卵とは? わかりやすく解説

かい〔かひ〕【卵/殻/×稃】

読み方:かい

《「貝」と同語源》たまご。また、たまごの殻(から)。かいご。

「—のうちに命こめたる雁(かり)の子は君が宿にてかへさざるらむ」〈宇津保・藤原の君〉


かい‐ご〔かひ‐〕【卵】

読み方:かいご

《「かい」は殻の意》小鳥などの、殻のついたままのたまご。

うぐひすの—の中にほととぎすひとり生まれて」〈万・一七五五


たま‐ご【卵】

読み方:たまご

虫・魚などの雌から産み出される、殻や膜に包まれ球形のもの。孵化(ふか)すると子になる。卵(らん)。「—を産む」「—がかえる」

(「玉子」とも書く)の卵。鶏卵

まだ一人前ならない人。修業中の人。「学者の—」

物事起こりはじめ。未成熟なもの。「台風の—」

[下接語] 泡雪(あわゆき)卵・磯巻(いそま)き卵・煎(い)り卵・落とし卵寒卵・金(きん)の卵・コロンブスの卵・地(じ)卵・種卵・生(なま)卵・半熟卵牡丹(ぼたん)卵・茹(ゆ)で卵

卵の画像
卵の画像

らん【卵】

読み方:らん

[音]ラン(呉)(漢) [訓]たまご

学習漢字6年

[一]ラン〉たまご。「卵黄卵管卵生卵巣卵白鶏卵産卵排卵孵卵(ふらん)・抱卵累卵

[二]〈たまご〉「卵色地卵(じたまご)・生卵(なまたまご)」


らん【卵】

読み方:らん

生物の雌がつくる配偶子精子受精して個体をつくる。動物では発生必要な栄養分として卵黄含み丸く大きい。卵細胞卵子


同義/類義語:卵子, 卵細胞
英訳・(英)同義/類義語:egg, ovum

生物有性生殖作られる異形配偶子のうち、大きく運動能力のない方の総称

たまご 【卵・玉子】

ふつう単に卵といえば鶏卵をいうことが多い。西洋では宇宙原初状態を宇宙卵(Cosmicegg)といい、錬金術でも宇宙霊が封じこめられている混沌カオス)を卵に表現させるギリシア神話には、女神巨蛇姿の男神犯され変身して宇宙卵産んだ話がある。エジプト神話では、鵞鳥産んだ金の卵から太陽神ラー生まれたとし、ヒンドゥー神話黄金卵から創造神ブラフマン梵天)が生まれたとする。生命再生を表す標章とする所もある。

