帰国と休学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:23 UTC 版)
2019年6月にグリーンスクールを卒業し、9月に慶應義塾大学環境情報学部に進学。進学の理由は、グリーンスクールで知った環境問題が具体的にどう起きているのか、今後の日本での環境活動のために学ぶためであった。なお帰国後、バリ島で行っていた水筒の携帯やレジ袋の拒否などを行っていたところ、周囲から環境活動家として扱われるようになったと語っている。同年12月にはスペインで開催された第25回気候変動枠組条約締約国会議に参加した。また大学在学中にワークショップも継続していた。 大学の講義には楽しみを見出していたが、一方で環境問題の解決に直結しないとも感じていた。ニューヨークのユニオンスクエアに設置されたアート作品『クライメイト・ロック』に影響を受け、現在の地球の表層環境が残り7年で持続不能になると考え、大学に通っている場合ではないと判断。「このままでは地球が持たない」と感じ、2020年9月に大学を休学、11月に講演活動を開始。母親には卒業してから活動すれば良いのではないかと問われたが、3年後では遅いと返答した。 なお、慶応義塾大学では1年間通わなければ休学できない制度が採用されていたため入学から1年通学していたが、可能であればより早期に休学するつもりでいた。
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