授業
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授業
授業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/28 06:55 UTC 版)
授業(じゅぎょう、英: lesson, class)は、学校教育などにおいて教科・科目などの教育として行われるもののことである。大学の課程(短期大学の課程、大学院の課程を含む)などにおける授業は、講義、演習、実験、実習、実技に区分される。
概要
教師が教科書を用い、教科・科目などの内容を学習者に説明・解説する方法が代表的である。教科書を読み上げたり読ませたりするなどして教える授業方法は講義といい、法令用語としても使われている。
講義の英称「lecture」を動詞として使用する場合、「講義する」のほかに「叱る」という意味を持っている。一方向的な教化は、学習者がしばしば退屈したり、飽きたり、うんざりさせられるため、授業中の私語を招き、教師が学習者を叱ることがある。「lecture」の「叱る」という意味は、そのあたりの事情を反映していて、意味が深い[1]。
このように学習者の興味を引かないことは学習効果を下げるという批判から、学習者の関心を尊重することの大切さ、自主性を引き出すような授業の必要性、問題解決学習の実践といったことがいわれるようになってきた。
授業の種類
すべての教育形態において行える授業
- 面接授業
- 「面接授業」とは、講義、演習、実験、実習もしくは実技のいずれか、またはこれらの併用により行う授業のことである。もっとも一般的な授業であり、授業というと、この形態が連想されることが多い。このうち、講義・演習は座学に分類され、実験・実習・実技は非座学に分類される。
- メディアを利用して行う授業
- 「メディアを利用して行う授業」とは、講義、演習、実験、実習もしくは実技のいずれかによる授業またはこれらの併用による授業を、多様なメディアを高度に利用して当該授業を行う教室など以外の場所で履修させる授業のことである。2000年代からは通信教育の課程に限らず、実施されることが増えている授業形態である。
通信教育制度においてのみ行える授業
- 放送授業
- 主として放送その他これに準ずるものの視聴により学修させる授業のことである。日本においては、放送大学やNHK学園高等学校による授業が知られている。
- 印刷教材などによる授業
- 印刷教材のほか、これに準ずる教材を送付もしくは指定し、主としてこの教材により学修させる授業のことである。通信教育の課程においては、「面接授業」や「メディアを利用して行う授業」と並んで一般的な授業形態である。
脚注
- ^ 本来lectureの叱るの意味はreproveであり、通常、学習の意味でその考え方があるべき道とは違っていることを優しく説き伏せる意味で日本語の叱ると同等ではなく、また単なるscoldではない。私語の叱責をlectureとは言わず、この説は信用するに欠ける。
関連項目
授業(全般)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 22:32 UTC 版)
常用する筆記用具類鉛筆 - HB又はBを使用することが多い。削って芯をとがらせたものを5本程度用意する。 鉛筆削り - 鉛筆を削って芯をとがらせるのに使う。家で使用するものは卓上型鉛筆削り器を、学校へ持っていくものは携帯用鉛筆削り器を用意することが多く、かつてのように肥後守などのナイフ類を用意することは少ない(学校によっては持ち込みを禁じられている)。学校に卓上型のものが用意されていることもある。 シャープペンシル - 鉛筆の代用。文字の書き方を覚える段階にあるため小学校では禁じられている場合もある。 赤鉛筆 - 答え合わせで○×を付すのに用いる。採点用に作られた朱色の鉛筆や朱色の片端に紺色を繋げた赤青鉛筆を用意する場合が多い。赤色のボールペンやサインペンを用いる場合もある。 色ペン - ボールペンやサインペン、蛍光ペンなど。ノートや教科書の重要な部分に印を付すのに用いる。 消しゴム - 鉛筆(又はシャープペンシル)で書いたものを消すときに用いる。通常はプラスチック消しゴムを用意する。匂い付きのものやキャラクター型に造形されたものなどを禁止している学校もある。 定規 - 15cm程度の長さのものと30cm程度の長さのものを用意する場合が多い。短いものは筆箱に入れておく。 筆箱 - 常用する筆記用具類を収納して携帯する。変形するなど玩具要素の強いものや落とすと大きな音のする金属製のものについては使用を禁止している学校もある。 ノート類ノート - B5又はA4サイズのものが多く用いられる。方眼ノート、大学ノート、縦罫ノートなどの種類があり、教科毎に指定されたものを用いる。五線紙ノート、ペンマンシップノート、デザインノートなど、特定の教科専用につくられたものもある。休み時間に落書きをして遊ぶためのノート(「じゆうがちょう(自由画帳)」などと呼ばれる白紙のノート)を用意することもある。特に小学生に向けて教科毎の専用ノートをシリーズで作成したものが市販されており、学習帳と呼ばれている。 ルーズリーフ - ノートの代用。散逸しやすいため使用を禁止されている場合もある。 下敷き - ノートの大きさに合わせたものを用意する。五十音や九九などが印刷されたものや赤いマーキングペンと合わせて暗記に用いる濃緑色透明のものなど、下敷き以外の学習用途を付加したものもある。 レポート用紙 - B5又はA4の横罫線のものが多く用いられる。 その他のよく使用される文房具類はさみ - 紙を切るためのもの。こうさくばさみなどと呼ばれる。安全のために刃先が丸くなっているものやキャップ付きのものがある。 カッターナイフ - 紙を直線的に切るために用いる。 のり - 口に入っても害のないデンプンのりが多く使われる。こうさくのりなどと呼ばれる。 マジック - 壁新聞その他の掲示物を制作するのに数色用いることが多い。共同作業に使用する場合、多くは学校で用意される。 色鉛筆 - 絵を描くほか、白地図などの教材の塗り分けなどに用いられる。12色程度のセットのものが多く用いられる。通常の鉛筆型のもののほか、クーピーペンシルも多く用いられる。 おどうぐばこ - 常用しない文房具類を収納して机やロッカーにしまうために使う。さまざまな種類のものが市販されているが、大きさによっては机やロッカーに入らない場合もあるので注意が必要である。 ファイル - 配付されたプリント類を綴って保存するために用いる。フラットファイルやZ式ファイルが多く用いられる。 ホッチキス - レポート用紙や作文用紙などを綴じるために用いる。 模造紙 - 壁新聞を作成したり、自由研究を発表用にまとめるために用いる。 電子媒体 - コンピュータを使って作成したデータの記録や課題提出に用いる。フロッピーディスクやCD-Rなどが用いられる。
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授業
「授業」の例文・使い方・用例・文例
- 「昨日は授業で何をしましたか」「実は,授業には行きませんでした」
- 先生が授業中におかしな歌を歌ったのは本当に楽しかった
- 歴史の授業はメアリー・ジョンソン,ポール・グリーン,そしてもう1人が行います
- 出席状況が悪かったから君はその授業を落としたんだ.私は君に忠告しなかったわけではないよ
- 君がこの授業に合格するかどうかについては,まったく,あなたの実績と試験の点による
- 私の母は授業料について問い合わせた
- 彼女はきのう授業に出なかった
- 発育の遅れた子どもたちのための特別授業を行う
- この前の学期は数学の授業でかろうじて合格点を取った
- では第3章からきょうの授業を始めましょう
- 授業を何回か休んだので,ついていくのが困難だった
- 「また授業に遅れたの?」「とんでもない」
- 授業後
- 生物の授業
- 授業に出る
- 授業を始める
- 授業を教える
- 授業をさぼってばかりいたら成績に響くよ
- 学生たちは授業料値上げ反対のデモを行った
- 先生は授業を早く終わらせることにした
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