じゅう‐しん〔ヂユウ‐〕【重心】
重心(点)
クルマの各部分に働いている重力が、見かけ上、その一点に集まって作用する点をいう。各部分に働く、重力による重心まわりのそーメントの合計はゼロになり、クルマの運動は重心の運動と重心まわりの回転運動からなると考えることができる。重心の位置は、クルマの運動特性に大きな影響があり、重心の前後位置はステア特性に影響し、前方寄りにあればアンダーステアの、後方寄りにあればオーバーステアの要因となる。また、横風安定性においても、横力着力点との位置関係で前寄りにあれば空力的に安定となる。重心高さは、ローリングモーメント、ピッチングモーメントの主要因となる。横方向位置は比較的対象であるが、乗員や積載の左右差があれば、旋回特性の左右差につながる。
重心 (Center of Gravity)
重心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 04:44 UTC 版)
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重心(じゅうしん、center of gravity[1])は、力学において、空間的広がりをもって質量が分布するような系において、その質量に対して他の物体から働く万有引力(重力)の合力の作用点であると定義される点のことである。
なお、質量中心(しつりょうちゅうしん、center of mass)としばしば混同されるが、重力が一様でない場合には一致しない場合があるため、厳密には異なるものである。当記事では、特に断りのない限り、重心と質量中心を同じものとして説明する。
一様重力下で、質量分布が一様である(または図形の頂点に等質量が凝集している)とき、重心は幾何学的な意味での「重心」(幾何学的中心)と一致する(より一般の状況における重心は非一様場における重心の項を参照)。
概要

図形の「質量中心」は、そのまわりでの一次モーメントが 0 であるような点である。数式を用いて書けば、図形 D に対して、点 g が D の重心であるとは、次が成り立つことである。
脚注
注釈
- ^ 遠心力は「見掛けの力」であるため
出典
関連項目
重心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 03:56 UTC 版)
弓が重さで釣り合う点で、弓元から毛の1/3くらいの場所になる。
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重心
「重心」の例文・使い方・用例・文例
- 重心
- 重心と剛心が一致すると偏心は0になる。
- 低重心ヘッド
- それは重心の位置が低い。
- 平衡[重心]を保つ[失う]; 平静を保つ[失う].
- 重心.
- 【物理学】 浮心 《浮体の重心》.
- 【物理学】 重心.
- 彼は重心を片方の足からもう一方の足に移した.
- 重心をとる
- 重心を保つ
- 重心を失う
- 低い重心を持つさま
- 風と海は3本の直交軸に沿って船の重心を動かすかもしれない
- 重心(特にまたは重心の通過)の、あるいは、重心(特にまたは重心の通過)に関する
- 浮いている物の重心
- 体の重心をを一方の側に寄せて射切ること
- 船舶の重心を定める傾斜試験という試験
- 平面図形の重心
- 人口面でみた,地域の重心
重心と同じ種類の言葉
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