グリーンスクール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:23 UTC 版)
2016年、高校1年生の夏からバリ島のグリーンスクールへ転校。英語を苦手としていたことから交友関係を築けず、当初の数か月は語学学習に費やしたという。グリーンスクールではクライメートアクションという授業を受講。気候変動による人々への影響を調査し、現状の自分に何ができるかを考えて立案・行動するという授業であった。また、受講者自身が内容を全て決定して自由に授業を作ることのできる、インディペンデントスタディという授業も受講していた。グリーンスクールの高等部には約100人の生徒が在籍していたが、受講者は露木を含めても片手で数えられるほどだったという。 授業で大規模なゴミの山を見学し、海外諸国がバリ島にゴミを投棄している現実を知り危機感を覚え、現状の風潮を変える必要があると考え始める。また、「バイバイ・プラスチックバッグ」というプロジェクトを推進してインドネシアの法改正に寄与した女性生徒などが在学しており、彼女らに影響を受け、大人にならなくとも活動できることを実感する。 高校1年次の冬休みに日本に帰国した際、化粧品を使用した妹が肌荒れを起こしたことから、2年次よりグリーンスクールからブースの提供を受けて化粧品開発に着手する。「Not Just a Pretty Face」を参考に研究を重ね、パーム油を使用しない口紅を開発。当初は妹のための開発であったが、次第に周囲から求められ、ブランド「Dari Bali」を立ち上げてインドネシアでの販売を開始した。 3年次であった2018年にはポーランドで開催された第24回気候変動枠組条約締約国会議に参加し、グレタ・トゥーンベリと対面。トゥーンベリの「行動すれば、希望は必ずついてくる。だから行動しよう」という言葉に感銘を受ける。
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