め【女/▽妻】
読み方:め
《「男(お)」に対する語》
1 女性。おんな。
「吾(あ)はもよ—にしあれば」〈記・上・歌謡〉
3 (「雌」「牝」とも書く)他の語の上または下に付いて複合語をつくる。
し【雌】
めす【雌/×牝】
めん【▽雌】
雌
現象や動作行為に関連する概念: | 陳述記憶 陽生植物 隔離 雌 雌雄モザイク 雑種強勢 電離放射線の生物効果 |
雌
姓 | 読み方 |
---|---|
雌 | めとり |
雌
雌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 05:31 UTC 版)
「ヒレナガチョウチンアンコウ科」の記事における「雌」の解説
ヒレナガチョウチンアンコウ科の雌は短い球状の体型をもち、体長は最大で約18cmにまで成長する。背鰭と臀鰭の鰭条が著しく細長く伸びることが、本科魚類の最大の特徴である。また、誘引突起に発光器を欠くこと、胸鰭の橈骨が2本のみ(他のグループでは3-5本)であることも、本科を他のチョウチンアンコウ類と区別する重要な形質となっている。 皮膚は滑らかで、側線に沿って細長い皮弁を有する。口は非常に大きく、水平あるいはやや斜め上向きに開く。ヒレナガチョウチンアンコウ属の誘引突起には多数の糸状皮弁が存在し、体表の皮弁とともに側線系の感丘が分布している。 背鰭および臀鰭の鰭条はすべて軟条で、Robia 属ではそれぞれ6本・5本である。ヒレナガチョウチンアンコウ属は背鰭に14-22本、臀鰭に12-19本の鰭条を備え、一般的なチョウチンアンコウ類の臀鰭の鰭条数(13本以下)と比べ多くなっている。細長い鰭条は非常に繊細で採集時に損傷しやすく、実際の長さを推定することは難しい。鰭膜を持たないが、それぞれの鰭条は筋肉と付属構造によって強固に支持されており、1本ずつ独立に動かすことが可能になっている。尾鰭の鰭条は8本で、チョウチンアンコウ類としては少ない。 主上顎骨・鰓蓋骨・下鰓蓋骨・後側頭骨、および擬鎖骨の腹側部は著しく退縮する。下顎と蝶形骨にトゲを持つが、方形骨および関節骨のトゲは退化的で、前鰓蓋骨には欠く。上顎・下顎・鋤骨の歯はそれぞれ20-45本・12-34本・1-5本。
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雌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/28 06:05 UTC 版)
「ミツクリエナガチョウチンアンコウ科」の記事における「雌」の解説
ミツクリエナガチョウチンアンコウ科の仲間は左右に平たく、側扁した細長い体型をもつ。一般にチョウチンアンコウ上科には体長10cm未満の小型魚が多いが、本科魚類はほとんどが全長数十cm程度にまで成長し、ビワアンコウは1.2mに達する。口は斜め上向きでほとんど垂直につくこと、前上顎骨によく発達した突起をもつことが他科との容易な鑑別点となっている。 ケントロプリュネー科(1属1種)と多くの形態学的共通点を有し、両者は近い関係にあると考えられている。全身を皮膚が変形した突起によって覆われること、誘引突起は前頭骨から起始し吻の前に突き出ること、蝶形骨・方形骨・角関節骨および前鰓蓋骨のトゲを欠くことは2科に共通する特徴である。 本科魚類の重要な特徴として、背鰭の2-3鰭条が変形し、肉質の突起(caruncle)として存在することが挙げられる。背鰭第1棘条は卵形の擬餌状体を備えた誘引突起として成長し、誘引突起を支える担鰭骨は非常に細長く、頭蓋骨背部のほぼ全長に及ぶ。背鰭第2棘条は仔魚および稚魚の時点では発光器官を有しているが、成長とともに退縮し、成魚では皮膚に埋もれてしまう。 背鰭および臀鰭の軟条は4-5本で、多くの場合4本である。胸鰭は15-19軟条で構成される。尾鰭の鰭条は8-9本でそのうち4本は分枝し、下位の第9鰭条は痕跡的となる。頭頂骨は大きい。
