じょ‐せい〔ヂヨ‐〕【女性】
読み方:じょせい
1 おんな。婦人。女子。一般には、成人した女をいう。「—の社会進出がめざましい」「—編集者」⇔男性。
2 インド‐ヨーロッパ語系の文法で、名詞・代名詞・形容詞などの性の区別の一。男性・中性に対する。
[用法] 女性・婦人——「女性(婦人)の地位の向上」「女性(婦人)解放運動」など相通じて用いられる場合もある。◇「女性」は江戸時代までは「にょしょう」と読んだ。「じょせい」となったのは明治以降で、欧州語系の文法用語の、男性・中性・女性としてまず使われるようになったといわれる。◇「婦人」は古くからの語で、成人した女性、また人妻の意であった。多く文章語として用いられたが、明治以降は男と同等の社会的存在としての女を意味する語として使われるようになった。◇「女性」「婦人」の複合語は多く慣用によるものであり、互いに言い換えることのむずかしいものが多い。「女性的」「女性ホルモン」「婦人科(病)」「婦人警官」など。◇現在では「婦人」という語も女性差別を表す語であるとして、「女性」に言い換える傾向がある。東京都生活文化局の「婦人青少年部婦人計画課」は「女性青少年部女性計画課」と名称変更を行った。◇これらは、「女性(じょせい)」という語が最もあたらしく、かつ文法用語・学術用語として使われて、中立的であるからといえよう。
にょ‐しょう〔‐シヤウ〕【女性】
女性
女性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 03:45 UTC 版)
女性(じょせい、希: γυναίκα、英: woman)は、男性と対比されるヒト(人間)の性別であり、女の人。一般的に「女性」という語は成人の女を指す[1]。未成年の女子に対しては「少女」となり、小児の場合は「女の子」や「女児」となる。
注釈
出典
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女性(名前不明)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 23:18 UTC 版)
「XXXHOLiC」の記事における「女性(名前不明)」の解説
近々結婚するため『料理を習いたい』という依頼でミセにやって来た柔和な女性。豪邸に住んでいる。料理の腕自体は別に普通だったが、彼女が作ったじゃがいもの煮転がしを百目鬼が食べた途端顔を顰め、「誰が作ったのか分からない味」と評価する。(侑子とモコナは普通に食べている)
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女性(ティアラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:44 UTC 版)
「NO MORE 映画泥棒」の記事における「女性(ティアラ)」の解説
第2バージョンのみ登場。映画盗撮を行うカメラ男を唖然とした顔で見つめていた。また自らも違法ダウンロードをしたため、パトランプ男に注意される。
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女性
出典:『Wiktionary』 (2021/06/21 12:44 UTC 版)
名詞
発音(?)
- じょ↗せー
用法
類義語
対義語
複合語
翻訳
- イタリア語: femmina
- 英語: woman
- エスペラント: virino
- キクユ語: mũtumia (ki), mũndũ wa nja (ki)
- スペイン語: mujer
- タイ語: ผู้หญิง
- ハンガリー語: nő
- ビルマ語: မိန်းမ (my) (minʻ" ma), အမျိုးသမီး (my) (ʼa myui" sa mī")
- フランス語: femme
- ポーランド語: kobieta (pl) 女性
- ポルトガル語: mulher
- モン語: မၞိဟ်ဗြဴ (mnw) (mnih brau)
- ルーマニア語: femeie
- リトアニア語: moterìs (lt) 女性
- ロシア語: женщина
「女性」の例文・使い方・用例・文例
- 女性が顧客の大半を占める
- 彼は振り向いて後ろにいる女性に話しかけた
- スペイン系の女性
- 彼女は,いわば,私たちみなが結婚を夢見るような女性だ
- 彼はいつも年上の女性に引かれる
- 彼女は政治意識の高い女性だ
- 女性はそのクラブからは閉め出されている
- 彼女が我が国で最初の女性大統領になるはずだ
- とても美しい女性
- 彼女は国内初の女性宇宙飛行士になった
- 結婚式の披露宴で一番おしゃれだった若い女性
- 彼女は背の高いブロンドの女性です
- 彼女は成長して美しい女性になった
- 彼はそのいかした女性と仲良くなろうとしている
- 子どもを産む前も産んだ後も働く女性がますます増えてきている
- 女性の参政権に対する抵抗をなくすまでには長い歳月がかかった
- 女性は結婚するために自分の仕事をあきらめる必要はない
- 女性にとっての職業生活における可能性
- 彼はその女性と浮気をしている
- その女性はたまたま私の名前を知っていた
女性と同じ種類の言葉
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