼のエッセイは読む価値がある
- エッセイストとして活躍していた著者が、初めて小説を書く
- 彼女は写真エッセイを本にまとめた。
- 彼女のエッセイと日記が雑録として出版された。
- このエッセイは大混乱の中で書かれました。
- このエッセイは読むのによい。
- エッセイに書かれていた場所はどんな感じですか?
- 私の友人は、このエッセイを書きました。
- エッセイを数回書くように頼まれた。
- エッセイのページへのリンク