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雌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 14:39 UTC 版)
オニアンコウ科の仲間は一般に短く、卵型から球状の体型をもつ。最大で全長27.5cmの個体(L. lucifer)が知られる一方、多くは体長10cm未満の小型魚類である。吻(口先)は短いが頭部は大きく、吻端から胸鰭の基部までの長さは体長の半分を超える。体表は全体的に滑らかで、いぼ状の構造などは認められない。体色は暗褐色から黒色だが、Haplophryne 属など例外的に色素をもたないものもいる。 口の大きさはチョウチンアンコウ類の中でも際立っており、一部の種類は口の占める割合が脊椎動物全体の中でも最大級である。両顎の長さはほぼ同じだが、下顎がやや突き出る種類もいる。オニアンコウ属・Acentrophryne 属・Borophryne 属の顎には鋭い牙状の歯が少数並ぶ一方、残る2属の歯は比較的細かく、数も多い。 本科魚類を他のチョウチンアンコウ類から区別する重要な形態学的特徴として、肛門が体の左側寄りに位置することが挙げられる。カレイ目の仲間も肛門が正中線からずれることで知られているが、これは眼球を含めた全体の左右非対称性に関連するものであり、他の魚類あるいはすべての脊椎動物を含めても本科以外に同様の非対称性は認められない。肛門が左にずれる原因や機能については、ほとんど何もわかっていない。 誘引突起を支える担鰭骨は非常に短く、前端は皮膚に埋もれる。誘引突起の長さは種によってさまざまで、擬餌状体にほとんど飲み込まれた形になっているものから、体長の70%に達する長いものもある。擬餌状体の構造も多様で、属以下の分類形質として利用される。 発光バクテリアによる共生発光を行う擬餌状体に加え、オニアンコウ属の仲間は顎ヒゲに類似した独特な構造をもち、第2の生物発光器官として機能している。顎ヒゲは比較的単純な構造のものから、複雑な分岐を有するフィラメント状のものまでさまざまで、多数の発光器をその中に備えている。チョウチンアンコウ類の中では他にケントロプリュネー科の仔稚魚が顎ヒゲをもつが、その構造は単純で発光器を欠き、成長とともに消失する。 背鰭と臀鰭の軟条数は通常3本で、他のチョウチンアンコウ類と比較して顕著に少なく、重要な鑑別点の一つとなっている。ごく稀に背鰭の軟条が4本、臀鰭は2あるいは4本の場合がある。胸鰭は13-19軟条、尾鰭は9本の鰭条で構成される。鰓条骨の本数も非常に少なく、通常は4-5本である。蝶形骨によく発達した突起をもつ一方で、方形骨・関節骨の突起を欠く。鰓蓋骨は二股に分かれ、下鰓蓋骨は非常に細長く、前縁にいかなる突起ももたない。Acentrophryne 属以外は前鰓蓋骨に1本以上の突起をもち、これは他のチョウチンアンコウ類には見られない特徴である。
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雌
雌
「雌」の例文・使い方・用例・文例
- 雌鯨
- 鳥の雌雄はしばしば色で区別できる
- 雌象
- 雌ブタ
- 雌花
- 雌ねじ
- 雌のクジャク
- 雌のキジ
- 私たちは雌牛と豚を飼育している
- その雌パンダは初めのうち雄を近づけなかった
- 雌のガチョウによいソースは雄のガチョウにもよい;一方に当てはまることは他方にも当てはまる
- 雌ヤギ
- 彼は生まれたばかりの雌のひよこと雄のひよこを選り分けるのに熟練している
- 雌のヌカカ類は人の血を吸う。
- 雄のヒヨコと雌のヒヨコをうまく識別する人
- 雌ジカの皮は雄ジカの皮よりも高額で取引された。
- 雌の若馬が放牧場を走っていた。
- パパイヤは雌雄混株の植物だ。
- その雌のトラは2匹の子供を産んだ。
- 産卵期のサケの雌は生まれた流れを目指して川をさかのぼる。
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