ベクトル【(ドイツ)Vektor】
ベクトル
ベクトル
- ベクトルは,行ベクトルと列ベクトルという二つの表し方がある。
一般に,列ベクトルを基準にすることが多いので, のように表記される。
' は転置( 行と列を入れ替えること )を表す。
- スカラーとベクトルの積は,各要素の定数倍を要素とするベクトルである。
- 要素数が同じベクトル同士の和( 差 )は以下のようにして定義される。結果はベクトルになる。
- 要素数が同じベクトル同士の 内積 は以下のようにして定義される。結果はスカラーになる。
- 要素数がそれぞれ m,n 個のベクトル同士の 外積 は以下のようにして定義される。結果は m × n 行列になる。
スカラー,ベクトル,行列について
ベクトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 09:23 UTC 版)
ベクトル(独: Vektor)またはベクター(英: vector)
- ^ JISZ8301 2008.
- ^ JIS Z8301:2008 付属書I(規定)数値・量記号・単位記号・式 G.6.2.2 英語の語尾に対応する長音符号の扱い b)表G.3より66/110ページ
- ^ ダニエル・フライシュ 著、河辺哲次 訳『物理のためのベクトルとテンソル』岩波書店、2013年、1頁。ISBN 978-4-00-005965-7。
- ^ DirectXMath Library structures - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ Vector3D Struct (System.Windows.Media.Media3D) | Microsoft Docs
- ^ Vector Type (HLSL) - Win32 apps | Microsoft Docs
- ^ ベクトル型 (DirectX HLSL) | Microsoft Docs
- ^ Data Type (GLSL) - OpenGL Wiki
- ^ Vector Data Types | OpenCL 1.1 Specification | Khronos Group
- 1 ベクトルとは
- 2 ベクトルの概要
- 3 数理科学
- 4 数理科学以外の用例
ベクトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 15:32 UTC 版)
35s は、3つまでの実数要素を持つベクトルを扱うことができる。1つのベクトルはスタックあるいはあらゆる変数に1つの値として格納される。そして、様々な関数によって処理される。ベクトルは角括弧 [ から始め、ベクトルの要素の値をコンマ , によって分離することによって入力される。ベクトルはスカラーによって加算、減算、乗算、除算することができる。同じ次元の2つのベクトルは、加算されたり、減算されたりする。そして、内積を得るために乗算もされる。ABS 関数は、ベクトルの大きさを返す。外積は利用できない。ベクトルから個々の要素を抽出するための関数も存在しない。しかし、これらはユーザーによって容易に計算することができる。 ベクトルは、3つまでの実数を一緒に格納するという単純な使い方もできる。それによって、電卓のストレージ容量を増大することができる。けれども、より複雑になり、速度も低下する。HP はこれを可能にする 35s のためのプログラムコードを配布してきた。
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ベクトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 08:31 UTC 版)
零ベクトルの擬似逆行列は転置された零ベクトルである。零ベクトルでないベクトルの擬似逆行列はそのベクトルの大きさの2乗で割られた、随伴ベクトルである: x + = { 0 ∗ ( x = 0 ) , ( x ∗ x ) − 1 x ∗ ( x ≠ 0 ) . {\displaystyle x^{+}={\begin{cases}0^{*}&(x=0),\\(x^{*}x)^{-1}x^{*}&(x\neq 0).\end{cases}}}
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ベクトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:02 UTC 版)
「ムーア・ペンローズ逆行列」の記事における「ベクトル」の解説
零(すべてゼロ)ベクトルの擬似逆行列は、転置された零ベクトルである。非零ベクトルの擬似逆行列は、共役転置ベクトルをその2乗の大きさで割ったものになる。 x → + = { 0 → T , if x → = 0 → ; x → ∗ x → ∗ x → , otherwise . {\displaystyle {\vec {x}}^{+}={\begin{cases}{\vec {0}}^{\textsf {T}},&{\mbox{if }}{\vec {x}}={\vec {0}};\\{\dfrac {{\vec {x}}^{*}}{{\vec {x}}^{*}{\vec {x}}}},&{\mbox{otherwise}}.\end{cases}}}
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ベクトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 09:03 UTC 版)
ノルムが定義されたベクトル空間のベクトル v に対し、それにノルムの逆数 ‖ v ‖−1 を掛けてノルムを 1 のベクトルにすることを、正規化という。 なお、数学的なベクトルでなく、情報科学分野で数列を意味するベクトルの正規化は、この意味での正規化ではなく、後で述べる数量の正規化の意味になる。多変量データをベクトル空間に表した場合などはどちらの意味にもとれ、結果が定数倍違うので、注意が必要である。
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ベクトル
出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 11:47 UTC 版)
語源
名詞
類義語
対義語
翻訳
- イタリア語: vettore 男性
- 英語: vector
- オランダ語: vector 男性
- カタルーニャ語: vector 男性
- スウェーデン語: vektor 通性
- スペイン語: vector 男性
- スロヴェニア語: vektor 男性
- チェコ語: vektor 男性
- 中国語: 矢量, 向量
- 朝鮮語: 벡터
- デンマーク語: vektor 通性
- ドイツ語: Vektor 男性
- ハンガリー語: vektor
- フィンランド語: vektori
- フランス語: vecteur 男性
- ヘブライ語: וקטור 男性
- ボスニア語: Vektor 男性
- ポルトガル語: vector 男性
- ラトヴィア語: vektors 男性
- ロシア語: вектор 男性
「ベクトル」の例文・使い方・用例・文例
- 波数ベクトルの方向を求める
- ベクトル解析.
- バクテリオファージから作られ、遺伝子または遺伝子断片のクローンを作るのに用いられる大きなベクトル
- 明らかに誘導されたベクトル
- (特にベクトルの)平行だが反対方向を向いた
- 逆平行ベクトル
- 電場または磁場の所与の点における(単位質量または単位容量または単位磁極での)それらの場によって出される全ての力のベクトル和
- ベクトルの概念の一般化
- 2つの別のベクトルの積であるベクトル
- 2つのベクトルの積である実数(スカラー)
- 2つあるいはそれ以上のベクトルの和であるベクトル
- ベクトルとベクトル空間の理論を扱う代数の一部
- ベクトル空間の分析
- 細胞に遺伝子を届けるためのベクトル
- レトロウイルスを使用する変換ベクトル
- 二つの物体の速度のベクトルが一直線上にない衝突
- ベクトルの空間分布を導きだすための関数
- 数学で,列ベクトルという行列
- ベクトルという,力や速度の大きさと向きを有する量
- 力や速度のベクトルを分解する
ベクトルと同じ種類の言葉
- ベクトルのページへのリンク