作者松田解子

収載図書日本プロレタリア文学22 婦人作家集 2
出版社新日本出版社
刊行年月1987.10

収載図書松田解子短篇集
出版社創風社
刊行年月1989.10

収載図書女性
出版社沢田出版
刊行年月2005.8
シリーズ名松田解子自選


作者新津きよみ

収載図書憑き者
出版社アスキー
刊行年月2000.4
シリーズ名A-NOVELS


作者倉阪鬼一郎

収載図書夢見の家
出版社集英社
刊行年月2002.8


作者金堀常美

収載図書ジ・エキセントリック&オーディナリーテールズ
出版社新風舎
刊行年月2005.6
シリーズ名新風舎文庫


作者川端康成

収載図書川端康成片腕文豪怪談傑作選
出版社筑摩書房
刊行年月2006.7
シリーズ名ちくま文庫


作者平山夢明

収載図書東京伝説 溺れる街の怖い話
出版社竹書房
刊行年月2007.5
シリーズ名竹書房文庫


作者石田千

収載図書部屋にて
出版社角川書店
刊行年月2007.6


作者Anon

収載図書アドルフの夢
出版社ブイツーソリューション
刊行年月2008.4
シリーズ名V2文庫


卵―2312年

作者田中啓文

収載図書ネコノメノヨウニ...
出版社集英社
刊行年月2001.7
シリーズ名集英社スーパーダッシュ文庫


作者三島由紀夫

収載図書三島由紀夫短篇全集
出版社新潮社
刊行年月1987.11

収載図書決定版 三島由紀夫全集 19 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.6


作者村上龍

収載図書トパーズ
出版社角川書店
刊行年月1988.10

収載図書トパーズ
出版社角川書店
刊行年月1991.11
シリーズ名角川文庫

収載図書とおくはなれてそばにいて村上龍恋愛短編選集
出版社ベストセラーズ
刊行年月2003.12


作者庄野潤三

収載図書絵合せ
出版社講談社
刊行年月1989.6
シリーズ名講談社文芸文庫


作者佐佐木邦子

収載図書
出版社中央公論社
刊行年月1990.1


作者夢野久作

収載図書夢野久作全集 3
出版社筑摩書房
刊行年月1992.8
シリーズ名ちくま文庫

収載図書新・ちくま文学 2 奇想天外
出版社筑摩書房
刊行年月1994.10

収載図書推理作家になりたくて―マイベストミステリー 第5巻
出版社文藝春秋
刊行年月2004.2

収載図書マイ・ベスト・ミステリー 5
出版社文藝春秋
刊行年月2007.11
シリーズ名文春文庫

収載図書思議いっぱいあふれだす!
出版社くもん出版
刊行年月2007.12
シリーズ名読書たのしくなるニッポン文学


作者森瑤子

収載図書東京発 千夜一夜
出版社朝日新聞社
刊行年月1996.5
シリーズ名朝日文芸文庫


作者伊集院静

収載図書昨日スケッチ
出版社講談社
刊行年月1996.10


作者皆川博子

収載図書少年
出版社徳間書店
刊行年月1999.10


読み方:たまご
【英】:Egg

卵を使ってジャグリングすることもできる失敗する事は許されないわけで、その分客に対すインパクトは強い。

その独特の形状表面ざらざらした感触、そして重心流動的に動く性質から、普通のボール比べればなれないと少しやりづらい。さらに難しいのは卵をキャッチしパターンを終わるとき。(卵を落としたくないなら終わるしかない。)2つの卵が激しくぶつかると割れてしまうので、最後の卵は指先の方で、クッション利かせて受け取るようにする。

練習ではゆで卵を使うと良い。よく考えると見た目は全く同じなのでショーでこれを使っても客にはばれない気もする。どうせ生卵でやるのなら最後に割って見せて本物である事を証明して見せるのがいいだろう

一度見たことがあるのが、トーチフライパンと卵でカスケードをし、最後にフライパンの上に卵を割って落とし、下からトーチの火であぶって目玉焼き作るという芸。発想ユニーク面白かった


読み方:たまご

  1. 握飯。〔第六類 器具食物
  2. 握飯を云ふ。
  3. 握り飯のこと。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/18 09:45 UTC 版)

(たまご、らん、: Egg/Spawn)とは、動物卵細胞が未受精、または受精し胚発生が進行した状態で体外(外環境)へ産み出される雌性の生殖細胞と付属物の総称である。玉子(たまご)とも書かれる場合もある。




「卵」の続きの解説一覧

卵(特別な名称無し)(1、3)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 22:47 UTC 版)

半熟英雄」の記事における「卵(特別な名称無し)(1、3)」の解説

アルマムーン王国に伝わる卵。1作目では4種モンスターの城に攻め込んで勝利したモンスター達のお祓いをどの順番受けたかによって召喚されるエグモンが回復した変化する明確に表示されていないが卵には数種類あり、同じ順番お祓い受けても卵の種類ごとに出てくるエグモンは異なる。各将軍ごとに種類固定

※この「卵(特別な名称無し)(1、3)」の解説は、「半熟英雄」の解説の一部です。
「卵(特別な名称無し)(1、3)」を含む「半熟英雄」の記事については、「半熟英雄」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:02 UTC 版)

読み

名詞

  1. ランなどの雌の生殖細胞
  2. たまご)特に、食料として一般的である、の卵。鶏卵
  3. たまご将来かになる見込みはあるが、まだ一人前でないもの。

類義語

翻訳



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「卵」の例文・使い方・用例・文例

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